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2010年10月

2010年10月30日 (土)

貯金しておいた海老ソースでマトウダイ

まず、きのうの手作りバッグのブログをアップした途端に実家の母から「わたしにも作って~」と書かれたんですが、あの布地は数年前に買ったもの。もともとクッションでも作ろうと買ったので分量がギリギリなの。せいぜい後はポーチサイズのミニバッグくらいしか作れません。せっかくの「お気に入り」なんですが、しかたない、次回の帰国の際に持って帰ってプレゼントするしかないか(半泣)。

005 さて、例によって分かりづらい写真ですが、皮の上部に黒っぽい○があるのが見えますか~?

 そう、おなかの真ん中に黒い丸印=的みたい、ってことでマトウダイと呼ばれる魚です。以前にもご紹介して、日本では見かけないと書いたらカッキーさんから「釣り人なら知っている」とのこと。白身のおいしい魚です。

で、自慢したいのはソースなの。コツコツとためておいた海老のエキスを生クリームで溶いて、サフランを少々加えました。海老の姿は無いけれど、こっくりとした海老味が白身の魚によく合います。

 夫と二人の家族ですので、わたしが「海老好き」といっても、そんなに大量に使うわけではありません。新鮮な海老を買うたびに(食べるたびに)、頭を冷凍しておき、少し貯まったらバターとエシャレットで炒め、ブランデーを振って、トマトペーストも少し加えたダシを作ります。そのダシを煮詰めてできるのは「ほんのちょっぴり」の海老エキス。これを冷凍できる容器に入れて、また同じコトを繰り返す。

 で、この「海老貯金」が貯まったところで、おいしいソースを作れるようになると言うわけ。ずいぶんと気の長い料理ですね~。

 むかし銀行のOLをしてたから言うわけではないけれど、チョコチョコと貯めているうちにお金も、そしてソースも育っていくのです。「わたしにもバッグを作って」の母は料理上手ではあるけれど、性格はとってもセッカチ。ほんの大匙1杯くらいの海老エキスを何回も作っては冷凍、作っては冷凍、なんていう気の長い「ノア流」にはがまんできないかもねぇ~(ゴメンなさい、母上)

 こうやって、捨てちゃう部分を上手に利用しておいしい一皿が完成するって、ものすごく嬉しいものなんですけどね。みなさんもコツコツ(ま、お金はなかなか貯まりませんが…苦笑)と料理しましょ。

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2010年10月29日 (金)

こんなバッグを作りました

きのうも「定年延長法案」反対のストライキが決行されました。とはいえ、ここ数ヶ月で何回も繰り返されているので、ずいぶんと勢いが弱まり、電車もかなり動いていたし(夫は出張で新幹線を使ったのですが、予定通りに乗れたそう)、メトロも殆ど通常通り。

 002_2 ただし、街中ではデモで、交通が遮断されることもあるので、わたしはゆっくりと家で過ごすことにしました。こんなときは縫い物が楽しいのよね。

 で、赤い持ち手のバッグが出来上がり。

 生地は分厚いゴブラン織りっぽいのを使用し、ファスナーも付けたので、いつものトートバッグやエコバッグより少ししっかりしていて、普段の外出ならハンドバッグのかわりになりそうです。

 バッグの奥のほうに猫の柄のクッションが見えますか?このクッションを作る時に一緒に買った生地なんですが、ちょっと他の生地とデザインが合わないので、しまっておいたのを利用。

003 内側も「テーブルクロスでも作ろう」とバーゲンの時に買った手持ちのプロバンス風プリントで…。

この写真は内袋を縫い付けるためにバッグ全体を裏返したところ。(まち針いっぱい)

いつもの「お約束」で、ポケットは両側に付け、財布を入れても安心なようにボタン留めにしました。

口にファスナーを縫い付けたために、内袋を手縫いでまつり付けるのが、学校時代「always家庭科の成績は2」のわたしにはメンド~、そして表の生地が分厚くて、わたしの「通販お買い得」ミシンで縫うのは大変でした!

