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2012年2月

2012年2月25日 (土)

ソースなしの魚料理もオイシイ

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はっきり言ってウチの夫は「妻が太っても痩せても、だから????」です。

 で、妻のダイエットに無関心か、と思ってたら、目標達成プレゼントをくれて感激したんですが、現在もリバウンドに一喜一憂しているワタシに気がついてはいる様子です。

 フレンチの魚料理、それもクリームたっぷりのこってりソースが大好きな私。

特に淡白なキャビオー(鱈)にはアラで濃くとった出しを煮詰めて、クリームを加えたソースがた~っぷり、がオイシイ。

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で、上等の切り身を買ってきたわけですが、夫がひとこと

「クリームソースはやめとけ!体重が増えたって騒ぐことになるのは自分だろ」

 確かにおっしゃる通りでございます。グスン。
日曜日は日本から来た友人たちとランチの約束もしているし…。

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ソースなしとなると、魚が淡白すぎるかも、と思い香ばしくグリルすることにしました。

 私のグリルパンは厚手+焦げ付かない樹脂加工(しかも丈夫)な上に、取っ手が外せるのでオーブンにも入れられるスグレモノ。重すぎるのが欠点ですが、厚手だからしょうがない。ドーム状の深いふたも便利。

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ソースがない分、付け合わせをしっかりと作るしかない。

アーティーチョーク、さやいんげん、ズッキーニをそれぞれ食べやすいサイズに切ってから、別々に歯ごたえが残るように茹で、少し温かい状態で、味付け。

レモン汁、オリーブオイルに年末に来たSさん夫妻のお土産「鮎の魚醤」をチラリと塩コショウ。この魚醤、魚のクセは全然ないけど、ほどよい旨みがついて、和洋関係なく使えるので愛用。

ちっさな瓶ですが、使うのもちょっぴりだから減りません。

 で、ソースのかわりに野菜を敷いた上にグリルした魚を乗せ、オリーブオイルを回しかけたら出来上がり。

 どこかビストロで食べたりしたら「おいしい!」って思うような味に仕上がりましたけど…。

 やっぱりノア流こってりソースも食べたいなぁ。リバウンドしない良い方法があればネ。

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2012年2月24日 (金)

やさしいクッキー

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水曜日に夫は歯医者に出かけました。なんでも20年間つかってたブリッジを取り換えるとか…。

 前もって歯医者さんに「当日の夕方は痛いので、固いものはムリ。スープくらい」と言われていたのですが、我慢強いのか鈍感なのか(失礼!)帰宅した夫は意外と平気。

少し麻酔が冷めるまで待って、スープよりすこしちゃんと食べたいとのことで、パスタを作りました。

 とはいえ、未だしばらくは仮の歯が入れてある=完璧な状態ではないので、会社に持って行く「おやつ」も少し柔らかい感じにしようと思いました。

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で、作ったのが上の写真のラングドシャ。参考にしたレシピが左の本です。

 この本はとっても役に立つの。

 人気若手(といっても、そうでもないか。既にベテラン)のパティシエ、セバスチャン ゴダールさんと、「もはや教えることは全部本に書いちゃったわ~」という、年配のお菓子の先生フランソワーズ ベルナールさんの共著。

見開きページの左右に各人が同じお菓子を紹介してあります。ベルナールさんのは普通の主婦なら誰でもつくる伝統的な方法、ゴダールさんのレシピはもう少し前衛的(といいながら、プロじゃなきゃ出来ないほど難しくないの)

 ラングドシャでいえば、ベルナールさんは「卵白は泡だてちゃダメ、フォークでほぐすだけ」と書いてある隣のページにゴダールさんが「卵白は粉砂糖を加えながらしっかり泡だてる」 ????面白いでしょ。

 きょうのラングドシャの目的は「夫の歯にもやさしい口触り」を目指したのでゴダールさんヴァージョンです。

 彼はヘーゼルナッツの粉を使用していますが、ここのところ私のクッキーはヘーゼルナッツが続いているのでアーモンドパウダーに変更しました。

 出来上がりはネ、正直言ってラングドシャというより、もうすこしフンワリ。ティラミスで使うフィンガービスケットとラングドシャの中間になりました。

 とりあえず、アールグレーの紅茶に合わせてみたら、やさし~味。

 ゴダールさんが昨年オープンしたケーキショップはインテリアはシンプル、お菓子類もシンプル&クラシックで驚いたんですが、あの店の雰囲気です。

 以前は革新的なデザインのケーキで注目を浴びてた彼ですが、実はこんな「やさしい味」が好きなのかな?

