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2010年9月

2010年9月28日 (火)

ひさしぶり、の人気ビストロ

きのうの夜は夫が会食の予定、なのでガッツリとランチを食べようと。で、カルチェラタンに近い超任期ビストロへ。

 この店、はずっと前から「行列の出来るビストロ」「夜の予約は1ヶ月以上前、必須」の人気店、数年前に最初に出かけたとき(冬だった)雪の降る日だったにもかかわらず、ずら~っと行列、そして屋外のテラス席まで満杯で驚いたものです。(だって、雪がガンガン降って寒いのよ~)

 確かに値段と味のバランスを考えると良い店ですが、いつでも満員、テーブルもキチキチなのも???だし、数回食べてみると、それほどメニューに変化がなくて、「ま、いいか」と出かけなくなっていました。

002 で、最近友人のM子さんはこの店にはまったらしく、立て続けに出かけたと話すし、ココのシェフが審査員をしている「素人シェフ、ナンバーワン」みたいな番組を毎週見ていることもあって、ふと出かけてみた、というわけ。

 この店は昼は予約を受け付けずに、先着順で入店するので、開店の12時前から行列が。

日本の雑誌でも紹介されるので、わたしの後ろは横浜から来た、というお母様とお嬢さん。席もお隣だったので、あれこれとおしゃべりしたり、メニュー(この店は英語版ナシ、フランス語が読めないとチトつらい)の説明をしたり…。

 で、おしゃべりしている間に反対側のお隣の席で一人ランチの紳士が注文したのが上の写真。ソーセージ類の盛り合わせですが、常連らしいセレクション、写真ではわからないですが、ものすご~くオイシそうでした。

001 わたしは前菜に温野菜のサラダ。

今書いたテレビでシェフが「野菜の歯ごたえが大事」と言っているので…。

 でも、実際はかなり「フランス伝統風」なのか、やわらかくなるまで火を通してありましたヨ。???

ニンニクが利いています。

004 これが、メインで、仔牛のバラ肉をやわらかく蒸し煮してから、スパイス味でソテー。

 肉はものすごくオイシイけど、つけあわせの白いんげんがネ、こちらは固い。白いんげんは、やわらかく煮込んであるのが私の好みなんですけど。

で、デザートはコーヒー味のクリームブリュレ、コーヒー味のトロンとしたクリームにカリカリのキャラメルになった砂糖、のはずがキャラメルではなく、砂糖を振り掛けただけだったのは、満員過ぎて上を焦がすのを忘れちゃったのかな??? 

 このビストロ、一度は何回も通ったお気に入りの店だったので、ちょっとした欠点が逆に目に付いてキビシ~意見になりました。

 どの料理も魅力的だし、おいしいけれど、今はもうちょっと小さいビストロで、シェフが「ひとりで頑張ってる」店のほうが、のんびりと食べられるかもしれませんね。

 ただ、わたしがパリに来た頃は今ほどの「ネオビストロ」ブームではなく、この店は本当に画期的だったのです。そして、いまでも材料の取り合わせ、とか他の店とは断然差が付いているのも事実。もう少し、空いている日にまた挑戦してみましょう。

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2010年9月26日 (日)

マヨネーズ用(?)カフェオレボールをゲットしました

 まず、きのうのブログについて補足します。今朝、実家の母に電話して話したんですが「大トロマグロを1キロ買って、蟹と牡蠣も…。ウン万円とか使ったの~っ?」と訊かれてしましました。そう、日本じゃ生のトロまぐろなんて超高価ですよね、プチ贅沢どろの騒ぎじゃない。ご安心を!ま、安くもないけど、全部で5000円ちょっとの買い物です。もちろん、毎日こんな買い物ばかりじゃ大変だけど、たまの浪費には丁度良い金額でしょう。

012 ことしの夏休みにノルマンディの別荘に泊まらせていただき、アレコレとおいしいものを食べた話を以前に書きました。なかでも、ご主人(エライ弁護士さんらしい)が手作りしたマヨネーズの味が忘れられません。

 オイシさの秘密は彼のお祖母さんから譲られたと言う陶器で出来た古いカフェオレボールを使うからかも?