 バッグは肩にかけて持つのがラクチンなので、市販の長めの持ち手をつけて、出来上がり。

 新作バッグでマルシェの買い物に行こう!

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2010年10月28日 (木)

おめでとう!インターネット再開通

 もう、3ヶ月以上もインターネットがつながりにくい状態で過ごしてきました。

 ADSL(日本と違い、フランスでは光なんて先の話)のボックスが壊れていたんですが、何度頼んでも、送ってもらえなかったの。 仕方なく、なかなか繋がらない、スピードの遅いWIFIを利用したり…。

 3ヶ月間の間、毎日のように、プロバイダーに電話、一度大元のプロバイダーの技術者の人が来てくれたのですが、判明したのは「ボックスが壊れているので、交換しなければダメ」ということだけ。しかも、日本語サービスのプロバイダーのはずなのに、来たのはフランス人=フランス語で会話しなければならなかった!

 ま、アレコレあったわけですが、おとといボックスが到着!プロヴァイダーの担当者も「3ヶ月も繋がらなかった」私に同情???で、特別サービスで、インストールのために自宅に来てくれると言ってくれたんですが、なんとなく、自分で出来ちゃいました。

 日本の常識では「笑い」でしょうけれど、WIFIのスローペースに慣れたわたしには、ADSLが超高速に思えます!

 これで、メールもブログも好きな時に出来る、と安心です。

 ストレスもぐっと減った感じよ~。

 といいながら、パリは「定年延長法案反対」で、今日もストライキ(なのに、夫は出張を敢行!)。どこか、遊びに行きたい気分なのに、ザンネン。

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2010年10月24日 (日)

手長海老の甘みに、癒される~

004 なんだか「機嫌が悪い」ことを言い訳にウマイもの喰いが止まりません。

 以前パリの隣のB市で、ステキなマダムHさんに教えて頂いた魚屋に出かけることに。

 店構えは普通より少し小さめ、店頭に並んでいる魚の数もたいしたことがなさそ~だったんですが、さすがリッチ(そう)なマダムのオススメだけのことはありました。

 店頭に置いてあった手長海老は普通サイズで品質も普通だったんですが、私が手長海老に注目しているのに気づいた魚屋さん(多分主人…な感じだった)がひと言「ちょっと待ってて~」

 何を言いたいのか分からないまま(だって、並んでいる海老には大して魅力がなかったし)2,3分待ったところ、いきなり、ピチピチ活き活きの手長海老がバットに載せられて登場!スゴイ、新鮮、ウマソ~。

(でも、値段がすごく高いんだろうなぁ)と内心で躊躇していたら、またまた「ちょっと待ってて~」の声と共に店の裏側に消える魚屋の主人!

 で、ガラス製の四角い洒落た皿には先ほどの手長海老が殻を剥かれ、バルサミコ酢とオリーブオイルがかかって登場です。

 すすめられるままに食べてみれば、その甘み、プリプリでねっとりな舌触り。こりゃヘタな高級レストランでも負けるってくらいのオイシさです。

 もちろん、このオイシさを夫と一緒に食べたいので、即決断、ま、ちょっぴりケチケチで一番大きそうなのを6尾買うことにしました。

 どこの魚屋でも大型の活きた手長えびは高級品で、この店が特に高いわけではないけれど(むしろ品質から言えば安目かも)1尾500円以上もするのを、営業のため(???)に味見させちゃうって、どれだけ太っ腹な魚屋さん、と驚きました。

 さらに「ダンナさんとふたりだと足りないかも…。エイッおまけだい」と2尾を無料追加。 ねぇ、商売もうかってますか?