 ハンサムなパティシエのレシピ本で、夫のおやつ作りも良いものです。(いっつも自己流だから...)

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2012年2月17日 (金)

正しい夕食でした

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きょうはキチンと晩ごはん。手間のかかる料理はないけれど、野菜たっぷりのヘルシーヴァージョンでございます。

前菜は、きゅうり、フヌイユ(ウイキョウ、イタリア語だとフィノッキオ)を山羊のフレッシュチーズで和えたものとコロコロ切りのスモークサーモン。ゴマがふってあります。味付けは胡椒とレモン汁少々で、あとはチーズの塩気があるので…。

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メインは肩身が狭そうな鶏もも肉のローストと大量の野菜。

鶏肉は二人で地鶏のモモ肉を1枚。塩をしてからフライパンで皮目を焼いてからオーブンへ。若い頃だったら、ひとりでモモ肉1枚は当然でしたけどねぇ。

ま、野菜にベーコンが入っているし…。

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緑の野菜をあれこれと取り合わせた付け合わせ、入っているのは

ほうれん草、さやいんげん、ブロッコリーの花房、茎の細切り、ズッキーニの角切り。それぞれ、少し歯触りを残すように→別々に茹でます。

耐熱ガラスのボールに玉ねぎのみじん切りとベーコンの細切りを入れて電子レンジで加熱。そこに茹でた野菜を入れたら、塩コショウとオリーブオイルで和えます。

野菜を炒めないので、彩りキレイ、風味もさっぱり。かわいい形のパスタを加えればボリュームが出ますね。

 こんなに野菜を食べても、後味さっぱりの為にサラダ(マーシュとアンディーブ)も欠かせない。そしてチーズもね。

 週に2回かなりの量の野菜を買うので、八百屋に払う金額も半端じゃないです。普通の肉屋で上等のステーキが1キロは買える金額が野菜の1回分より安いもの。正しくオイシイ食事には労働(マルシェまで地下鉄2駅分を往復。帰りは荷物も重い)と支払いが要求されるわけ。

 ところで、以前のブログで十数回にわたって私の「ダイエット物語」を書きました。

で、その後も体重は2キロ近く減ったのですが、最近は少しだけリバウンド気味。

 痩せたのをいいことに食べてますからねえ。とくに、ケーキが美味しくて困る。

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で、きょうの夕食のテーマは「正しい晩ごはん」なので、デザートはコレ。

ラズベリーに低脂肪のフレッシュチーズ(プチスイス)、オレンジマーマレード、削ったブラックチョコレートかけ。

 これなら、食べても太らないと工夫したんですが、結局食後のコーヒーと一緒にビスコッティをつまんじゃった!

ま、私の性格からいっても「正しい」過ぎるのは無理ですワ。

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2012年2月15日 (水)

バレンタインのランチデート 一日遅れですが...

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夫の仕事の関係で水曜日なら、午前中だけ仕事してランチできる、とのことでバレンタインのランチデートから帰ったところです。

 人気のビストロの35ユーロの定食にしました。あんまり高級な星付きレストランとかだとプレゼントの予算に食い込んじゃうからね(指輪を買ってもらう予定)。

この店、パリの南の地区で長いこと人気

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ビストロだったんですが、2年くらい前かな(?)ルーブル美術館に近い場所に2件目を出したの。前の店は不便な場所だったのが、いきなりパリの中心に2号店!このケース、日本だと味が落ちる典型的なパターンですが、相変わらず予約が取りにくい=そのまんまかな?

