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2012年10月

2012年10月31日 (水)

料理教室、肝心なことを書き忘れました。料金

 きょう、お二人から質問を受けました。

「で、講習料はいくら???」

肝心なことを書き忘れてたんですね、失礼いたしました。

実際に作って頂くので、最大でも4人、まあ2~3人で1回が丁度良い人数だと思います。

その中で、キッチンと基本調味料を提供して頂く方の受講料は無料です。

 

特にお掃除など気にすることはありませんが、食べたまんまの皿や鍋が流しに山積みはダメですよ~。

 鍋などの調理道具、食器も使わせていただきます。

 そして、他の参加者の方はおひとり20ユーロです。

 もし、お友達などを呼ばずに個人教授の場合はおひとりでも20ユーロです。

また、たとえば、マルシェ探検隊(?)や食材店などの探検だけで、調理の無い場合は2時間を目安に全員おひとり10ユーロ。途中でお茶したら割り勘です。

 マルシェで買い物もして、さらに調理となると、料理の数はせいぜい2種類位になるでしょうから、一度はマルシェの買い物の仕方を覚え、その後は前もって材料を用意して頂く方が、調理の時間がたっぷり取れますね。

 スーパーで材料が調達出来る場合も、わたくしがメールで材料をご連絡するので買っておくことが出来ます。

 

 メニューも作りたい料理を一緒に考えましょう=申し込みは3週間ほど前までにお願いします。

 和食は普段のおかず(本格懐石料理などはナシ)、フレンチ、イタリアン何でもご相談ください。インターネットなどでご覧いただくとお分かりですが、わたくしのイタリアンはどちらかというと北部イタリアの地方料理が得意。現地のマンマに2年半教わった家庭の味です。

 まだ、ご質問がありますか?

料理教室に関するお問い合わせ、お申し込みはコチラへ

 noashiodaparistokyo@yahoo.co.jp

 

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料理教室 好評です

 先日さっそく料理教室開催、好評で来月も同じメンバーで申し込んで頂いてます。

 ある友人にはノアさんの「押しかけ料理教室」と名付けて頂きました~。

 まさに、その通りですね、どんどんお宅に伺います。

 で、この間の教室では、マルシェの魚屋さん初体験 (魚屋での注文の仕方、魚の名前、下ごしらえの頼み方など)

 八百屋での買い物のおさらい。

 を近所のマルシェで済ませてから、Aさんのお住まいへ。2歳のチビさんがいるけれど、お母さんが外出でベビーシッターさんと過ごすより、ママとそのお友達+オバサンが家で料理する方が良いでしょ?

 

 まず、サバの2枚おろしから。 いつもは切り身になっている冷凍のサバを使うBさん,ちょっと緊張しますか?あのね、一番の秘訣は「日本の魚屋さんみたいに上手じゃなくて当然」と思うことですよ。

 魚をおろすのに特別な包丁が必要?なんてこともなく、普段の包丁でふたりとも無事に終了。なかなか上手です。実際にやってみると簡単でしょ?

 骨のない方はしっかりとしめてしめサバの用意。骨付きは味噌煮を作りました。

 そして、次は牡蠣の開け方です。

 せっかくパリに住んでいるのですから、白ワインに殻付き生ガキなんて食べたいですが、レストランに行くのはもったいないし、お子さんの留守番も考えなきゃならない→自分で作れば簡単安上がり。

 基本はおウチにある道具ですが、こればっかりは牡蠣用のナイフを買った方が簡単、安全。1000円もしないものですから。

 プロのエカイエ(牡蠣むきの職人さん)の向き方だと、初心者はコワイ、のでノア流の向き方です。ぜったい安全、だれでも簡単。

  普通の料理教室だと、先生のおウチで食べてお腹いっぱい、晩ごはんを作るのがメンドウなんてことになりますが、私の教室は「作ったものは今晩のおかず」と考えているので、少しだけ味見。