と思って、昔ながらの大きなカフェオレボールを探していたんですが、ちょっとした骨董屋や有名なクリニャンクールの骨董街なんかだと、ものすごく高価でびっくり、手が出ませんでした。

ところが、昨日(土曜日は毎週太極拳の教室に出かける日。終わった後夫婦で街をブラブラするのが楽しみ)、あちこちで不定期に開催される青空骨董市に遭遇、手ごろな値段のものをゲットしました。嬉しい~!

 015 もともとランチは前日買った蟹サラダの予定だったので、さっそく使用。底の丸みが少量のマヨネーズをつくるのにピッタリした。

 まずボールにマスタードと卵黄を入れ、サラダオイルを少量ずつ注ぎながらかき混ぜるだけなんだけど、そして最後に塩胡椒、レモン汁で薄めにつけた自家製のマヨネーズは本当においしい。市販品とは全然別物です。

013 せっかくの蟹なので、いきなり全部混ぜた「蟹サラダ」にせず、レタス、胡瓜のピクルス、セロリと玉ねぎのみじん切り、トマト、をむしった蟹、蟹ミソと同じ皿の上ですが、別々に盛り付けました。(生ハムは冷蔵庫の残り物整理のため、オマケ)

 ボールのマヨネーズをちょっぴり付けて蟹だけを味わったり、他の材料と混ぜたり、好みの味でゆっくりと楽しみました。

 冷え冷え白ワイン、焼きたてのバゲットと週末の軽いランチ。あたたかい豆のポタージュも添えました(写真は撮り忘れ)。土曜日は楽しいな。

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2010年9月25日 (土)

MOFの魚屋でゼイタク買い

001  はい、この方MOF(フランス最高職人の称号)に輝く魚屋さんです。ずいぶん若く見えるけれど、この道30年以上の経験があるのだそう。

 以前にも書きましたがMOFの称号はフランスではなかなかの権威、レストランのシェフなんてコックコートの襟が3色になっているだけで(ね、この写真の魚屋さんの襟も3色でしょ?これがシンボル)、ものすごく尊敬されちゃうのですよ。

 この店はいわゆるマルシェ(青空市場)ではなく、常設なので月曜日をのぞいた毎日開店しているのが便利で安心。特にブランド物のジラルドの牡蠣がいつでも買えるというわけで、冬場は特に買い物する回数が多いのです。

004 きのうの買い物は、いつもの牡蠣1ダース、右がマグロのトロ半尾分、奥にあるのは茹でた蟹半杯(写真の関係で小さく見えるけど、実はかなり大きい)。

 トロは売ってくれる最低単位がコレだったのでので、1キロでも仕方ない。キッチリと包んで冷凍し、3回に分けて食べる予定。幸い我が家の冷凍庫は引き出しと扉が二重になっていて強力。以前凍らせた牛肉をプロの職人さんに薄く切ってもらったことがあるんですが、その職人さんが「業務用の冷凍庫で凍らせたでしょ~」と言ってたくらい。

008_2 二週間前にマグロの刺身を久しぶりに食べたら(その時は赤身と中トロ)、おいしくて夫が「また食べたいネェ」と言ってたのを思い出して、ぜいたくだけど買っちゃったマグロは薄めに切ってこんな風。

 大トロに大根おろし(+醤油とわさび)を合わせるとコッテリとさっぱりが丁度良い相性。薄く切るのもサッパリ食べるコツ。

脇においてあるのは端っこをたたいて作ったネギトロです。

 寿司飯、薬味にガリ生姜、胡瓜、ウチで育てた茗荷、漬物などを細かく刻んだものを添えて、各自で「ひとくちちらし」にして食べました。

 サトイモと鶏肉の煮物、煮豆も添えて「和」ごはんもオイシイね。

 蟹は土曜日のランチに「かにサラダ」、牡蠣は日曜日に食べる予定にしています。魚介類を買うとお金がかかるけど、先日のブログに書いたように「ゼイタク宣言」したので、太っ腹(実際にも最近また太った~コチラは困る)なのです。

 いつまでゼイタク生活が許されるのでしょう、そろそろ夫からギブがでるかも?

