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2010年12月

2010年12月30日 (木)

年末だから垢落とし

 きょうのブログに写真がないのはアウトルックの不調のせいではなく、話題が「お風呂」だからなの。

 毎年年末にパリを訪れるYさんOさん夫妻、二人とも仕事でたくさんお世話になったベテランの編集者。そして、いつも最高級のかまぼことフレッシュな柚子のお土産、うれしぃ~。

 奥様のYさんにはアレコレとおいしい情報を頂くのですが、今回彼女のおかげで中近東式エステ(?)、ハマムを体験しました。

 ハマムは基本的には蒸し風呂ですが、プラス「垢すり」とか「オイルマッサージ」がつくのがパリ流みたい。

 ま、年末なので「ボディの大掃除」をしたというわけ。

 以前別の友人の体験談では「コワ~イ雰囲気」とかマッサージオイルが「臭い」など、あんまり印象が良くなかったのですが、Yさんが選んだのは、かなり高級な女性専用のサロン。

 結論を先にお話しすれば、とっても気に入って、月に1回は行きたい感じヨ。もともとエステも体験したことのない「美容無関心派=食べることが一番」のわたしもはまりました!

 温泉+エステ+異国情緒って説明すれば分かりやすいかも。

 ご参考までにわたしの出かけたハマムの様子を書いておきますね。

①受付でマダムの説明を聞いたら着替え場所へ。紙製のTバック!とバスローブ姿になり荷物をロッカーに入れたら出発。

②モワンモワンの湯気の立つハマムの部屋で温まる。途中で「サボンノワール」というヌルヌルしたものを全身に塗られる。暑くなったらハマムの部屋から出てもよいけれど、そこにある「水風呂」に入るのは禁止。

③すっかり暑くなって、飽きた頃に垢すり開始。いわゆる韓国垢すりみたいな、小さな袋を手にはめてゴシゴシと。普段シャワーで済ませることが多いわたしは大量の「アカ」に驚き&恥ずかしい~。垢すりをするのは花崗岩のベッドみたいな場所なんですが、これがかなり高い位置にあるのが怖かった。で、そのまま全身を石鹸で洗い、寝たままの状態でシャンプーも。で、そのまんまの姿勢でシャワーで洗い流し。

④はい、ここで「水風呂解禁」 意外と深い水風呂はそんなに冷たくありません(水温35度) 独特のエキゾチックな香りのするドリンク(フルーツジュースがベース)がカクテルみたいにサービスされます。甘酸っぱさが染みる~。

⑤水風呂に飽きたらハマムで温まったりしているうちにマッサージの順番。バスローブを着て別室へ。

⑥薄暗い部屋にはタオルを敷いたマッサージ用ベッドが。オリエンタルな音楽も流れている中でオイルマッサージ。わたしは「痛い」のが大の苦手ですが、これは全身の血行を良くするって感じのマッサージなので大丈夫。肩こり症、椎間板ヘルニア体験者としては「このまま一生マッサージして欲しい」と思っちゃう気持ちよさでした。以前台湾に旅行したときは足裏マッサージを「断然拒否」したものですが、コレは気持ちイイ。

⑦マッサージが終わると薄暗い部屋のベッドの上に放置。どうも、このまま寝ちゃっても良いらしいですが、日本人としては「これにて終了」のひと言がないのが不安。Yさんと「終わったのよね~」などと言いながら勝手に外へ。

⑧このあと、ミントティー、オリエンタルな(アルジェリア風?)の甘い甘いケーキがサービスされ、自分で髪を乾かして着替えたら、お終い。

 繰り返しますが、このサロンは場所もオシャレさんが集まる「マレ地区」に近く、設備も清潔、使っているオイルなどの品質も良い高級店。値段は、美容院でカット&パーマ&カラー位だから、高いです。

 全部で2時間超の極楽時間を過ごせるし、あとの肌はツルツル、肩こりも解消。そう、しょっちゅう出かけられる値段ではありませんでしたが、高いととるか安いと取るかは本人次第。もう少し安ければ、とも思うけれど、不潔だったり、不安だったりするよりは、たまの贅沢と割り切って高級サロンがいいかなぁ、といのがわたしの正直な感想です。

 みなさんも年末は自分自身の「大掃除」もお忘れなく!