 小さな店は満員!!!で、まずはテーブルにどかんと大きなテリーヌが登場、パンとピクルスも一緒で、料理を待っている間「どんどん食べちゃって~」って感じです。 三ツ星レストラン顔負けのこの無料サービス、実はかなりウマイ、です。

 左隣のテーブルには会社の仲間風の3人組が、テリーヌをどんどん食べてる、絶対フツーのレストランの前菜ひとり分は食べてる!!!のを横目で見ながら私も同じくらい食べちゃった。レバーの味がちょうど良くて、塩気も強すぎず、パン(美味しい)と一緒にいくらでも進みます。

 で、上の前菜は半熟玉子とエスカルゴにハーブのふわふわソース。アイディア良し、出来上がり良し、だけど惜しいのは水煮のエスカルゴをそのまま加えているのか、それ自身の品質のせいかエスカルゴに全然味がない。残念。

 夫は黒いリゾットにカリカリにんにくと海老のグリル乗せ。周囲のフランス人はほとんどこの皿でした。フランス人って海老好きだから…。

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夫が白ワインをボトルで注文したので、ふたりともメインを魚料理にしました。

わたしはタラのバスク風=ピーマンの煮込みにチョリソが加わったソースです。

 リアル南西フランス風味とかメニューに書いてあった気がするけど、ソースは生クリームしっかりで、それほどバスク料理って感じじゃありません。ドカンと大きな魚のボリューム、そしてソースの量もたっぷりなのが良し。魚料理でソースが足りないのは悲しい(私だけの意見らしい。みんな魚料理はソースなんか不要と言うから。そりゃ、新鮮な魚は刺身でも、塩焼きまんまでも美味しいけど、さらにクリーミーなソースで最高!なのに)。

 ここのところ、会食の機会がけっこうあり、高級な店もけっこうあり、で「どかん盛り」が久しぶり=うれしいです。

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ふつうビストロの定食は前菜+メインまたはメイン+デザートの二皿のコース(もちろん、三皿もOKだけど)なんですが、コノ店は昼も夜も同じ値段の三皿コースのみ。で、わたしはグランマニエ(オレンジリキュール)の熱々スフレ。

 スフレは焼きたてじゃないとしぼんじゃう、タイミングが難しいデザートですが、このクラスのビストロで、満員なのに、メインの終わりに合わせてベストな状態で運ばれるのは凄いですね。

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見かけは地味だけど味は抜群なのはリオレのキャラメルソースかけ。

 リオレはとろりとクリーミーに煮た米のデザートですが、大きなガラスの器にスプーンが添えてあって取り放題。夫はずいぶん控えめだナ!

 米の微妙な芯の残り加減、全体のクリーミーさ、などなど今まで食べたリオレの一番です。ま、ソースはどこでも流行りの塩キャラメル風味&平凡な感じですが、米のクリーミーさがそんな欠点もカバーしてるし。

 これだけ食べて、さらに焼き立ての大き目マドレーヌ付き。

 材料の品質、サービス、インテリア、などなどレストランの評価はトータルなものですが、庶民派としては、ココ大満足。ま、繊細なセンスではありませんけどね。

 一つだけ悩むのは、数軒先にお気に入りの安い「パスタ食堂」があり、ココのパスタは手打ちの生パスタで、まさにイタリア現地の味なの。炭水化物を控えめにしている悲しさで、ちょっとご無沙汰なんですが、今日のレストランと迷います。一人だったらパスタ、デートなら今日の店でしょうか。

 とりあえず、夫と楽しくデート、で料理もかなり美味しく、楽しい時間でしたhappy01




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2012年2月14日 (火)

簡単なお菓子しか作りませんが…

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バレンタインデーですね。誰か大切なヒトに心をこめたディナーを作る、ステキな日。

なぁ~んて、実は今日は小雨模様の天気なので、おつかいもサボった「ありあわせご飯」の予定。

ソーセージ、子羊の肉少量、そして低カロリーなターキー(ワタシ用)のミックスグリル、冷凍してあった豆の煮込み、そしてほうれん草をゆでたものが付け合せ。&サラダ、チーズでね。ま、夫の好物ではあるから、手抜きでも許してね~。