 ここまでして、すこし作り方の説明を補足、でおおよそ3時間で終わりました。

AさんもBさんんも、その後キチンと復習して、質問メールも下さり、なかなか優秀です。で、次回のメニューを相談しているところ。

 あなたも興味があったら連絡くださいね。ただし、地域限定(あんまり遠くに行くのが得意じゃないのゴメンナサイ)で、パリ市内とブローニュにお住まいの方限定です。

 ま、もしかすると里帰り中に限り東京都内も...。

 連絡先は

 noashiodaparistokyo@yahoo.co.jp

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2012年10月26日 (金)

料理教室、連絡先です

すみません、海外からだと書き込みできないことを忘れてました

こちらにメールをお願いします。

    noashiodaparistokyo@yahoo.co.jp

よろしくお願いします。

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家庭料理こそ失敗できない、だから料理教室はじめました

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ひゃ~っ、ガッカリです。せっかくの魚料理、最後の最後の盛り付けで魚の切り身をこわしちゃった!

 付け合わせのジロール茸の香りもよく、キチンと魚のあらでダシを取ったソースも良い加減。

それなのに、なのに、最後の瞬間に魚の身崩れ。泣きたい

とはいえ、おウチの普段着ごはんでは、余分の材料をかっているわけでなし、この程度の失敗なんて、捨てるとか、別の料理を作るほどでもない、単なるザンネンですから、このまま食べるしかありません。

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失敗の原因は簡単なウッカリでした。

ソースにクリームを加えるため、魚はライトに仕上げようと、蒸すことにしました。

ソテーだったら、まず盛り付けで表になる方から焼きつけるので、写真の向きにフライパンに置くのですが、蒸す場合は「途中で裏返さない」ことを考えなかった!

で、盛りつける瞬間に裏返そうとして崩れちゃったの(涙)。ネ、こんな小さなことから失敗は起こるのです。

 毎日のご飯作りの経験も、そして皆さんにお教えしたり(テレビでもラジオや雑誌でも)、料理本も20冊近く作ってきてすら、こんな失敗をしちゃう。

 まだ慣れてない、わかい奥さまたちに悲劇を味わせたくないのです(大げさだね...苦笑)

 で、料理教室を始めました。

 普段のごはんを美味しく、そして失敗しないようなコツをお教えします。

 「ノアさんと料理」教室です。普通のお教室と違うのは、みなさんが我が家に来るのではなく、わたくしがお宅にうかがうこと。

 お友達をひとりかふたり、誘ってくださいませ。

 で、お申し込みの際にメールで何を作るかご相談。調理道具、盛りつけのお皿も全部、お宅のモノで作ります。

 

 いままで、料理教室に通っていらっしゃる方にずいぶんとインタビューさせて頂いたんですが、多くのお話では

 「先生のお宅で、先生が作るのを見て、美味しく食べて、レシピをもらって帰るけど、実際には作ることは殆どナイ」

 なぜなら

「だって、先生みたいな道具もないし、ステキな食器も持っていない。家族の好みの料理ばかりじゃないもの~」

 これじゃ、もったいないでしょ?さらに、こんな意見も

「マルシェで買い物してみたいけど、どんなふうに買ったらよいか分からない。魚屋さんや肉屋も入りづらい」

 はい、わたくしにお任せ下さい。せっかくパリに住み始めたアナタ、おいしい食材も買いましょう。たまには珍しいモノも食べてみよう。

 怠け者のわたくしなので、こちらからスケジュールとかは作っていません。

 ブログにメルアドと一緒に書き込みの形で、ご質問などうけたまわります。

 

 あ、書き忘れました。

 さっきも書いたようにレシピを用意しちゃうと、みなさん安心しちゃうので、お渡しいません。その場でメモして頂きます。で、ご自分でレシピを書こうとして分からなくなっちゃったり、作ってみて疑問点があれば、1か月以内は何回でもメールでご相談を受け付けます。(期間を設定したのは、絶対にその期間に復習して頂きたいからです)