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2010年12月28日 (火)

鹿肉を再発見

011_6 アレレ?知らない間に縮小された画像がパソコンのデスクトップに出現。アウトルックちゃんはどうなってるんでしょうか…不思議。

 で、話題としてはどんどん古くなりますが、先日の鹿肉を使ったメインディッシュでございます。

 鹿肉は日本に居るときに数回食べたことがあるのですが、どれも気に入らなかったのでした。脂身がなくて=パサパサ、やわらかい→うまみに欠けるって感じかな。

 ですが、クリスマスのメインディッシュに鹿肉というのも、ある意味フランス人の定番らしく、店先に大量の鹿肉が並んでいるのを見て、もういちど挑戦する気分になりました。

 ローストビーフみたいに薄い脂身でくるんで紐でしばってあるのを(肉屋さんがここまで準備して売ってます。好みの長さ=分量を言って買うだけ)オーブンでレアっぽく焼いて塩胡椒。

 栗はグルノーブル(私たち世代の方には冬季オリンピックが開かれて、そしてその記録映画「白い恋人たち」で有名。現在は暴力事件などが多くちょっぴり危険な地区のイメージ)に近い地方で作られた瓶詰めをスープで柔らかく煮てつぶしました。

 日本の栗の瓶詰めは「甘露煮」で甘いのですが、これは味付け無し、の自然な風味ですので、付け合せなどにアレコレと使えて便利。もちろん、お菓子に使うなら砂糖で甘みをつければ良い訳で。

 鹿肉が脂がまったくナイ分を補って、極小サイズのフォアグラソテーを乗せてみました。この写真の鹿肉1枚はマッチ箱大だから、フォアグラの小ささが分かるでしょ?そして、これまた瓶詰めのトリュフペースト。

 自分でもゆっくりとゴチソウを食べたいときには瓶詰めなどを利用して、おいしく、簡単に作るのもコツ。

 この1品、鹿肉をオーブンに入れている間に、栗のペーストを作って、フォアグラをさっとソテーするだけですもん。贅沢だけど、簡単、簡単。

 手間をかけた美味しさが家庭料理の真髄とも思ってはいますが、

「たまには、こんな手抜きもいいじゃない?」

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2010年12月26日 (日)

わたしのキャビアヒストリー

009_9 あらら、クリスマスが過ぎたら、アウトルック嬢(きまぐれでスネスネだから女の子だと決めました)の機嫌が良くなった?

写真が縮小できたので、キャビアをアップ。

で、きょうは「わたしとキャビア」でございます。

 ブログを始めてクリスマスを2回過ごしましたが、二度ともディナーにキャビアが登場したのはエライ!

ま、食べ物以外には贅沢をしないし、一年に一度のことですが、夫が毎日元気で働いてくれているお陰、と小さなスプーンでキャビアを口に運ぶ時に心の中で感謝しました。口に出さないけどね~。

 以前夫がパリに赴任している頃は日本の景気が良くて=懐具合も大分良かったらしく、たまにキャビア専門のレストランでランチなどもしたそう。当時は高価と言ってもサラリーマンが食べられる程度の値段だったわけです。

 その後、日本からふたりでパリに旅行したときもその店で食べたり、お土産に買ったり。大分値段が上がっていましたが、旅行中は経済感覚が狂うので、平然とネ。

 それから数年後、パリに暮らすようになり「思いっきりキャビアを食べる!」と思ったのですが、天然キャビアの生産量が激減、そしてユーロ高のために、ものすごい高価なものになっていました。

 最初のクリスマスは無理して一番小さな缶を買ったものの「このキャビア一缶分で、もっと美味しいモノが食べられるかも」と考え込んでしまうほど。

 そんなわけで、その後の4年間のクリスマスはキャビアには手を出さなかったのですが、その間に養殖キャビアの技術が進んで、養殖モノが出回るように。

 去年はその養殖モノでは有名なP社の50グラムを95ユーロ(1万円超え!)でお買い上げ~。やっぱりキャビアは美味しいな、と満足しました。(でも高い…泣)

 で、今年は何と有名なスーパーのプライベートブランドの養殖キャビアが登場!で、同じ50グラムが45ユーロに。

 一年に一度がせいぜいのキャビア体験者のわたしには昨年のモノと今年ので2倍の味の違いは分からないので、これで十分。2004年のクリスマスのは正確には覚えていないけれど、3万円以上した記憶があるので、この6年で値段が六分の一になったわけです。

 もうすぐお正月、の定番のひとつ「数の子」も一時はやたら値段が高かったのが、最近はそれほどでもなくなりましたね。

 魚卵類が大好き、という高コレステロール系の人が減ってキャビアも数の子も需給関係が変化したのかしら。

 キャビアが安くなって嬉しいけれど、このまま値段が下がり続けて 「普段のオカズ」になるのも淋しい気がするような…。

 わたしと、キャビアの恋愛関係のおはなしでした。

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2010年12月25日 (土)

いちおう「三大珍味」なクリスマスディナー

メリークリスマス!