 と思ってたんですが、ハタと気付いた「今日はバレンタインデーだ!!!」

 で、急遽チョコレートのケーキを焼きました。すんごい「簡単、いい加減」な、レシピとも言えないノア流でございます。

カカオ分の多い板チョコ1枚(100g)、ちょっと少ないくらいの砂糖(80グラム位かな?)にバターは逆にチョコより多め、小麦粉とココアをそれぞれ大匙半分より多いくらい。玉子は大きなのが2個。材料を全部いっしょにグルグルかき混ぜたら、きょうはオレンジの皮の砂糖煮とリキュールをちょっと。で、型に流して焼くだけ。

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で、焼き時間だけ注意です。なんだか「生焼けっぽい」時にオーブンから取り出すのがコツといえばコツ。食べるときに中がネットリとチョコっぽいのが美味しいからね。

できれば、カスタードソース(ソースアングレーズ→卵黄とチョッピリのコーンスターチ、砂糖を混ぜたところに温めた牛乳を注いで漉す。もう一度、小鍋でトロリとするまで煮る。ちょっとトロリとしかけた程度が良いです。ドロリはNG)を添えて食べてね。

 あわ立て、とか計量とか何も必要なし(砂糖100gはカップ半分に近い)だし、道具はボールと泡だて器だけ。

 さっきの書き方だと分かりにくいかな。ボールにチョコとバターをいれてレンジで溶かす→砂糖→玉子→ココアと粉 の順で混ぜるのよ。

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 パリにはおいしいケーキ屋が星の数ほど、なので家で作るのはデザート式の簡単お菓子と夫が仕事の合間に食べるクッキーやマドレーヌ、フィナンシェなどだけです。

 夫は気に入ると同じモノが続けて食べたくなるようで、この間まではマドレーヌがブーム(塩キャラメル味、栗の蜂蜜味などが好評でした)だったのが、ここのところ、ビスコッティに凝っている。

 アーモンドが常識だけど、ワタシは胡桃入りが好き、で、一昨日作ったのはヘーゼルナッツ。これは、なんだかフレンチっぽい気がしました。昔風のレシピだと粉、玉子、砂糖、アーモンドだけで作るんですが、オリーブオイルとかバターを加えるとサックリと歯ごたえが柔らかくなります。

 イタリアではじめて教わったのは、オイル無しのヴァージョンで、先生によれば「これだと、甘いデザートワインに浸して食べたりしても、ワインにオイル分が浮くことがナイ」ということで、それも納得&当然カロリー控えめ。

 夫は固いのはキライ、でバターかオリーブオイルを加えたほう。ヘーゼルナッツにはバターが合います。

 とにかく不器用人間なので、お菓子類は簡単なモノしか作らないのが恥ずかしい。その分、材料は上質なものを選ぶようにしていますけどね。

 でも、夫はこんな不細工チャンなお菓子でも食べてくれる、やさしいヒトです。感謝。(きょうはバレンタインデーだからね)

 

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2012年2月11日 (土)

ホタテとキャベツのマリアージュ

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きのうの晩御飯のおかずです。ホタテのソテーの下にはキャベツの煮込み、一緒に煮たジャガイモも盛り付けました。

 昨日も相変わらず寒い中、ひさしぶりにパリに来たK子さんと、この間から行きたかったティールームでお茶をしたあと(このティールームのシンプルケーキがとっても美味しかった。近々もういちど挑戦してからレポートいたします)、彼女のお気に入りの小さな食料品店へ。

お気に入り2軒のうち、一軒は花屋になってしまい、ショック!でも、もうひとつの

店が見つかって良かったわ!基本的にはフォアグラ屋なんですが、その他にも選りすぐりの「ホンモノ食材」が並んでいました。小さなリキュールグラスのような容器に入ったチェリー、プラム、ラズベリーのアルマニャック漬けなんて、涙モノの可愛さと味。最近アルコールに弱いワタシとしては、食後に半分食べ(飲ん)だら酔っ払っちゃったのが難点だけど。すっごくイイ。さすが長年人気スタイリストを続けているK子さんおセレクトでした。

