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2014年8月14日 (木)

チャイニーズも夏はサッパリ仕上げで

Ebiitame


実家の事情で4月から3カ月以上もパリを留守にしたので(料理教室の皆さまには本当にご迷惑をおかけしました。9月から再開、でも10月はお休み。その後年末まではいつでもOK,1月はお休み。勝手なスケジュールですみません)、この夏は完全にパリに残留しております。

で、と~っても困っているのが毎日の買い物で、近所のスーパーまで2週間も休みなのです。今秋までは近くのマルシェに生産者の八百屋さんが店を出してるけど…。

肉屋も普段買う店はアウト!で営業している店で高くても(そして気に入らなくても仕方なく)買うしかない。もちろん、新鮮な魚なんて最初っからあきらめてますの。

Ebi


そんな中で活躍しているのが冷凍のエビです。中華スーパーで買うと冷凍専門店Pと比べると、ものすごく格安です。Pだと頭がついていますが、別に普段のオカズに頭を使わなくても構わないのでね。

サイズも色々あり、冷凍状態も良さそうです。

今日、ご紹介するのは塩味炒め。グリーンピースも入れました。季節じゃないけど、さっき書いた八百屋さんの新鮮なモノは甘味が強くて皮も柔らかい、旬の味がしますのでね。

で、夏さっぱりのポイントは本格中華に欠かせないプロセス「油通し」=ぬるめの油で材料に軽く熱を通す下処理のかわりに、さっと湯がくこと。海老の下味は塩胡椒+片栗粉だけで、油通しの時みたいに卵白も使いません。

 グリーンピースも小玉ねぎも木クラゲも、グリーンピースも全部さっと湯がいてから、さっと炒め合わせて合わせ調味料をそそいで、ちょっとの水溶き片栗粉でつなぐだけ。

 あ、夏らしい仕上げのもうひとつのポイントは合わせ調味料に酢を加えるの。さっぱりキリットした味になります。

 こってり味が好きな私には少し物足りない仕上がり?とも言えますが、この季節夏バテ気味の夫には好評ですし、多分かなりカロリーダウンできるはずです。

 家族の好きなオカズは一年中何度も作るのは当然ですが、季節や体調によって少し工夫する、「愛情ごはん」には欠かせないコトですね。

 

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2014年3月28日 (金)

はじめての豆ごはん

Photo_3盛り付けがいい加減でゴメンナサイ。この季節にオイシイ豆ご飯でございます。

実家の父もウチの夫も好物なので、我が家では春になると豆ご飯が何度も登場しまして、季節を実感できるなぁ、なんて思っていたんですが…。

先週から料理教室でグリーンピースを何回か使用したんですが、「さやつきグリーンピース初めて」の方が殆どで驚きました。

グリーンピースはむいてあるのを使ったという方がおひとり、あとは冷凍か外で何かに入っていたのを食べたことがあるだけ。

そう、チャーハンとかチキンライスに缶詰みたいなグリーンピースが入っているって味じゃなくて彩りのためかな?ちっとも美味しくないですよね。で、みなさんグリーンピースって嫌いみたいだったの。

で、キチンとさやから自分で豆を取りだして煮込んだり、料理に加えたり、そしてほとんど主役、の豆ご飯にして食べてみたら、その甘味、香りにビックリ。そう、グリーンピースっておいしい、春の野菜なんです。

 日本ではあんまり見かけない珍しいフランスの野菜も、積極的に使いましょう、といつも料理教室でお話しているんですが、グリーンピースもお馴染みじゃ無かったとは、私の不勉強だったのかもしれませんね。他にもそんな野菜がありそうですので、これからは気を付けて、皆さんと料理していきましょう。

Photo_4はじめて、といえば先日は、生徒さんの「丸ごとの魚、三枚おろし初体験」教室。

豆ご飯と共に召し上がったのはスズキのアラ汁。

少々魚のおろし方が上手じゃない=骨に身がたっぷり付いた美味しいアラ汁が出来るわけで…。

大きなスズキが自分で丸ごと調理できる???と最初は不安でも、一回作ってみれば、次からもどんどん上手になりますからね。

こんな、「オマケ」の美味しいアラ汁がつくのも嬉しいでしょ?

 みなさんのお母様と同年代の私=長いこと料理している分、失敗経験も豊富=失敗を防ぐ、失敗してもそれを利用して美味しく作る方法も知っています。安心して、初めての素材、料理に挑戦して下さいね。

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