 なのに朝からわたしはブログに取り込む写真のサイズ縮小がうまくいかずにイライラ~。アウトルックを利用してたんですが、そのアウトルックが開かない状態が治りません!パソコンの先生に教わったシステムの復元もしたけど…。そして縮小用のソフトも解凍できず…。

この分だと当分写真ナシのブログになりそうです。

 写真がないといくらでもホラが吹ける????

 で、昨日の晩ごはんも文章で書くとキャビアとブリニ(ロシア風のミニパンケーキ)、鹿肉のステーキのトリュフとフォアグラ乗せ、栗のピュレ添え、そしてブッシュドノエル。

 キャーッ、なんて豪華なんでしょ。

 でも、もし写真があれば極小サイズの養殖キャビアの缶だしね。

 鹿肉はきのう(クリスマスディナーの買い物としてはギリギリ、それでも雪の中をでかけたのよ)買ったものですが、フォアグラとトリュフは冷凍してあった残り物=量が少ない。

 栗も冷凍を温めてつぶしただけ。

 というわけで「三大珍味」フォアグラ、キャビア、トリュフを使用したメニューとしては最高に倹約なところを写真でお見せできなくて残念。

 ま写真がないのを良いことに「ノア家はすごいゼイタク」と思ってくださいませ。

 きょうは最高気温0度予想のパリです。

 みなさんのクリスマスはいかがでしたか

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2010年12月23日 (木)

トロリンが美味しい冬のチーズ

002_9 なんだか最近ブログに画像が入らないことが多いのはナゼ?

サイズを縮小するのに使うアウトルックが「いまひとつ不調」なせいでしょうか。

で、ずっと今年も「モンドール」チーズの季節が始ったことを書きたかったのに…。

で、コレは第一回目のモンドールの拡大画像。コレはね、先日S夫妻がパリに来た時に一緒に買ったもの。

S夫妻は福島県で料理がオイシイ~と評判のペンションを経営していて、毎年イタリアにワインやオリーブオイルを自ら買い付けに来るという、こだわりの夫婦。

 今回も一緒に調理器具屋やチーズ、お惣菜を買ったり、レストランでランチして、楽しみました。

 で、Sさんはモンドールが大好物なの。わたしも一緒に買ったというワケです。

かなりトロリンが進んでいた分、安かった→大急ぎで食べる&ちょっとクセのあるチーズが好きな人専用かもしれませんね。

 白ワインをかけて、ちょいと電子レンジであっためるとトロリン感が増して美味しいです。

 で、一昨日は2度目、標準的=あんまり臭くないのを買い、これは白ワイン無しで室温に戻して賞味。チーズ本来を味わうにはこちらでしょう。

 そう、ブログの更新が遅れたのは、画像処理の不調に加え、月、火、水の三日間、フランス語を習ったから、もあります。

 日本人向け=生徒は全員日本人の講習会で、三日間計15時間で「星の王子様」を読むという企画でした。

 子供向けの本だから、それほど難しいことはないのだけれど、どうしても普段の生活ではフランス語の本を読まないし、なつかしい物語を思い出して楽しかったです。

 クラスには初心者から少し勉強したことがある生徒まで、いろいろだから、先生は大変だったと思いますが、日本の大学で長いこと教鞭を取った経験のあるベテランの先生は「あわてず、騒がず」ていねいに教えていらっいました。尊敬!

 わたしが最初に通った語学学校では、不出来な生徒に「ブチ切れる」先生も多かったのに~。

 クリスマス目前、のこの時期に「星の王子様」は、オススメです。みなさんも読み返してみては如何?