 オカズの話に戻ると…。

 で、偶然そこは、わたしの2番目にお気に入りの魚屋の近所、で帰りがけにちょいと寄ってホタテ貝も買ったわけ。

 K子さん曰く「フランスのホタテって高いよね~」確かに、日本ではスーパーで、簡単に貝柱をパックにして売っているのに対し、こちらでは全部(冷凍品、とちょっとアヤシイ=前日の???のを向いて売ってることもあるけど)殻付きです。

 日本では殻付きの活きホタテ貝は見つかりにくい上、値段はパリよりうんと高い。ま、どっち高いというか比較の問題です。

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今冬、我が家の食卓にホタテが上がる回数が断然多いのは「ホタテ専用殻むきナイフ」を買ったからでもあります。

写真の左がソレ。中央は日本式牡蠣むき、右がパリに来てからもう7年くらい愛用しているフランス式牡蠣ナイフ。

 ホタテナイフはサイズが大きく刃もちょっと厚め→とっても使いやすいです。

夫の好みでたいていは刺身とかカルパッチョにして(特にビーツを薄く切ったのと2色が大好き。以前のブログでご紹介済み)生で食べることが多いけれど、ソテーもおいしい。ここ数年、パリのビストロで流行(?)し続けているのは、カボチャとの組み合わせですが、当初は斬新だったのが、今は「またか~?」って感じで、飽きた。

 で、今回はちりめんキャベツの煮込みと組み合わせてみたら、大成功。柔らかく煮えたキャベツ(ベーコン、ニンジン、玉ねぎ入り)にホタテのウマミと甘みがからんで、庶民的なゼイタク料理となりました。上に乗せたコライユ(内臓???分からない)もこってりしてウマイ!

 特にちょいと高価な食材だとそうなんですが、いっつも決まった組み合わせで

「安全、無難」な料理になりがちですが、たまには冒険もしなくちゃね。

 普段着の食材+ちょっとゼイタクは勇気がいりますが、成功した時の喜びはなんとも言えない。主婦の醍醐味です。

 

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2012年2月 9日 (木)

焼き加減、好みはそれぞれ、でも不思議

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今日は、料理の話というより夫の話です。

何でも食べる、というかキライな物を探すのに苦労するワタシに比べると、夫はもうちょっと好き嫌いが多いです。

とはいえ、これはあくまでワタシと比較して、ということなので一般的には「ピリ辛以外は何でも食べる」方かもしれません。

他のパリ駐在のご主人の話をうかがうと「自宅では絶対日本食」とか「臭い=くせの強いチーズは苦手」等々。

 とりあえず、普通の主婦(ワタシを含めて)は夫の好みに合わせて料理を作るわけですからね。自分で献立は決められるけれど、自分の食べたいものを食べたいようにとはいきません。

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今晩のオカズは子羊の背肉のローストです。二人分なので塊といっても400g(日本的には多いか…苦笑)の極小サイズ。

パリのレストランの日本人シェフに教えて頂いた「皮をかりっと仕上げるコツ」はこうやって、まずフライパンで焼いてからオーブンに入れること。

カリカリの皮と柔らかい肉の組み合わせがオイシイから。

たった二人分ならステーキ状にフライパンで焼いても良さそうですが、夫の好みはレアに仕上がったローストの内側のばら色の肉。

 ローストが焼きあがってから10分間くらい休ませておくと、余熱でじんわりと半熟っぽくなるのです。

 で、今回のテーマ「夫の矛盾した好み」の話です。20年近く、ほとんど毎日いっしょに食事をしているけれども理解できません。

 羊肉だけでなく、牛のステーキでも彼の好みは断然レア!時には「肉は生っぽければ、生っぽいほどウマイ!」(じゃ、生でたべれば~?)なんて発言も聞いたことがあるほどです。

なのに、スキヤキやしゃぶしゃぶ、そして焼肉風、つまり薄切り肉は「ちょっとでも赤っぽい部分が残っているのはイヤ」で、何回も裏返して、火が通りきらないと食べません。ナゼ、ナゼ、??????