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2010年9月24日 (金)

どうやって決める?毎日の献立

 フランス人は老若男女政治には大いに興味あり、なのでデモとかストライキが多い、昨日も新しい定年、年金のシステムに「反対!」でストライキだったのですが、パリ市内の交通には影響は少ない様子、でした。

 で、一昨日からはじまったイタリア映画を観に出かけました。ここのところ料理がイタリアンだったので、気分はすっかりイタリアなんですもの。

 映画は「Io sono Amore」というロマンチック&トラジェディックないかにもな女性向きでしたが、イタリア語を満喫。パリ暮らしのほうがずっと長いんですが、若いころに学んだイタリア語の「耳」が残っていて、フランス語の字幕を読む必要もなく、理解できたのには驚きました。フランス映画だと、ここまで会話の細かいところを聞き取れないのにね~。50歳近くになってはじめたフランス語はツライ。

 で、映画のヒロインはミラノのお金持ちに嫁いだロシア人、ということで、夕食はロシア風と決めました。

 キエフ風カツレツ? ボルシチ? ま、いずれにしてもロシア料理のメニューは大したことない(といいつつ、実は最近スラブ料理の本を買ったので、ロシア風の料理を勉強中)のですが、夫の好みも考えて「ビーフストロガノフ」にしました。」

003 赤みのステーキ肉を細切りにし、マッシュルーム、エシャレットが入っています。生クリームたっぷり、ブランデーを香り付け、そして市販品(缶詰)のフォンドヴォーをちょっぴり。

パセリ入りのバターライスとグリーンアスパラガスを添えました。

ロシア風、というかスラブ風の決め手はパプリカを加えること。肉の下味に塩胡椒とともにまぶします。生クリームのマイルドな味は損なわずに、ちょっと個性が出ますので、コレは是非、是非。

 クリーム系のおかずは秋になるとおいしい~ですよね。

 で、きょうのテーマは献立のことでした。

 わたしは市場でオイシソ~なものを見つけたら、それを中心に献立を考えることが多いですが、それでも常になにか「マイブーム」があるみたい。この間のイタリアン続きとかね。そして、読んだ本や、テレビ、昨日みたいに映画なんかに影響されているみたい。

 栄養、予算を考えて1週間分の献立をキッチリ決める「優等生」ではないし、料理好きなので「同じ献立が3日単位で繰り返される」のはイヤ!

いろんなものを作ってみたい、そして夫も食いしん坊。で、時々「何を作ろう」ですごく悩んじゃったり。

 みなさん、献立で悩むことはありませんか?そして、そんなときはどうしてますか?

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2010年9月22日 (水)

この頃ちょっとイタリアン、なわたし

010_2 ここ数日のパリはインディアンサマー(小春日和)で、太陽サンサン、気温もぐっと高めです。もちろん、東京の残暑とは全然違い、あくまで秋ですけどね。

で、太陽につられたのかイタリアンなメニューが続きました。

パリに来てから「イタリアはお隣の国、いつでも行けるさ」と思っていたのですが、この頃ずっとご無沙汰。

料理の師匠のマンマの顔も見ていません、サビシ~。

 で、昨夜のゴハンは「セバスト=めばるのアクアパッツァ風」。本来はイタリア風の煮魚なわけですが、大きな魚を煮る楕円形の鍋がないので、キャセロールでオーブン焼きにしました。たっぷりのオリーブオイル、白ワイン、ニンニク、トマトとあさり、ローズマリーは定番ですが、さらにコリアンダー(香菜)をパセリのかわりに使ったら魚との相性がとても良かった。