 あまりに感激したので、あれこれとしゃべっているうちに「日本人はウニが大好きだよね」と、殻付きのウニを一個あけてくれて、また試食。(こちらは買いませんでした)。

 この店のあるあたり、B市の北側には驚くような大きなお屋敷が沢山ある高級住宅地なので、わたしのような小物の買い物客なんて、商売の対象外なのかもしれませんけどね。

009 魚屋の話が長くなってしまいましたが、で、最初の写真が「魚屋さんのオススメ」、生の手長海老のカルパッチョ風、バルサミコ酢風味です。

 頭と殻はつぶしながら炒め、冷凍してあった魚のアラを使ったブイヨンと合わせてスープに。

 玉ねぎ、セロリ、トマト、スペルト小麦の粒を入れて、ひんやり前菜のあとは温かいスープ。

 手長海老が3000円もして、ゼイタクですが、殻まで使い切って味わったし、おまけあり、試食(というより、すでに前菜一皿分)あり、を考えるとむしろ安く付いたし、甘い海老の味わいには「癒された」し、大満足です。

 B市の魚屋に興味をお持ちのパリおよび近郊にお住まいのみなさん、場所はね、大きな教会の前の通りをずっと西側に歩いて、商店が途切れた辺り、がヒントですよ。

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2010年10月23日 (土)

きょうは生肉で力をつけよう

001 とにかく元気がないので、頑張れるゴハンを作ろうとしています。(べつに病気と言うわけでなく、ストレスとヨーロッパの冬らしい灰色の空のせいらしい)

 で、タルタルステーキなんかどうかな、と試してみました。

 仲良=信頼できる肉屋で、ステーキ用の赤身肉を買って、包丁でたたきます。たいていの人は機械で「ひき肉」にしてもらうのだけど、包丁でたたいたほうが、適当に粗めなところもあり、ねばりも出てオイシイと思います。

 玉ねぎ、セロリ、パセリのみじん切り、ケイパー、アンチョビ(このへんはイタリアで覚えた)、塩胡椒、そして味の決め手はちょっぴりのウスターソース、オリーブオイルもね。

 まんなかに卵黄(写真だと小さく見えるけど、肉が多めな上に有機の卵がちいさいだけです)をポトンと乗せて…。

 付け合わせは見たとおり、カリカリの焼きポテト、インゲン、トマト。

 私は少量のペッパーソースもたらして食べました。

 フランスではカフェめしでも定番のタルタルステーキですが、意外と日本人の知り合いには「生肉~?」と尻込みする人がいるのがフシギ。

 焼肉屋でユッケ食べるし、刺身だって日本人の「定番」なのにね。

 とはいえ、私自身もそこらへんのカフェでランチなんて時にはあんまり注文しません。なぜなら、ココ最近、パリ旅行中にタルタルステーキでおなかを壊したという話を二度ほど聞いたから。

 刺身だってヘンな店だと食べないものね。信頼できるレストラン、か自宅で作りましょう。簡単だから。

 肉好きの夫はもちろん、大満足。わたしもおいしく食べましたが、別に体力を使い果たして元気がない、というわけではないので、あんまり「元気になる効果」はなかったようです。残念!

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2010年10月22日 (金)

ユーウツな時は、オイシイもので元気になろう

004 ここのところ、ストレスフルなコトが続いて、精神的に疲れた、というか落ち込んでました。(なぜ、イヤなことって続いて起こる?)

 で、ブログを書く元気がなくてサボってました。

 「こんなことではイカン」と思って、解決法を探したんですが、いつもは夢中になって時間もわすれちゃう「小物作り」(バッグ、ポーチ、エプロン、テーブル周りのものを気に入った布を使って…)も、生地選びの段階から「やる気ナシ」。

 やっぱり、一番効果的なのはオイシイものを食べることですねぇ。

 そんな時はこんな料理が簡単、豪華で自分の機嫌をとるのにはピッタリ。

 生フォアグラ(先日上手に出来たのに味をしめた!)のソテーの上に半生にソテーしたホタテ、これまた軽く蒸した生っぽい牡蠣を乗せちゃいました。

 好きなものを重ねて食べたら、なんでもGOODとはいかないけれど、この組み合わせは大成功。

 ソースはマンゴビネガー(日本でもマスタードで有名な会社のもの。とろりとした酢で、マンゴのピュレー感たっぷり)と蜂蜜をあわせたものと、バルサミコ酢で。

 とろける~、ウマイ!と自画自賛しているうちに、ユーウツ気分をわすれたみたい。また元気なニコニコおばさんに戻れそうです。

 美味しいモノは人間を元気にしてくれます。

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2010年10月14日 (木)