 おいしいチーズで食事を締めくくった後の、プチ読書タイムもこの季節ならではの楽しみです。

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2010年12月19日 (日)

「赤ワインに合う魚料理」が夫のリクエストでした

006_3 ここ数日、更新が出来なかったのは、パソコンが言うことを聞いてくれなかったからです。

 まず、写真のサイズを小さくするのに使っていたソフトが開かない、そしてココログの画像を入れる機能がダメだったの。

 で、今日本のパソコンの先生に「お願い!」メールをしたところなんですが、メールを書いただけで、すべて復調してしまいました。プラトンアカデミアのH先生の神通力???スゴイ。

 で、昨日は夫の「赤ワインがおいしい晩ごはん」のリクエストに私の「魚が食べたい」希望を組み合わせて、こんな料理。

 アンコウのソテー、赤ワインソースでございます。

 日本のアンコウ鍋ではいわゆる「七つ道具」と呼ばれる、プルプルの皮とか、くにゅくにゅの部位、こってりのアン肝が好物で、さっぱりした身の部分は残しちゃったりしたものですが、フランスでは基本的にアンコウは白身の部分しか売っていません。

 パリの魚屋で人気なのはほとんどが白身の魚でタラの種類なんかが多く、アンコウもどこでも売っています。体の後ろの部分を皮を剥いてあり、筒切りにして使うの。クリームソース、サフラン風味とかが普通かな。

 で、夫のリクエストなので、エシャレットを刻んだ赤ワインソースにしてみたら、コレが意外と美味しかった! アンコウは身がしまって、プリプリしているから、こんな風にすると、ウサギの肉みたいよ。

 ソースの作り方は…。

 みじん切りにしたエシャレットをバターでしっかり炒めた所に少量のトマトペーストを加えたら、赤ワインをたっぷり注ぎます。

 コレをじっくりと煮詰めて(煮詰めているうちに強すぎる酸味もまろやかになる)、フォンドヴォー(市販品)をちょっぴり加えてから塩胡椒で味を調えるだけ。

 残ったワインも使いきれるのが冷蔵庫を片付けたい主婦にはうれしい限り。

 付け合せは人参、ズッキーニ、ジャガイモをさっとゆでてバター炒めしたものですが、野菜用のくりぬき器を使ってコロコロになっているのがカワイイでしょ?(自画自賛)

 シンプルな料理の時は付け合せの形を少し工夫すると、盛り付けがうまくいくのです。

 ただし、これまた「残り物」が増えるのよねぇ。くりぬいた後の野菜は当然、丸い穴だらけ(爆撃を受けた城壁って感じ)なので、そのままでは使えません。

 翌日はコレを細かく刻んでスープで煮込み→スティックミキサーでポタージュに、がお約束。

 いっつも同じことを書いていますが、料理って残り物との格闘、に尽きます。

 

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2010年12月15日 (水)

ビーフシチューは二日後に食べるのヨ

002_9_2 先日のおでんに続いて、前もって作って置く料理のご紹介です。

ま、おなじみのビーフシチューですが、「ノア流」はフランス風のブッフブルギニヨン(ブルゴーニュ風の牛肉煮込み)と普通のビーフシチューの中間の作り方。

 フランス風と違うのは、汁気が多め、野菜も一緒に煮込んであるところでしょうか。

 今まで、このブログでは詳しい作り方は書かなかったのですけれど、わたしのもうひとつのレシピ中心のブログ(アドレスはプロフィール欄にあります。パリ高島屋のサイト内)が今月で終了するので、これからは、もう少し「料理ブログ」っぽい時もあっても良いかしらん…。

 大きめに切った牛肉(コッテリ好きなので、バラ肉の脂が少なめのところ)、薄切りにした玉ねぎ、セロリ、人参、ローリエをかぶるくらいの赤ワインに1日漬け込んで置きます。

 翌日コレをザルに上げて、まず肉の表面を焼き付ける→取り出す、続いて薄切りの野菜をしっかり炒めます。 そのときにまず、バターに砂糖を加えてカラメル状にしてから野菜を加えると、出来上がりのシチューが本格「洋食屋」さんみたいな色になります。

 そこに漬け込みに使ったワインを注いでから、肉をもどして柔らかく煮込みます。肉の質によるけれど、約4時間。厚手の鍋にピッタリ蓋をして、弱火を保てば水気が足りなくならない筈ですが、心配なら途中で様子を見てね。

 さて、そこに大き目のジャガイモ、人参、四つ割にしたマッシュルームとベーコンをさっと炒めたもの、トマトペースト少々を加えて、野菜が柔らかくなるまで1時間ほど煮込む。

 仕上げにブールマニエ(小麦粉とバターを練り合わせたもの)でトロミをつけ、塩胡椒、そして醤油もちょっぴり。これが白いゴハンに合うのよね。

 ふ~っ!やっと出来上がり、ですが、ココですぐに食べずに1日置いておくと味がなじんでもっとオイシクなるんです。

 作りはじめから二日間、なんて気が長い料理ですが、ずっと鍋のそばについている必要はないのですから、実際にキッチンに居る時間はたいしたことはありません。

 料理雑誌には調理時間がかならず書いてあって、もし漬け込み時間まで含めたら、ノア流のビーフシチューは調理時間なんと14時間!!!!