 夫(魚の食べ方がヘタ。どちらかというと肉好きなこともあるけど、小骨が一本でもあるとイヤらしい)には、きれいな身だけを盛り付けて、たっぷりとソースをかけ、わたしは「おうちゴハンの特権???」で、アラの部分まで、細かく食べぬきます。

 エンガワとかほっぺたの身がおいしいのよね。(食べ終わった後はネコも食べる所が無くて怒る、ってくらいキレイ)

005_2 で、その前の日はこんな具合。

手長海老とホタテのソテー、グリーンアスパラガスを添えた生トマトのリゾットでした。

 このところ、マルシェ(青空市場)の「畑のトマト」が味が濃くておいしいの。ヘタの所なんか緑色だったり、ヒビが入ったりしていて、格好もいびつなんだけど、昔ながらのトマトらしい味です。

玉ねぎのみじん切りを炒めたところに湯むきしたトマトをたっぷり、でブイヨンなんか必要ないくらいの旨味のソースになるので、これでリゾットを作りました。

 リゾットは最近のフレンチレストランの定番付け合せだし、定番フレンチデザートの「リオレ」はいわば牛乳で煮た甘いリゾットみたいなもんだし、でリゾット用の米はパリでどこでも買える。日本の米で作ると、全体のトロリンとした感じが出にくいんですよね。

 おとといはリゾット、昨日はアクアパッツァ、そして昨日のアサリが残っているので、今日はスパゲッティボンゴレにでもして「三連続イタリアン」の予定です。

 と言いつつ、二日続けてフレンチから離れたので、ちょいと懐かしい気分も…。

 で、昨日の午後に作った「自家製子羊のテリーヌ」を前菜にするつもり。

 なんだかんだとパリ暮らし=フレンチごはんに体がすっかり慣れちゃってるのですね。

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2010年9月19日 (日)

肉とフルーツ シュクレサレ

 昔聞いた(読んだ?)話では、フランス料理のデザートがこってり甘いのは、料理には砂糖を使うものがないため、一方日本料理はみりんとかで甘みがあるので、デザート文化がない、ということだった気がします。

 が、現在のフランス料理は、やたらシュクレサレ(甘辛)味が幅を利かしています(で、デザートは軽くなったといいつつ、やっぱりこってり甘くてオイシ~)

 ま、クラシックな料理の中でも「鴨のオレンジソース」は有名で、肉類にはフルーツの甘さと香り、酸味が合うのよね。

004 で、これは子羊の背肉のローストに桃のソテーを合わせてみました。

 写真がヘタクソでわからないけれど、スライスした上の部分の皮はカリカリ、そして肉はロゼ(レア=バラ色)に焼き上がり、まあまあの出来。

背肉はプロでも焼き加減が難しいのだそうですが、上手に焼きあがるとオイシイ部分だけど、普段はどうしてもモモ肉やラムチョップで安全確実をねらいます。

 ウチの近所に日本人経営の(日本の店も超有名店)フレンチレストランがあり、若いシェフたちが頑張っていますが、以前その店で食べた背肉は理想てきな仕上がりでしたっけ。

 子羊肉にはフルーツの組み合わせ、というのは?と思いつつ試してみたのですが、桃の香りが意外と肉と相性が良くて、さっぱりと食べられました。

 来月にわたしのもうひとつのサイト(プロフィールからアドレスをご覧ください。パリ高島屋のサイト「おうちでビストロ」では料理のレシピを詳しく紹介しています)では、鴨のソテーに秋らしいブドウを組み合わせてありますが、先週のマダムの料理教室では先生は洋梨を使ってました。

 特に男性は「料理にフルーツを使うのは絶対NG」とかたくなに拒否する方が多いようで、「酢豚にパイナップルが入っているのは許せない」な~んておっしゃったりしますが、フルーツ=デザートという先入観が料理を味わう前に、味覚をストップしちゃってるのでは?