みなさんの、ご意見とお申し込みをお待ちしてます。

 もうひとつ、忘れてました。

 時間帯は基本午前中から、そしてパリ市内とブローニュまでにお住まいの方が対象です。

 

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2012年10月18日 (木)

秋だから焼き菓子 甘いものが続きます

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前回は「猫でも出来そう」なくらい簡単なロールケーキの作り方を書きましたが、作っていただけたでしょうか。

 ロールケーキだと生地が分厚い必要がないので失敗も少ないはずなんですが。

それでも、メンドウと思われた方にはマドレーヌをどうぞ!

ただ、マドレーヌを作るには型を持ってなきゃいけない=買うとお金がかかるのが問題なんですよね。

パリに来て、こんなシリコンのケーキ型が1000円以内で買えるのに感動、2枚も買ってしまいました。当時の日本では3000円もしたんですが、シリコンばやりの今日この頃、少しは安くなったかしら?

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きょうのマドレーヌはマロングラッセのかけらが入って、秋の味。そう、この間のロールケーキで余っちゃったの。

 このマドレーヌ、きょうお世話になった方の手土産に使う予定なのです...。

昨年のダイエット大成功に気を良くして、最近どうも食べ過ぎ=リバウンド気味なのに甘みが欲しい。せめてお菓子作りの良い香りで、欲望を解消しましょう。

マドレーヌの配合は基本的に粉、バター、砂糖、玉子(1個50g弱で考えて)が同量、でもバターだけ1割位控えた方がヘルシーかな。

 玉子をふんわり泡立てた中に小麦粉とベーキングパウダー、溶かしバターを加えるだけです。好みでバターを少し焦がし加減にする(その時は濾してから加えてね。黒いブツブツみたいなのが入ると感じ悪い)、オリーブオイルでヘルシーにも出来るし。粉に抹茶や、ココア、スパイスを加えてもOK。砂糖を少し減らしてハチミツにするとしっとりが長持ちします。

 上手に作るコツはたったひとつ!生地が出来たら最低1時間は寝かしてから焼くこと。前日に作っておいても大丈夫。

 そうしないとマドレーヌ独特のプックリお腹にならないのです。

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今日はあまった生地を無印良品の猫のケーキ型(友人が日本からお土産に持ってきてくれたの。ウレシイ~)に入れて焼いてみました。

 ネ、猫がみんなプックリなお腹になってるでしょ?

 猫もマドレーヌもお腹がぺったんこだと可愛くないのよ。

お腹をひっこますのに悩んでいるワタシ=おばさんと正反対です。

 

 最近パリのビストロで、食事が終わると焼きたてマドレーヌをサービスしてくれる店が増えましたが、生地を前もって作っておき、時間差で焼けば簡単にできますもんね。で、お客は焼きたてマドレーヌに感激。イイことばかりの簡単ケーキです。

 ね、これならもっと簡単。作ってみてください。少し涼しくなったこの季節、キッチンにただよう焼き菓子の香りはたまりませんよ。

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2012年10月15日 (月)

簡単、秋のロールケーキ

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きょうは友人宅のランチに招かれ、デザートを持参しました。

秋らしいマロンのロールケーキです。すっごく簡単なので、多分ウチの猫でも作れるんじゃないかと思う(???)

 わたしはキチンとしたケーキ作りはしない(出来ない)ので、こんな簡単レシピです。

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卵白3個分に塩一つまみ入れて泡立てる。けっこう泡立ったな~っ、と思ったら砂糖を大匙3杯より多め位入れて、もう少し泡立てます。

卵白を泡立てる=卵黄が残ってるから、加えて混ぜちゃう。

シフォンケーキ、とかマカロンって卵白ばかり使って卵黄が余ると困っちゃうものね。

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小麦粉半カップにコーンスターチを大匙2杯混ぜて、ふるいながら加えます。いわゆる製菓用の粉ふるいでなくて、こんな万能ザルで十分。

そこにバター大匙1杯分。固いバターを大匙で量るのはムリ。って、当然ですが、料理の本などでは書いてあるので、頑張る読者も多いらしい。大き目のキャラメル大というかテキトーに自分の目分量でね。

 で、このバターを小さな容器に入れてレンジで溶かして生地に加えます。バターはすぐ溶けるので注意!