 

 大好きheart01な夫ではありますが、こんな時はなんとなく面白くない気持ちになったりも…。で、タイトルのように「好みはそれぞれ」と、唱えてみるんですけどね。

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2012年2月 8日 (水)

こっちの店は星二つ

 先週でかけたレストランの話です。食事をしたのはフランス人の弁護士の先生ふたり(年配の男性と中年の女性 いずれもフランス人)と夫の4人。

 日本でも超有名な〇〇ション氏のレストランですのに、周囲はフランス語の客ばかりだし、いつもの「日本人旅行客の雰囲気で写真パチリ」が出来なかったのでした。

 この店は最近できたばかりで、カウンター式のアトリエっぽい感じと普通のテーブル席の両方が混在。その前はカウンター式とレストランの2軒だったのが、レストランが閉店して観光客の多い場所に去年開店→即、二つ星ゲットというわけ。

 

 料理は小さいポーション6皿の定食の他、普通の盛り(ひと皿100ユーロ超)、小皿料理もをアラカルトでも頼めます。小さい盛り、といっても6皿は多そうなので、各自4皿ずつをとりあえず選んで注文。

 さて、ココからが三ツ星と二つ星の差が…。出てきたアミューズは小さいグラスにレモン風味のコンソメゼリー+セロリ風味のクリーム乗せ。 今どきのネオビストロ並のアミューズですねぇ。味はフツー。

 で、さっそく注文した料理が運ばれてきます。日本料理にも造詣が深い、そしてモチロン日本でもレストランを成功させている有名シェフの料理はツクネ、柚子、アマダイ、わさび等々和風の味や食材が沢山みつかります。

 ゼイタクなトリュフやリドヴォー(仔牛の胸腺)、フォアグラなどの名前と肩をならべて「つくねの汁」なんて笑っちゃう、でも興味深々で頼んでみました。

 写真を撮りたかった!

 おいしいカツオダシの中に小さめのやわらかいツクネが3個、シメジ、椎茸、あと少々の野菜がちらほら、柚子の香り少々。ただ、それだけでした。味はとっても良くてココにこんがり焼いた餅が入ってたらなぁ~。

 前菜の海老のラビオリも二つだし、ホタテのムースも小さなカップ、フォアグラも小さな一切れだから、ツクネ汁がボリュームで見劣りするわけではありませんが、値段も他の料理並みと考えると高いかな?

 〇〇ションのマッシュポテトはバターとジャガイモが同量だという噂のこってり滑らかな絶品。この名物マッシュポテトは、注文した料理にかかわらず、メイン料理のつづいて小さな器に入って運ばれてきます。ま、この店に来る客の殆どはコレが目的(?)みたいなところがありますからね、嬉しいような、ちょっぴり「コレさえ出せばお客は満足」と見透かされているような気も…。

 で、料理はそれなりに美味しかったけれど、デザートは疑問が残る味。

 三ツ星と決定的に違うのは「タダ」の部分でございます。先日書いた三ツ星レストランに比べて無料でサービスされたのは、ちっちゃなゼリー、小さなマッシュポテト、極小のチョコ1個のみ。

 ご馳走していただいたのに、こんなこと言っちゃイケナイけれど、アラカルトで注文したので、値段は先日の三ツ星のランチ献立よりうんと高かったはず。

 感想をまとめれば、コノ店は「リッチなファミレス」とでも言ったらよいでしょうか。お金持ちが気軽に上等な素材の料理を軽く楽しむ場所。 ワタシのような人間がたまの「奮発」で食べるのには向いていないような気がしました。

 そう、〇〇メスのエコバッグみたい。

 

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2012年2月 4日 (土)

ヘルシー、美しいパピヨット、でワタシも????

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きょうのランチは軽やかに、カビヨー(鱈)のパピヨット=紙包み焼きです。

 鱈の切り身にマテ貝、絹さや、ズッキーニ、自家製半生ドライのプチトマト、セルフィーユをのせて、透明セロファンみたいな専用フィルムで包み焼き。

 ちょっと前にこのフィルムを買いながら忘れちゃっていたのを戸棚の整理をして、見つけました。

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これが、生の材料をフィルムの上に置いたところ。

 絹さやとズッキーニ(さいの目に切ってあります)はさっと湯通ししておきましたが、生でも大丈夫だったかな?