ちょっとサボリたい気分、で簡単モツ煮込み

004_2 ここのところストレスのある仕事の準備をしていて、ゴハン作りに身が入りません。

で、簡単な牛モツ(トリッップ)の煮込みにピラフを添えてみました。ハチス、胃袋、そしてなんだか分からない部位を生トマト、セロリ、人参、玉ねぎで煮込んであります。

気分が乗らないのに、下ごしらえの面倒くさいモツ料理?の秘密はコレ。

001_2 買い置きの瓶詰めの牛モツなんですが、400グラム入り、のぎっちりモツが入っています。

普通の出来合いのモツ煮込みは、モツは少なめ、そして私の好みとは一致しない味のソースがたっぷり、なんてのが殆どなんですが、これは味付けが薄くて、殆どモツしか入っていないって感じなので、味付けが自由自在で便利です。

 ホント、夫が和風の「モツ煮」が食べたい時なんて、野菜、こんにゃくなど入れ、味噌味で煮込んだら、もとはフランス風なんて分からないくらいなんですから。

 以前(といっても昔々)卸売市場があった、レアール地区には、まだまだ食品関係の店が多くて、こんな瓶詰め類も品質の良いものが買えます。

 調理器具やエプロンなどもプロ仕様のものが見つかるし、製菓材料も1パックの量が多いのをガマンすれば安い。(ちなみに、友人で通販でおいしいケーキを作っている「みらべる」さんへのお土産は50本入りのヴァニラに決めている。日本の半分どころじゃない安さ)

 で、レアールに出かけたときは、このモツ煮込み、とか鴨のコンフィ(塩漬けの鴨の脂漬け)、カスレ(南フランス風の豆煮込み)などの瓶詰めを買っておきます。

 忙しい時、そして「やる気のナイ」時に、と~っても便利で助かる。

 皆さんも、「イザという時」の買い置き食材がありますか?

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2010年10月12日 (火)

「ビストロの古典的前菜」が誰でも作れちゃう?!

005 はい、きのうの我が家のアントレ(前菜)は、パリのビストロの前菜の中でも古典中の古典(?)、「ウッフマヨ」でございます。

 って、単に半分に切ったゆで卵にマヨネーズを添えただけなんですけどね~(苦笑)

 家庭の普段着の食事で「前菜」「メイン」なんて言うと、レストランじゃあるまいし、主婦だって忙しいのだから毎日そんなこと出来ない、と思われるでしょうが、これならネ。

 同じゆで卵でもサラダに入れちゃえば副菜で終わり、別盛りにして、食事の最初に出せば立派な(?)前菜です。

003 まさか?と思われる方のために証拠写真。これは、日本の雑誌にもたびたび紹介される、超々人気ビストロの「ウッフマヨ」自家製マヨネーズがメガたっぷりかかっているのが人気の秘密かな。

 そして、この料理、情報誌のグルメランキングでもパリの「おいしいウッフマヨ」部門で、ナンバーワンだったの(多分、もしかして2番かな・・・)

大体、「おいしいウッフマヨ」のランキングが存在するだけで、料理の人気のほどが分かりますよね。

 そう、卵を茹でてマヨネーズをかけるだけで、フランスで人気の定番料理が作れちゃうのです。料理が苦手、な方だって、ゆで卵くらいは出来るでしょ?

 さ、これからは堂々と「フレンチの定番の前菜が作れる」と胸を張って料理しましょうね、みなさん!

 ところで、前にも書きましたが、マヨネーズは「卵黄とマスタード」にサラダオイルを少量ずつ加えてグルグルかき回すだけ(+酢またはレモン汁、塩胡椒を最後に)で簡単に手作りできて、オイシイ、ウンマイ!