 これじゃ誰も作ってくれないかも(苦笑)

 でも、実際は調理時間30分でも、その間、大急ぎで作業しなくてはならない料理より、簡単なんですよ。手間は野菜を切るのと炒めるだけなんですもん。あとは鍋が作ってくれるようなモノなの。

 忙しくて調理時間が長い料理なんて作ってられないわ~、なんて言わずに、煮込み時間を利用して他の仕事を済ませてしまえば良いのですから。

 是非、お試しを!

 「あさっては特製ビーフシチューを食べるんだ」と楽しみにする時間もウレシイものです。

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2010年12月14日 (火)

セ ボン!スモーキーな牡蠣フライ

002_2 カキフライです。盛り付けがいい加減なのは、熱々を食べたかったから「大急ぎ」だったの…言い訳。

 と、7個もある?いいえ、上の三つはマッシュルームですから…これまた言い訳。久しぶりの揚げ物に燃えました。レモンの大きさを見ても、大粒の牡蠣ではないのが分かるでしょ?

 わたしは生の殻つき牡蠣は小ぶりのほうが好みなので、それを「剥き身」にすると、フライは小さくなります。

 で、今回もまた、例の燻製味のお試しも目的でした。

 フライの衣に使う、溶き玉子に燻製味のオリーブオイルを加えてみました。そう、フライの時、溶き玉子に少量のオイルを加えると、滑らかになり、衣が薄く、しかもカリッと仕上がるのです。ご存じなかった方は是非!

 で、今回のスモーク風味は一番おいしかったと思います。

 もともと、おつまみ用(?)の牡蠣のスモークの缶詰が大好きなんですが、あんなに燻製の匂いが強くないし、なんといっても高温の油で揚げた=中が半生状態のフレッシュな牡蠣ですからね。

 キュッとレモンを絞りかけて、カリカリの衣と牡蠣を味わうと、ほんのりとスモークの香りが…。

 前も書きましたが、この燻製調味料と出会った機内食では「とんかつ」に使ってあり、そんなに感動できる味でなかったのだけど、カキフライには効果的です。

 面白いなぁ、新しい調味料との出会いって、と満足しております。

 で、昨日は日本のTデパートでもおなじみのグルメ食品屋、フォションでハワイの「真っ黒な塩」を買っちゃいました。

 顔なじみのハーブ、スパイスに詳しい店の人によると「味は塩、でもオイシイ塩だよ」とのことですので、言ってみれば盛り付けにサプライズってことなんでしょうけれど。

 でも、コレも面白そう、近々ご披露しますので、楽しみにしていてね。

 

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2010年12月13日 (月)

おいしい明日を準備

008 東京に比べてパリは断然寒い→おでんでも作ろう!

まあ、単純な発想ですわね~。

 わかりやすい、大根、ごぼう巻き、玉子、そして東京から持ち帰ったちくわ麩でございます。

 ちくわ麩は東京人のわたしにとって、おでんの欠かせない種のひとつなんですが、どうも他の地方には存在しないのですってね。麩というよりは、小麦粉を練った、うどんに似た食感の生地を竹輪のかたちにしたもの。それ自体の味はあんまりないのだけど、オイシイだしがしみこむと、ウマイ! と思うんですが、山口県人の夫は殆ど興味ナシ。

 以前大阪で仕事をしていたときもナニワの人々は聞いたこともナイ食べ物のようでした。

004 これは、豆腐のネギ醤油かけ、と油揚げの「宝袋」。宝袋といっても、白菜のゆでたのと、海老味のかまぼこ(カニかまの海老味みたいなの)が入っているだけ。ギンナンを入れるつもりだったのを忘れちゃった。

 おでんのだし汁の味付けは薄くして、味が物足りない種にはネギ&醤油、柚子味噌なんかを添えるのがノア流です。全部おなじ味だと、飽きちゃうからね。

005 そう、コンニャクとじゃがいもには甘めの柚子味噌が合うんです。

 そして、きょうのタイトルは、おでんみたいな料理は前日に準備するからなの。

 「きのうの残りのおでんって味が染みていてオイシイ」って、みんな言うでしょ?