 冬場はトマトが美味しくないので、安いミニトマトを見つけたときに半分に切ってから低温のオーブンで焼き、生っぽいドライトマトにしています。

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パピヨットはオイルなしで調理できるので、とっても低カロリー。今日もオイル分は超少量。ドライトマトをハーブと塩少々、オリーブオイルをかけて保存しているので、そのオイルが加わった分だけですもん。鱈は、もちろん、低脂肪、低カロリーな白身魚ですしね。

材料を乗せたらフィルムをキュッとしぼって専用のコードで止めるだけ。

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この写真はオーブンの中で蒸し汁がフツフツしているところ。

従来パピヨットを家庭で作る場合アルミ箔を使用したので、中身の火の通りが見えないのが難点でしたが、これなら目で見て確かめられるので失敗しらずなのヨ!

今日はサッパリ過ぎる鱈にウマミを加えるためにマテ貝の身をくわえましたが、生ハムの細切りでも美味しいです。ワインをちょっとたらすのも良いけれど、新鮮な魚なら、その出しの風味で充分かなと思います。

 先週からケーキに取り付かれ、しかもレストラン飯もあり、今朝の体重は「問題アリ」なわたしは、そのまま、夫はオリーブオイルをくわえて味わいました。

 週末は生ハムやサーモンをまず食べて、のところを止め、サラダとチーズは食べたけれど、デザートもチョコレートも抜き!これで、リバウンドをストップできるなら嬉しいな。

 なぁんて、体重なんか関係なく、さっぱりアツアツで美味しいひと皿になっております。

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2012年2月 1日 (水)

寒そ~うなタイムちゃんで、子羊のステーキ

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一月も末になってパリに冬が到着しました=とっても寒いです。

こんな寒い時こそ細身の夫に風邪をひかせちゃならない(すっごく痩せているので風邪ひいたりすると、ムリがきかずにさらに体重減、バテる)、体温キープにはたんぱく質=肉が必要です。

というのは言い訳かも…。

一応ダイエット成功とはいえ、リバウンドが怖いので、基本的にはパン、ご飯、パスタを控えめ&たんぱく質多めを心がけているのは、そう、私自身でございます。

 ふたりとも大好物の羊肉の腿肉のステーキ。付け合せは赤いインゲン豆(やわらかくゆでて、チョッピリのオリーブオイルとスパイスで)とバター少々をからませたさやインゲンです。

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料理好きの陥りやすい「落とし穴」に、次々と変化を求めてアレコレと料理に手を加え過ぎてしまう、というのがあると思いませんか?

実は夫なんか、こんなシンプルなおかずが一番、と思ってるかもしれません。

やわらかでクセのない子羊の腿肉はさっと焼いただけでオイシイ。

前もって、タイムの小枝とオリーブオイルで香りを付けておくと更に良し。

S001で、今回の目的はベランダで寒さに震えているタイムを使用することだったのでした。

 実は日本にいた頃は極狭なベランダにずらりとハーブの鉢が並んでいて、「緑の子育て自慢?」だった私なんですが、パリに来てから枯らす事が多い。

ベランダの日当たりが足りないせいもあるけれど、街歩きが楽しくてベランダの植物の世話に情熱が足りないからでしょう。

そんな、かわいそうな鉢植えの中、頑張っているのがタイム。最高気温が0度の寒い中、あんまり成長はしませんが、「それなりに」生きてくれてます。

 わたしが忘れていると夫が水をやったり、寒風があたらないように位置を変えたりしている様子…。

 マルシェで買ったタイムの束に根っこが付いてたのを植木鉢に移し変えたんですが、うまい具合に根付いたらしい。必要になるとチョキチョキと小枝を切っては使ってます。

 夏のバジルはちょこっと切った葉を水にさる→根が出る→植える、を繰り返して何鉢にも増えるし、それなりに水をやったり、声をかけたり(そう、ココが大切なハーブ育てのポイントよ!)するのに対し、冬の寒いベランダで一人ぼっちのタイムは淋しそう。使おう、使おうと思いながら忘れることも多々。

 あ~っ、やっと今回は忘れずに使いました。おいしかった!有難う。


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