 卵を茹でるのが限界の調理レベルの方は仕方ない(ま、市販のマヨネーズに生クリームとマスタードを少量加えてみるとか…)として、是非マヨネーズは手作りでお願いします。

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2010年10月11日 (月)

金曜日のパエリヤ 分かりやすい???

001 土日の更新をサボったので、金曜日の話題なんですが…。

 昔イタリアで料理の勉強をするために滞在した時、トスカーナの小さな街では、魚屋が開店するのは火曜日と金曜日の二日間だけなのに驚きました(金曜日はキリスト教の習慣で魚を食べる、そして火曜日は理由は不明)

 そのときの習慣が残っている訳ではないのだけれど、月曜を除く毎日、新鮮な魚が買えるパリでも、わたしが魚屋に出かけるのは火曜日と金曜日が多いのです。

 で、金曜の夕食はパエリア!写真(いつもヘタクソ)では見えないけれど、中にはアンコウ、イカそしてムール貝、海老がたっぷりと入っています。本当は海老ではなくて、ダシの良く出るエクルビス(ざりがに)を入れたかったのだけど、その日に限っていつも売っている生きたエクルビスが入荷ナシ。

 魚介類の他には、赤ピーマン、トマト、グリーンピース、玉ねぎ、鶏肉、ソーセージ(夫が辛いものが苦手、本当は辛口のチョリソとか入れたい!)が入っています。

 パラリとしたサフラン入りのゴハンに具がたっぷり、すごくオイシソ~、と自画自賛、そして夫も喜んでくれるかな~?

 で、帰宅した夫の第一声は「金曜日にパエリアって単純な発想だな」ですって。

 ま、結果、味は気に入ってもらえたようで、しっかり食べたんですが、なんだか否定的な発言で、ちょっぴりガッカリしちゃいました。

 ウチの夫は食いしん坊なので、お気に入りorオイシイ時は、しっかり褒めてくれるし、???な味のときは欠点を指摘してくれるのですが、こんな風に私の献立を「単純な発想」なんて言ったのは初めてでした。

 結婚して15年以上経っても、夫婦は分からないことが沢山残っているものなんですね。

昔、どこかで毎週金曜日にパエリアを作るレストランで食事してたのかなぁ?なんて考えちゃいました。

 ところで、海外からブログを書いているせいか、コメントが書けない=お返事が出来なくてスミマセン。とあやまりつつ、皆さん、コメントお待ちしています!

 

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2010年10月 7日 (木)

アントレふたつで晩ごはん

004 きのうの夕食は軽い献立にしたいと思いました。その前の日、ランチを友人とレストランでしっかり食べ、夕食もガッツリ、さすがの「大食い」の私も反省したから…。ま、妻なんて勝手なもんですね、夫はいつもと変わらない食欲のはずにもかかわらず妻の事情で「きょうの夕食は物足りない~」と思っているかもしれません。(苦笑)

写真はアボカドのちょっとグワカモレ風(よく熟したアボカドをつぶし、レモン汁、焼いて皮を剥いたパプリカ、パセリなどを混ぜる)の上に、蟹の身を乗せ、自家製マヨネーズをたらり。 以前ビストロで食べた料理を真似しながらヴァージョンアップしたものです。

001 こちらは「モリューのアクラ風コロッケ」。

以前にも書きましたが、モリューとは塩乾鱈のこと。2日間くらい水に戻してから使うと、生の鱈とは別の旨味があって、オイシイ素材です。

 前にNHK「きょうの料理」でアクラという料理をご紹介したことがあります。

アクラはこのモリューを小麦粉の生地(ハーブやスパイス入り)でつないで揚げたもの。(「きょうの料理」では、日本で手に入りやすい塩鮭を使いました)

 で、きのうは小麦粉のかわりに少量のジャガイモを茹でてつぶしたものを使ってコロッケ風なの。夫はジャガイモ好きですからねぇ。

 料理2種とはいえ、どちらもアントレ(前菜風)の軽いもの、そしてサラダ、パン、チーズの献立です。夫はパンもチーズもたっぷり食べてたので、ちょっと物足りなかったのかもしれません。