 砂糖の甘さではなく、フルーツの自然な味は肉の風味をひきたてると思うんですけどね。是非ためしてみて頂きたいものです。

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2010年9月17日 (金)

高級中華ランチ

005 夫の「ゼイタク宣言」(前の記事をご参照)はわたしが料理する際の材料についてのことだったのですが、そして十分に理解していたんですが、知らん振りして外食ランチにゼイタクしちゃいました。

 我が家から歩いて5分ちょっと、パリ16区の高級住宅地のひとつパッシーから近い場所の中華レストランです。

以前は星付きだったこともある、というパリの中華料理の中では指折りの店。

006 店内はクラシックなフレンチレストラン+あとで付け加えた(?)中華風な飾り物がちらほら置かれてます。

 で、ランチは品数がすごかった!というわけで写真を全部載せるのはムリですが。ずら~っと書いちゃおうかな。

①タロ芋のスープトリュフ味

②左の写真の前菜盛り合わせ(青マンゴのサラダ、パイナップルのサラダ、スズキの刺身のピリ辛和え、牛肉のタタキっぽいの)

③上の写真の小イカのてんぷら

④ベトナム風春巻き

007 ⑤この写真がベトナム風蒸し餃子

⑥鴨のピリ辛炒めと白ごはん

⑦野菜やきそば

⑧牛肉のチャイニーズステーキと黒米ごはん

⑨バナナのフリッターのフルーツ、アイスクリーム添え

⑩ゴマとドライフルーツの小さなオモチ、ピーナツヌガー、生姜の砂糖漬け

 ふ~!とこんなに沢山の料理が少量ずつですが、続々と出てきました。先日のブログでパリのフツーの中華料理はやたらと味付けが甘い、と書きましたが、さすがにこの店くらいの高級店ではそんなことナシ。(ただし、中華と言いながらベトナム料理が混在しているのは、安い店と同じ)

 いつもヒトケタユーロ=1000円以下のチャイナタウンでのランチばかり食べているので、この高級感とボリュームにちょっと圧倒されちゃいました。ま、値段はウン倍ですけどね。

  わ~い、ゼイタクは素敵!全然反省しないわたしです。

 ところで、この店で食べるのは2回目、以前、星付きレストランに凝っていた頃に「ひとつ星中華」に挑戦したの。現在は星ナシだけど、味、内容ともに全然かわっていませんでした。ただし、あまりにも変化ナシ。料理って日々進化するもの(な筈)なのに…。2000年代に画期的だったメニューは2010年には古臭く感じちゃうのでしょうね。斬新なメニューに変えて、また星が返り咲くことを祈ってます。

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2010年9月15日 (水)

ゼイタク考

021 ウチの夫は(写真は公開しないけれど)細身で見るからに「気難しそう」、実際、細かい所に良く気が付く、というか、割りに神経質。家計の管理も彼が担当(わたしがのんびり過ぎるから???)しています。

 その夫がこの間の週末に驚きの発言。

「メシが本当においしく食べられるのも、せいぜい10年ちょっと。材料費なんか気にせずに、好きなものを買って、ゼイタクしよう。別に毎日星付きレストランに行くわけじゃない、自宅で料理する材料くらい、値段なんて気にしないで買いなさい」ですって!

 夫婦で買い物に出かけたときにわたしが「オマール海老食べたいなぁ。でも高いから止めとこ」なんて小声でつぶやいているのを聞いていたんでしょうね。

 実際の所ひとりでマルシェでお使いのときは、う~んとノビノビと買い物しているんですけどね~(内緒)。

 で、おとといは豪華に、と張り切って買い物したんですけど、それでも、こんな具合でした。

 献立は、ジラルドのブランド牡蠣、ふたりで1ダース、そしてスズキのオーブン焼き(写真)、サラダ、チーズ。

 けっこうステキでしょ(自画自賛)

 でもね、結局使ったお金はこんな感じ。スズキは特売の養殖もので、30センチ弱のが一尾6ユーロ(650円くらい)、写真では丸焼きみたいですが、裏側の半身は昆布〆にして、冷凍、和食ゴハンの日に使う予定=350円分。