それだったら、「本番」のおでんが美味しいほうが良いから、前日に準備しておけば良い訳です。

 煮上がったおでんは、ベランダ(パリは最高気温が五℃未満=ベランダは巨大冷蔵庫ってこと。しかも電気代ゼロ、熱々の鍋でも大丈夫だし)で一日置いておきます。こうすると、中まで味が染みて、しかも煮崩れない!

 翌日のおかずが用意してあると思うと、気持ちに余裕が出来るのも嬉しいモノです。実際のところは、翌日のおでんを作る上にさらに当日のおかずも作るのだから、前の日に二日分料理するのだから、手間は一緒なんですけどね。

 ま、手間のことは考えず、「私には明日のオイシイが待っている」と思うことにしましょう。

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2010年12月11日 (土)

スモーク味で連投

005 燻製調味料で「スモーク味」遊びが、面白い!

 で、似た味になると夫に申し訳ない、と思いつつ連続で試してみました。

 今日は「焼き物」です。

 ウズラを平らに開いて、塩胡椒、燻製味のオリーブオイルを塗ってオーブンで焼きました。

 焼きあがってみると、意外と香りが薄い、というか焼いている間に香りが消えたのかしら? で、盛り付けるときにもう一度ハケでオイルを塗ってみました。

 作る前から想像していた通り、これは問題のない味に仕上がりましたが、逆に言えばフツー過ぎるかも。特に目新しいところはありません。

 やっぱり、通常の燻製では有り得ない、生ものなんかに使うほうが斬新な仕上がりになるのでしょう。

 ま、その分食べやすいけどね~。

 付け合せは、冬らしくトピナンブールのピュレとほうれん草のソテーです。

 トピナンブールについては以前にもブログで書きましたが、菊芋といって日本でも見つかるらしいです。

 フランスで人気の「昔野菜」のひとつですが、甘みがあってサッパリな味。ゆでてつぶして塩胡椒、少量のバターと牛乳を加えるだけです。

 味はね、ジャガイモ、クワイ、レンコン、栗なんかを混ぜたみたい、って分かりにくいですか?

 カロリーはジャガイモより少なく、フランスの本には「糖尿病の人に良い」と書いてありましたから、体に良い野菜なのでしょう。(味にしか興味がないので、書き方が冷たいケド)

 燻製味の調味料、なかなか奥が深そうで、まだ決定打ナシ、って感じ。次は野菜かな?

 昨日も書きましたが、この燻製調味料を見つけたのは飛行機の機内食。

 その時はなんと「とんかつのスモーク風味」だったんですが、機内食用に保温されたトンカツ=カリカリ感ゼロ、だったこともあり、それほど美味しくなかったの。

 料理の可能性がひろがる~っって、ステキな思いつきですが、難しいです、頑張ります!

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2010年12月10日 (金)

新しい調味料で遊んでみましょ

003 この間も書きましたが、日本からパリに戻るわたしのスーツケースには調味料がいっぱい。

 パリには日本食品専門店だけでなく、韓国食材店、中国食品スーパー、そして基本的なものだけとはいえ、普通のスーパーでも醤油、海苔、米、味噌などなどを買うことが出来ます。

とはいえ、自分の気に入った銘柄のものがあるわけでもなく、各メーカーの標準品のみなので、やっぱり東京で「良いもの、好きな味」を揃えたいのです。

 プラス、今回は帰りのフライトの機内でも面白いものをゲット。パリ→東京の機内食で前回も今回も「燻製味」が登場。

 普段の好みとしては、ハムソーセージ、ベーコンなどのスモーク風味の強いものはNGなんですが、その機内食ではとんかつ、海老など意外なモノに燻製味を使っていて、正直に言うと、少しクセが強すぎる気もするけど「面白い」

 で、燻製味の醤油、オリーブオイル、塩胡椒、ゴマのセットを買ってみました。

 家庭でも、燻製用のチップと砂糖を鍋に入れて加熱し、その煙でアレコレとスモークするのは難しいわけでないけれど(専用の土鍋もあるし)、あとでキッチンのニオイが抜けなくて困ります。その点、調味料を加えるだけなら簡単ですからね。

 で、第一弾はホタテの刺身、というか和風カルパッチョ…。

 寒くなって、から付きホタテがどこの魚屋でも山盛りで売られていますので、なるべく良さそうな大き目のものを選んで。

 貝柱だけにして、薄切りにしたら塩胡椒、オリーブオイルで軽く和える。

 燻製醤油とバルサミコ酢をまぜたソース(たれ?)をかけたのが、写真の出来上がりです。

 スモーク味が強すぎる=苦手、意識が強かったせいか、殆ど燻製味を気づかないくらいで、結局「いつもとどこが違うの~」な仕上がりになっちゃいました。

 もう少し、多めに使えば良いのかな?