 けれども、このアントレ2種類で「前菜、メイン」のかわりにしちゃう、というのは夫から教えてもらった外食の奥の手なのです。

 昔、夫が仕事関係のお付き合いで外食が続いたり、時には昼夜レストランで食べなきゃならない時など、きちんとメイン料理を食べていたら、とっても胃腸が追いつかない。で、アントレを二つ注文して、相手の方のアントレ、メインに合わせたのだそう。以来、前菜に食べたい料理が沢山&メイン料理に魅力がない、なんて時にも、この手を使っています。

 フランス人並みの食欲がない日本人、特に旅行中には便利な方法です。

 ま、普段のわたしは、すでにフランス人を凌駕する食欲の持ち主になり、そんなこともしなくなりましたね~。きのうは、珍しい「アントレ2種」ごはんでした。

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2010年10月 5日 (火)

意外なところで見つけた!四角いセルクル型

005 あいかわらず、写真がヘタクソなのは、料理を盛り付けた後大急ぎで撮るからなんでしょうね。温かい料理が冷めないうちに食卓に運びたいのです(言い訳)。

 で、お見せしたいのは、こんがりと網焼きにした羊のバラ肉(ハーブ、ニンニク、オリーブオイルでマリネしてあります)ではなくて、奥の付け合せ。

マッシュポテトとほうれん草のソテーを2段にしてあるんですが、いつもは丸いのが四角くなってる。

ホント、写真じゃわかりませんね~(苦笑)。

 基本「家庭料理は盛り付けや飾りつけでなく、味で勝負」と考えていますが、それでも、少しだけキレイに盛ると、夫の食欲が増すような気がします。

 マッシュポテトもほうれん草もスプーンでボテッと皿に乗せたって味が変わるわけじゃないけれどね。

 で、お菓子などに使うセルクル(リング)型を数種類持っていて、盛り付けに利用しています。(お客様の時など、それぞれの皿の量がそろえられるのも便利)

 最近のビストロなどで、盛り合わせが四角くなっているのを見つけて、わたしも真似しようと調理器具屋に行ったんですが、丸いセルクル型より四角いのは、ずっと値段が高い。2.5倍くらいかな、で買わずにいましたら、変わった店で安くゲット。

 先日ベトナム風のラーメン「フォー」を食べに中華街に出かけ、ついでに仕事の用事で「業務用調理道具、包材」に立ち寄りました。

 中華街ですから、中華料理の道具が一杯、の中に忽然とセルクル型を発見。

 1個1ユーロは以前見つけたものの4分の1以下の値段です。

 ま、マッシュポテトが四角くても丸くても「何かが変わる」と言うほどのこともない、主婦の自己満足に過ぎないですけど…。

 毎日、毎日ゴハンを作り続けなくちゃいけない主婦の生活、こんな小さなことで、やる気が出るものなのよ。

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2010年10月 3日 (日)

フォアグラのイチヂク添え 

006 う~ん、現在おなかがいっぱいなわたくしです。

 で、左の写真はごくごくシンプル&ちょっとゼイタクな本日のランチのメイン料理。

 生フォアグラをさっとソテーしたものに、イチヂクのオーブン焼き(蜂蜜とバターを乗せて)を添えてあります。

秋に入って、食欲は増すばかり、で超高カロリーな「生フォアグラのソテー」が食べたくてたまりませんでした。とはいえ、我が家が行くような値段の安いビストロ=日本なら大衆食堂?では、そんな上等な食材なんて絶対に使えない。

 フォアグラのポワレ(ソテー)を食べるには、もうすこし高級なレストランに行かなければならないけれど、飲んで、食べてだと予算的にもキツイ上、最近仕事が忙しくて疲れ気味の夫としては出かけるのが面倒な様子です。

 で、今日のランチに私の友人(仕事上の付き合いですが、もう十年以上の知り合いでパリにも年に2度は来る。そのたびに一緒にゴハンを食べます)を我が家のランチに招いたのを良い言い分けに「自宅でフォグラ」にしました。