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ウチのちいさなオーブンは普通の日本サイズ(いわゆる電子レンジオーブンと同じ)。天板にオーブンペーパーを敷いて生地を平に伸ばして180度で14~5分。

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温かいうちにぐるっと大き目に巻いて、生地にクセを付けて置く。

S011_2生地を焼くのに卵白を泡だてたから、もうコレ以上面倒なことは止めたい。なら、生クリームを泡立てる代わりにマスカルポーネチーズを使ってしまいましょう。多少高くつくけど、美味しいし。

この生地に普通のパック1個+マロンクリーム(缶入りで市販されてるフランス製。もしかすると正月の栗きんとんでも大丈夫かも)

今日は贅沢に刻んだマロングラッセも大量投入。

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たっぷりと生地にクリームを塗り広げたら、あ、そうだ。巻く前に生地に砂糖を煮溶かしたシロップにラム酒とかブランデーをちょっと加えたのを塗ると、出来上がりがしっとりします。

シロップはいわゆるホットケーキにかけるメープルシロップ位の甘さを目安にね。

で、くるりと巻きます。

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もう一回ラップかオーブンペーパーで巻きなおして冷蔵庫へ。しばらく置くと落ち着きます。で、切りやすいし、この写真は巻きたて=ちょっと平べったくなってるのも、巻きなおす時にキチンと直して...。

 写真が多かったのでメンドウな感じがしますか?

でも、クリームは材料を合わせるだけだし、量りも不要だし。で、フルーツやソース(本日は塩キャラメル)で、飾れば堂々のデザートが、猫程度の技術で作れます。簡単保証付き。不器用なわたくしでも出来るんだから~。

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2012年10月 8日 (月)

今度は雷鳥! マニアックになってきたゾ

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きのうの早めの昼ごはんのメインディっシュはライチョウ(雷鳥、英語でもフランス語でもグルース)のソテーにしました。

 今年のジビエの初回は野生の鴨、続いて野生の鳩(普通の鳩はピジョン、山鳩はパロンブ)にしようかと思ってたところ、レストランSOLAで普通のハトの美味しいのを食べちゃったので...。

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いつもジビエを買うマルシェの店はオジサンが手際良く下ごしらえしてくれる上に、レシピも教えてくれます。

 雷鳥を召し上がったことの無い方も多いと思いますので...。

苦手な首を切り落とす前にパチリ、お顔はこんな感じ。大きさは鳩よりちょっと大き目で黒茶色っぽい。

この雷鳥、フランスでは禁猟(多分日本なんか天然記念物じゃなかったっけ?)なので、スコットランドから輸入されてます。正式にはエゾライチョウというらしい。

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オジサンのおすすめレシピはスコッチ風味のソテー。スコットランドの鳥だからスコッチウイスキーでフランべするというわけで、納得。

 

胸肉、とモモ各二個とレバー、砂肝、心臓だけに下ごしらえ済みに塩胡椒してオイルでソテー。

普通、こんな風に下ごしらえしてもらうと、残りのガラも貰って野菜と一緒にオーブンで焼く→ワインと少量のトマトペーストで煮込む→裏ごしてソースにすんですが、オジサンによるとライチョウはかなりクセのある臭いなので、お薦めしないとのことで、捨ててもらいました。