 燻製というと、普通は少し加熱&身がしまった食感ですが、この調味料を使うと生のまんまでスモーク、みたいなことが出来るわけで、新しい味が発見できるかもしれません。面白い!

 しばらくは、この調味料でさらに料理が楽しめそうです。

 

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2010年12月 8日 (水)

長崎の味をパリで

003 パリは寒いです。

昨日も朝一番に買い物を済ませて「どこかでランチでも」と出かけようとしたら、いきなりスゴイ雪!

 ま、フードつきのダウンコートを着れば大丈夫、でもあるのだけど「お出かけ」の気持ちが失せました。

で、日本から持って帰った袋入りのチャンポンで昼ごはん。

 日本から仕入れてきた沢山の食品(すき焼き用の霜降り肉、味噌、醤油、みりん、お煎餅、うどん、佃煮、かまぼこ、和菓子、柚子、わさび、その他いろいろ大量→荷物の重いことと言ったら!)のひとつですが、これは長崎の友人Tさんから送ってもらったもの。

 長崎には有名なチャンポン屋が2軒あり、そのうちのひとつだそうです。

 かん水が効いた独特の腰のある麺、スープ、海老やイカ、長崎らしいかまぼこや竹輪などの具が袋に入っています。

 袋の裏側の作り方が超細かくて、ちょっと作るのが面倒になるほどですが、これは本場の味を家庭でもキチンと再現して欲しい、店の情熱なんでしょうね。

 「フライパンの向こう側に具を入れる」「ここではまだ混ぜない」などと、ちょいと命令口調なのが笑えますよ~。

 作り方ではもやしとキャベツを入れるんですが(これもグラム数まで指定!)、急に思い立ったので、その重さ分の白菜で代用しました。○○楼さん、ゴメンナサイね。

 長崎には二度、旅行したことがあり、一度は母と一緒でした。その時に食べたチャンポンの記憶通りの味に仕上がったのに感激です。

 スープがちょっと塩辛いかな、とも思いましたが、東京でも入手できない、紅白の柔らかいかまぼこ(はんぺん?)なんかも珍しく、昔々の旅行のアレコレも思い出しちゃった。

 長崎の本場のチャンポンをパリで味わう、なんて経験をさせてもらったTさんにもう一度感謝、です。

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2010年12月 7日 (火)

紫キャベツと豚肉の煮込み

 え~、前回の続きですが、「料理上手」になった夫はさらに、ひとり鍋なんかもしたらしい。味噌味にしようか、さっぱりの「ちり鍋」をポン酢で食べようか迷った、なんて話をしていました。主婦のみなさん、夫の実力を甘く見てはいけませんヨ!

010 きのうは月曜日=マルシェはどこも休みの日なので、買い置きの素材で夕ゴハン。

 夫が買っておいたモノに冷凍庫の材料を足してね。

 で、骨付きの豚肉と紫キャベツ、玉ねぎを煮込みました。豚肉にも、紫キャベツにも少し甘酸っぱいりんごの味が合うので、りんごの発泡酒シードルをたっぷりと加えて…。

 ブルターニュ地方の名物、そば粉のクレープ(本当はそば粉のクレープはガレットと呼びます。クレープは小麦粉で作ったものだけ、らしい)に合わせるのが決まり。

 日本だとそば粉のクレープなんて、お店ではなかなか食べられないけれど、パリなら沢山の店があり、しかも安い。特にブルターニュ地方にむかう汽車が出発するモンパルナス駅の近くだと、1000円も出さずにそば粉の塩味クレープ+小麦粉の甘いデザートのクレープにシードルがつく定食がどこでも食べられる。

 つまり、自宅でそば粉のクレープを作ることはゼロなんですが、シードルは時々買います。で、結局は、そのまま飲むことはなくて、料理に使っちゃうのにね。

 てなわけで、シードル味の煮込みなんですが、ワインよりやさしい味に仕上がって成功でした。付け合せは、フランス人が好きな、柔らかい(苦笑)マカロニ。玉子入りのパスタはフランス北西部、アルザス地方の名産です。シードルとは東西に離れた地方のモノだけど「買い置きゴハン」だから、そのあたりはテキトーにね。

 夕食の材料を探している時に、冷蔵庫の霜取りをしなくてはならない状況に気づいたのが敗因!

