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2010年10月24日 (日)

手長海老の甘みに、癒される~

004 なんだか「機嫌が悪い」ことを言い訳にウマイもの喰いが止まりません。

 以前パリの隣のB市で、ステキなマダムHさんに教えて頂いた魚屋に出かけることに。

 店構えは普通より少し小さめ、店頭に並んでいる魚の数もたいしたことがなさそ~だったんですが、さすがリッチ(そう)なマダムのオススメだけのことはありました。

 店頭に置いてあった手長海老は普通サイズで品質も普通だったんですが、私が手長海老に注目しているのに気づいた魚屋さん(多分主人…な感じだった)がひと言「ちょっと待ってて~」

 何を言いたいのか分からないまま(だって、並んでいる海老には大して魅力がなかったし)2,3分待ったところ、いきなり、ピチピチ活き活きの手長海老がバットに載せられて登場!スゴイ、新鮮、ウマソ~。

(でも、値段がすごく高いんだろうなぁ)と内心で躊躇していたら、またまた「ちょっと待ってて~」の声と共に店の裏側に消える魚屋の主人!

 で、ガラス製の四角い洒落た皿には先ほどの手長海老が殻を剥かれ、バルサミコ酢とオリーブオイルがかかって登場です。

 すすめられるままに食べてみれば、その甘み、プリプリでねっとりな舌触り。こりゃヘタな高級レストランでも負けるってくらいのオイシさです。

 もちろん、このオイシさを夫と一緒に食べたいので、即決断、ま、ちょっぴりケチケチで一番大きそうなのを6尾買うことにしました。

 どこの魚屋でも大型の活きた手長えびは高級品で、この店が特に高いわけではないけれど(むしろ品質から言えば安目かも)1尾500円以上もするのを、営業のため(???)に味見させちゃうって、どれだけ太っ腹な魚屋さん、と驚きました。

 さらに「ダンナさんとふたりだと足りないかも…。エイッおまけだい」と2尾を無料追加。 ねぇ、商売もうかってますか?

 あまりに感激したので、あれこれとしゃべっているうちに「日本人はウニが大好きだよね」と、殻付きのウニを一個あけてくれて、また試食。(こちらは買いませんでした)。

 この店のあるあたり、B市の北側には驚くような大きなお屋敷が沢山ある高級住宅地なので、わたしのような小物の買い物客なんて、商売の対象外なのかもしれませんけどね。

009 魚屋の話が長くなってしまいましたが、で、最初の写真が「魚屋さんのオススメ」、生の手長海老のカルパッチョ風、バルサミコ酢風味です。

 頭と殻はつぶしながら炒め、冷凍してあった魚のアラを使ったブイヨンと合わせてスープに。

 玉ねぎ、セロリ、トマト、スペルト小麦の粒を入れて、ひんやり前菜のあとは温かいスープ。

 手長海老が3000円もして、ゼイタクですが、殻まで使い切って味わったし、おまけあり、試食(というより、すでに前菜一皿分)あり、を考えるとむしろ安く付いたし、甘い海老の味わいには「癒された」し、大満足です。

 B市の魚屋に興味をお持ちのパリおよび近郊にお住まいのみなさん、場所はね、大きな教会の前の通りをずっと西側に歩いて、商店が途切れた辺り、がヒントですよ。

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