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はい、ここで上等のスコッチをふりかけてフランべです。

 わたしは現在はアルコールにとっても弱い状態ですが、以前は沢山飲んだし、今でも「お酒は何でも大好き」な、少量飲酒者。

 シングルモルトのスコッチも大好きで、特にボーモアという銘柄がお気に入り。

たしかこの前まで在庫があったはずで、アレでと思ってたら、残念なことに夫が飲んじゃってた~っ!仕方なく、この銘柄になりました。夫によれば、コレもそれなりに上等のスコッチウイスキーだそうです。

 鳥類はどれもそうですが、胸肉は火を通し過ぎるとパサパサ、モモはしっかり焼いた方が美味しいので、双方の焼き加減を合わせるのが調理のコツですが、雷鳥の場合、胸肉に比べて、モモがうんと小さいので両方をほぼ、同時に調理して、両方とも丁度良い=胸肉は中がバラ色、モモはこんがり 焼きあがりとなります。

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骨を使ったしっかりソースのかわりは、こんな簡単なソースで。

 肉を取り出した後のフライパンに室温に戻したバターたっぷりと、イチジクのジャムを入れて温めただけ。塩胡椒で軽く味を調えて...。

 お店で話してた時はグロゼイユ(黒すぐり?)のジェリーでとのことでしたが、お手製のイチジクジャムが美味しいので、こちらに。ジャムとコンポートの中間くらい、半割にしたイチジクがゴロゴロと入っています。ジビエには何か甘いものが相性ヨシ。

 付け合わせは、いつも常備してある(季節になると大量に買っておく)、アルデッシュ県の有機栽培の栗を温めて。

 この栗、殆ど味を付けずにホンワカ柔らかく蒸したものがビンに入っているの。アルデッシュは産地呼称AOPも認められる栗の名産地で、1年に数回そこの生産者がパリに出てくるので、その人から買うわけ。手間なしで、しかも自分で皮をむくより美味しい(ちょっと悔しい)ほど。

 はい、出来上がり~。

 確かに日本だとジビエの下ごしらえを頼める肉屋さんがいないと大騒ぎ、こうやって普段着おかずとして楽しめるのはパリで暮らしている特権かな?とも思いますが、ネットなどで頑張って手に入れて作ってみるのも面白いかもしれません。

 それこそ、日本ではレストランでジビエなんて食べたらワイン代も含めたら勘定が大変なコトになっちゃいますもの。ちょっと頑張ってみてください。


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2012年10月 6日 (土)

珍しく実名でレストランの話です

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以前集英社から出した本「パリをおいしく食べる法」でも、このブログでも、原則、わたくしはレストランや店の名前(もちろん、住所電話番号も)も出していません。

 わたしの勝手な意見を自由に述べさせて頂くため=お店に迷惑をかけちゃいけないですからね。

が、あんまりイイ店なので、今回のレストラン「SOLA」の名前を出しちゃおう!

しかし、そこはけっこう店には厳しい(自分の料理には甘いかも?)わたくしのこと、悪口過ぎたらゴメンナサイ。

 この店、若い日本人のシェフと料理人さんの活躍で、大評判、あっという間にミシュランの星を獲得して、予約も取りにくい店となりました。

 噂では味噌など日本の調味料を使ったちょっと和風なフレンチとのことで、わたしの趣味に合わないな~、と敬遠してたんです。

 でも、いつも出かけるマルシェで会うYシェフ(あちこちの雑誌などで見かけるので顔が覚えてた)が、実に良い感じなんです。

 私なんてレストランに伺ったこともないのに、毎週おなじマルシェで顔なじみっていうだけで「おはようございます」&爽やか笑顔だし。

 このブログでも何度も書いている、珍しい、おいしい野菜いっぱいで三ツ星レストラン御用達の八百屋でのエピソードでも彼の良いとこを理解して頂けると思います。

 この店、種類は多いけれど、その日の収穫で数が限られているモノもあるわけで、偶然わたしがお気に入りの紫カリフラワーを探していたら、店のオニイサンいわく「あそこの日本人シェフが全部持って行ったよ~。見てご覧」

 なるほど、これまた一時やたら評判だったパリの和食店のシェフが紫カリフラワーを大量にゲットしていました。ま、早い者勝ちですからしょうがない。

 ところが、その会話を聞いてたシェフが私に冷たい視線を投げつけてる「あんたみたいなオバサンと俺は違うんだ。店で使うんだかんね」というのがミエミエの態度で、自分の集めたカリフラワーを両手で覆って確保!!!!