 わが家は幸い大型の冷蔵庫が2台あるので、片方の掃除をするときは、もう一方に中身を移せばよいのだけど、それでも、旧式の冷蔵庫&冷凍庫の霜取りはタイヘンです。

 次々と大量にお湯を沸かして、バットに入れたもので、カチカチの霜を溶かすわけ。

 解けた霜=どんどん垂れてくる水を雑巾で吸い取らせて絞る→拭く→絞る→拭く、の繰り返しですからねぇ。

 いまどきの日本製の冷蔵庫しか知らない方には想像もつかない作業ですが、ホント、大変なの、疲れました。

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2010年12月 6日 (月)

驚き、ウチの夫はかなり料理上手

 きょうも写真はありません。というのも私が留守中の夫の料理について書きたいのだから、見ていないのだもの。

 10日間ほど私が留守をしている間、数日は日本から出張の方たちと食事を一緒にしたらしいですが、他の日は「自分でアレコレ作ったよ~」

 一応、冷凍庫にラザニア、野菜のグラタン、ミートソースやハヤシライスなどなどを入れておきレンジかオーブンで温めれば食べられるようにしてあったのですが、減っていない!

 どうも、意外に凝った料理をアレコレと作って食べたみたいです。

 牡蠣を買ったら半分は生で、残りは青梗菜と一緒に「オイスターソース風味の炒め物」にしたとか。ラムチョップをやいたり、シュークルートを作ったり。

 パスタもそれなりにソースをあれこれと工夫していたみたいで、なかなかやるもんです。

 日本に住んでいた頃は、私の仕事が忙しく、日曜日のブランチにパスタを作ってくれたものですが、そのときは毎回同じソース。定番ゆえの美味しさはあったものの完全ワンパターンだったのに…。

 パリに来てからは、わたしに時間の余裕がある=わたしは楽しんでゴハンを作っているので、夫が手を出すことはなかったのです。

 なのに、なのに、どうして料理の腕前が上がったのでしょうか????長年夫婦をしていても謎ってあるものなんですね。 びっくりです。

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2010年12月 4日 (土)

温度差25度!東京からパリに戻りました

みなさまに無断で(?)で東京の実家に里帰りしてました。

東京は暖かく、特に最後の日にはなんと最高気温が23度!ほぼ暑い~。で、パリに着いたらマイナス2度=温度差25度は、さすがに寒さに強い私でも、かなりの衝撃でした。毛穴が一気に縮むって感じヨ。

 で、東京では実家で親孝行しましたの。屋根裏の物置の大片づけ、散らかっている納戸もね。日本では「断捨離」という言葉が流行っているようでしたが、偶然にも実家を断捨離したわけです。

 ま、片付けるというより、不用品をどっと捨てたら少しスッキリしただけですけど、母が持っていることも忘れていたバッグをチャッカリ貰ったり…。

 で、何ヶ月かに一度の親孝行ですから、ゴハンも作ったんですが、自分のウチとちがうので、写真を撮らなかったの、ゴメンなさい。

 最近人気のスト○○の鍋を料理研究家の今泉久美先生が母にプレゼントしてくださったのが「いまひとつ使いこなせてない」と言うので、煮込みやポットローストなどを作ったり、定番のパエリア(なぜか父が大好き、里帰りすると必ずリクエスト)、父の酒の肴あれこれ…。

 そして、パリでは外国人の私=旅行客と区別がつきにくいのを良いことに、レストランで平然と写真を撮るんですが、東京ではお店でカメラを出すのが恥ずかしい~。お気に入りの蕎麦屋数件、三十年以上の馴染みのすし屋、初めての店あれこれ、どこでも写真を撮れませんでした。

 そ、意外と小心者なのです。

 昨夕パリについてお疲れ気味、なのに今日は土曜日だから、太極拳の教室もあり…。時差ボケが直ったら、また「パリごはん」を紹介しますね。

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