チャイニーズも夏はサッパリ仕上げで
実家の事情で4月から3カ月以上もパリを留守にしたので(料理教室の皆さまには本当にご迷惑をおかけしました。9月から再開、でも10月はお休み。その後年末まではいつでもOK,1月はお休み。勝手なスケジュールですみません)、この夏は完全にパリに残留しております。
で、と~っても困っているのが毎日の買い物で、近所のスーパーまで2週間も休みなのです。今秋までは近くのマルシェに生産者の八百屋さんが店を出してるけど…。
肉屋も普段買う店はアウト!で営業している店で高くても(そして気に入らなくても仕方なく)買うしかない。もちろん、新鮮な魚なんて最初っからあきらめてますの。
そんな中で活躍しているのが冷凍のエビです。中華スーパーで買うと冷凍専門店Pと比べると、ものすごく格安です。Pだと頭がついていますが、別に普段のオカズに頭を使わなくても構わないのでね。
サイズも色々あり、冷凍状態も良さそうです。
今日、ご紹介するのは塩味炒め。グリーンピースも入れました。季節じゃないけど、さっき書いた八百屋さんの新鮮なモノは甘味が強くて皮も柔らかい、旬の味がしますのでね。
で、夏さっぱりのポイントは本格中華に欠かせないプロセス「油通し」=ぬるめの油で材料に軽く熱を通す下処理のかわりに、さっと湯がくこと。海老の下味は塩胡椒+片栗粉だけで、油通しの時みたいに卵白も使いません。
グリーンピースも小玉ねぎも木クラゲも、グリーンピースも全部さっと湯がいてから、さっと炒め合わせて合わせ調味料をそそいで、ちょっとの水溶き片栗粉でつなぐだけ。
あ、夏らしい仕上げのもうひとつのポイントは合わせ調味料に酢を加えるの。さっぱりキリットした味になります。
こってり味が好きな私には少し物足りない仕上がり?とも言えますが、この季節夏バテ気味の夫には好評ですし、多分かなりカロリーダウンできるはずです。
家族の好きなオカズは一年中何度も作るのは当然ですが、季節や体調によって少し工夫する、「愛情ごはん」には欠かせないコトですね。
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