 別に料理の腕と性格とは別の話だけど、こんなヒトが料理している店には行きたくないなぁと思ったモノでした。

 で、しばらくたった別の日、またまた紫カリフラワーを探していると、今度はYシェフが全部集めちゃった!アラ~ッ。で、彼の反応はこんな風でした。

 「これ、探してますか?どうぞ、要るだけ持ってってください」とニッコリ。

 はい、人間がイイというのは、こんな風に違いが出るんですね。

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やっぱり、どうしてもYシェフの料理が食べたくなりました。その週は満席、で1週間待ってランチ。ちなみに、昼も夜も「おまかせ」定食のみです。

 あんまり楽しくおいしく食べたので写真がほとんどないのが残念。

 

 で、料理もご紹介。ただ、どうもシェフの気まぐれで、その時々で変わるらしいので、あなたがもし来週出かけても別のモノになりそうなので、そのへんはご承知置きを!

 

 かぼちゃのスープ。コーヒーとクローブのふわふわ乗せ。カボチャにコーヒー?ですが、デザートっぽくならないのは塩味がしっかり目。で、一口だけだから丁度良い。

 

 一番最初の写真がその次のフォアグラ味噌風味、キャラメリゼ。ポレンタが横について、フォアグラもポレンタも上にコーンの素焼き。

 

 桃とメロンとオマール海老のサラダ+レモンバームのジュレ

 

 オマールエビのビスクスープ

 

 スズキのグリルに色々野菜(黄色と紫の人参、ベビーパースニップなど)添えにスモークした鱈風味のふわふわクリーム。

 

 帆立と小さな青ネギさやいんげんの素焼き

 

 メインが二番目の写真の鳩のグリル。添えてあるのがセップ茸ともう一種類の茸、生の牛蒡と栗のスライス、パースニップ、根セロリのピュレ

 

 

 

和風過ぎるのは私は好まないですが(和食なら和食で好きなんだけど。フレンチっぽい和食とか大嫌い)、結局和を取り入れたのはフォアグラくらいでしっかりフレンチを満喫の献立でした。

 

 野菜たっぷり、だけでなく鳩もしっかりボリュームがあったしね。ただ、まわりを見回すと、他のお客さんのは鴨だったり、牛肉っぽい(もしかしてイノシシ、鹿???)別の肉だったリ色々なのは不思議。

 

 わたしはその朝の買い物で「ひさしぶりに鳩でも」と迷って止めた=鳩を食べたい気分だったので、大満足でしたけど。焼き加減も良かったワ。

 

 あとで、シェフにお礼を言うついでに「何故ハト?」と質問したんですが、「なんとなく」とのお返事。多分私の顔に「ハト食べたい」と書いてあったのでしょうね。

 

 

 さて、褒め殺し状態の本日のブログでしたが、それでは終わりません。

 

 デザートはやっぱり大規模な二つ星、三ツ星レストランみたいなプロのパティシェが作ったようなものではないのは当然とはいえ、わたしの好みではありませんでした。もっと個性的な店らしい野菜とフルーツを組み合わせたタルトとかを期待したんだけど…。

 

 料理がいいだけに、ちょいと残念だったかな。

 

 それと、これまた仕方ないけど、シェフのクリエーション精神あふれる料理=珍しい野菜が何種類も使ってあるので、サービスの人がついて行けてないみたい。

 

 けっこう間違っちゃったり、こちらの質問に「少々お待ち下さい、聞いてまいります」を繰り返したり。

 