 仲良しの肉屋でフォグラの筋を除いてもらい(これがけっこう手間がかかる作業)、適当な大きさに切ってから塩胡椒、あとはフライパンで焼くだけですから、ものすごく簡単。

 フォアグラも肉屋で買えばレストランの何分の一かの値段ですから、いままでレストランで食べることしか考えなかった自分が馬鹿みたいよ~。

 気軽な「友達ランチ」なので、数日前に作っておいたテリーヌ、おととい漬け込んだヒシコ鰯のマリネをそれぞれの容器のままドカンとテーブルに出して、各自好きなだけ食べるのが前菜。

 つづいて上のフォアグラ、サラダ、チーズ。

 デザートにはこの季節ならでは、の小さくて酸味の強いレネット種のりんごを使ったタルトタタン。食事のちょっと前に焼きあがったものが、ほんのりと温かみが残っているくらいの食べごろ温度になってました。

 今朝は天気も良く、毎週恒例でエッフェル塔の真下、シャンドマルス公園で、たっぷりと太極拳の練習をしたとはいえ、ここまで食べちゃったら、その効果も???。

 夕食は軽めにするつもりなんですが、まったく太る心配のない夫は何が食べたいのかな。

 

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2010年10月 2日 (土)

金曜日は軽やかディナー

001 ウン十年も会社勤めをしている夫によれば「サラリーマンにとって金曜日の夕方は最高の日、一週間頑張って、土日が休みと思うとウレシ~」のだそう。

 わたし自身もOLの経験があるにはあるけれど、たったの十年間、夫の言葉には重みがあります。

 その発言はつい先週のこと。で、昨日の晩ごはんは「ゆっくりと食べられて、一週間の疲れがとれるライトなディナー」を目指しました。

 一応主婦として、「夫の好みを一番に尊重」しているというのが建前ながらも、実は「自分が作りたいもの」を作っちゃっているんですよね。妻として反省…。

 で、上の写真が前菜。トマトの上にフヌイユ(ういきょう、イタリア料理ではフィノッキオ)のマスタードドレッシング和えと軽く焼いたアンドゥイユ。フヌイユはスライサーを使って薄く薄く切ってあるので、食感はコールスローっぽく、味はフヌイユの個性がある感じ。

 で、アンドゥイユとは、豚の内臓(多分腸)で作ったソーセージで、直径7~8センチくらいの大型のもの。そのままスライスして食べるのがフツーなんですが、わりと脂肪が多いくて、その口当たりが気になるので、さっと焼いてみました。

 焼くとくるくると巻いて作った腸がほどけて、こんな感じにヒラヒラになり、表面のスモークが香ばしくなります。

 内臓のソーセージときくと拒否反応???ウチの夫も普段、アンドゥイユを積極的に食べるほうではありませんが、こんな風にするとOKみたいでした。

004 これがメイン料理の「蟹たっぷり」リゾット。魚屋で生きた蟹が4ユーロちょっと(500円しない)で、売っていたので…。

 いつも茹でて、手作りマヨネーズを添える、アボカドと合わせる、では芸がないので、もったいない気もするけれど、ドカンと蟹1杯まるごと、リゾットに入れました。蟹ミソも卵も全部、全部。

 写真では良く分からないけれど、リゾットにはズッキーニのさいの目切りもはいっています。そして、散らしたのはベランダで最後の葉っぱをつけたバジリコ。

 普段はリゾットは前菜か付け合せにするのだけど、豪華に作れば「お腹にやさしい」メインになります。

 焼きたてのバゲットにチーズプレート(マンステール、シェーブル2種、ロックフォール、羊のハードタイプ)を食卓に運ぶと、夫は白ワインから赤ワインに切り替えて…。

 毎朝8時前にはオフィスで仕事を開始する夫にとって、金曜日、翌朝の時間を気にせずに夕食を食べるのは格別の楽しみなんですね。

 白ワインをグラス2杯+赤ワイングラスにナミナミ1杯は、少し飲みすぎ?

週末くらいはね。

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