 忙しい時間に申し訳ないコトを聞いちゃったな、と反省すると共に、サービスのひともシェフと一緒に頑張ってね~。でも、フランス人の若い男性で、とっても日本語も上手、そしてイイ感じの人でした。

 

 長々とお付き合い頂きましたが、そんなわけで「SOLA」はお薦めのレストランです。

 

 皿数も多いので、ランチでも2時間くらいかかります。時間をかけて美味しくゆっくりと食べるには是非ためして頂きたい店です。店内はカジュアルなので特別にオシャレする必要がないのは「夫とデート」には淋しいかも...。

 

 また、行こう!

 

 

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2012年10月 1日 (月)

北海道の「カスベ」とは違うらしい。パリのエイ

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このあいだエイのひれの冷製を食べたのですが、あまりにもさっぱり、で現在の気分(秋だ!食欲モリモリ)と合わず、ノア流でもう一度つくりました。

レというのがエイでその羽=エールで、エールドレと呼ばれているエイヒレは魚屋で、しょっちゅう見かけるフランスの定番魚です。

東京育ちのわたしはもちろん日本で作ったことが無く、北海道で食べるカスベ=エイの一種の煮付けを食べたという記憶だけあって味は覚えていない状態です。

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これは一人前の切り身じょうになった状態で、ヒレの全体像はかなり大きいもの。長い辺は30センチ以上はある三角形で、みの分厚い所は4~5センチある、というのが標準(だと思う)。もっと大きなのも何回も見ました。

北海道出身の知人によると「カスベ」はアカエイとのことで、多分皮が茶色。レはグレーの皮にブチ模様があります。

写真の下端にチョコ~ッと皮が見えてるんだけど、コレは魚屋さんの取り残した部分で、普通は皮をキレイにむいてもらって買います。

実は細い筋のように軟骨に沿ってついていて、火が通るとラクに骨からはがせて食べやすい。味もゼラチンたっぷり、脂はなくてさっぱり白身、クセはまったく無い。

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さっぱり=ある意味物足りないわけで、フランス式の定番では溶かしバターに少し火を入れた、ノワゼット(ヘーゼルナッツの意味)状態にしたものをかける。ケイパーが入っていることも多いです。

昔は黒バターといってバターを焦がしたものをソースにしてたけど、コレは体に悪いということで、現在は軽く火を入れただけになったそう。

だと、正直言って「な~んか、もうひと味欲しい」感じがしちゃうんですよね。

で、わたしは白バターソースを作っています。これは、蒸した白身の魚とか、さっぱりした魚介類には何でも合うので、覚えていて!

 鍋にエシャレット(無ければ玉ねぎ)のみじん切りと白ワイン(飲み残しで、無ければワインビネガーを水で倍量に薄める)を小さい鍋で煮詰めます。

 写真を撮らなかったけど、ここでしっかりと煮詰めて下さい。ほとんど液体が無いくらいです。ワインの量と味によって酸味が決まる。

 そこに大量のバターを加えて混ぜれば、基本は出来上がり。バターは1センチ角くらいに切って室温に戻して置いて。上の写真を良く見ると鍋の左上にバターが残っちゃってる。コレ、ひと固まりだけ、大きな塊で入れちゃったからで、ダメダメよ。

 好みで塩胡椒ともしかしたら酢少々で味を調えます。今回は刻んだケイパーを加えました。

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付け合わせは季節のジロール茸をしっかり炒めて、茹でたさやいんげんを合わせた物を。

これは、夫がジロール茸が食べたい、というので買ったけど、前菜にするほどの分量も彼の胃袋の許容量がナイので、ほぼ無理やり付け合わせた感じ。

シンプルにジャガイモを茹でただけ、とかの方が良いです。反省

え~、白バターソースはバターだから、なんて敬遠しないで作ってみてください。その分、魚をさっぱりと蒸せば良いでしょ?

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