 牡蠣はブランドものといっても小サイズ、なじみの魚屋で10ユーロ(1000円ちょっと)。

 野菜類はすべて有機栽培ですが、なんでも4キロで10ユーロってことは、サラダを含めても2ユーロもかからないわけで、あとは調味料。

 しめて、「新鮮な魚介類のディナー」の材料費は1500円強(ま、チーズ代があるけど、日本と違って安いもの。2ユーロくらいかな)、調味料とか考えてもひとり1000円ってことですかね。

 それなりに、「お値打ち」の店を選んだとはいうものの、夫の「ゼイタク宣言」直後のディナーがひとり1000円とは…。

 サラリーマンの妻としての生活がずいぶん長くなったとはいえ、浪費生活とは縁の薄いわたしです。

追記:夫の言葉にさらに従ってゼイタク三昧、と思った翌日のわたしは、エイヤッと思い切って中トロのまぐろを買いました。

大き目のひときれを刺身にし、寿司飯も用意して「中トロ食べ放題」状態。

 出し巻き玉子、野菜の煮物、酢だこまで作ったけど、それでもひとり1000円まで、行かなかった。

 で、ゼイタク生活は二日で飽きてしまいました、いやはや。今晩はシンプルにパスタでも食べたいです。

 

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2010年9月13日 (月)

雑誌の「おすすめ」、信じる?信じない?

 いろんな雑誌や新聞には必ずと言ってよいほど「おすすめレストラン」の記事があって、こんなに毎週=たくさん、お得&納得なレストランがあるわけないじゃない、なんて考えちゃうのはへそまがり、なわたしだけかしら?

 こちらの日刊紙フィガロには毎週水曜日に「フィガロスコープ」という情報誌がついてきて、レストラン、イベント、映画、コンサートなどなどの記事満載。

 レストラン紹介もなかなか充実していて、ここに掲載されて褒められていたレストランは必ずと言ってよいほど、すぐに日本の雑誌のパリ案内に登場します。案外日本の雑誌もフィガロスコープの記事を参考にしている????

002 で、へそまがりなわたしとしては、そんなに簡単にレストラン情報を信用してません。

 まず、一誌だけの掲載は×。だって、記者の友人とかかも知れないでしょ?それと、どの雑誌の記事でも同じような表現で書かれているのもギモン。もしかして、グルメ記者を一斉に招待、しかも普通の料理よりランクアップして????

などと、ひねくれた考えですが、それでも気になる店がある場合は、食べてみる前にレストランの様子を観察に出かけます。店のメニュー(たいてい店先に黒板みたいなのがあって「きょうのおすすめ」とか書いてあるし)をじっくりと眺め、お客の様子もね。

 で、OKな感じなら、まずはランチでおためし。ランチなら値段も安いし、ダメでもともと、とあきらめもつきます。

006 で、写真の料理は、しょっちゅう出かけるアリーグルのマルシェの近所のレストランのものです。

開店して1年もたってない新しい店で、開店当時から、あちこちの雑誌で紹介されていたんですが、店構えが妙に「ちょっとチープっぽい、レトロでお洒落」みたいで、どうしても食指が動かなかったの。

毎週店の前を「素通り」でしたが、夏になって、テラス席で食事をする人が増えたために、料理を間近で眺めるようになったら、どれもオイシそう~。

 値段はいつものわたしの「お得レストラン」レベルで、料理はこの通り。上はグアカモレ(アボカドのペースト)と蟹の前菜。これ、蟹の量が半端じゃない。だって、この皿って普通のミート皿サイズなのよ。

 メインはわたしがタンドリ風チキン、夫はラムチョップにしましたが、どちらも洗練されていないけど、ガツンな食べ応えで値段を考えると、とっても良かった。

 あれだけ、雑誌で褒められた、というは、それなりの根拠もあったのネ、と疑り深い自分をちょっぴり反省したのでした。

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2010年9月12日 (日)

月餅 in Paris?

005 実家の母は少女時代を横浜で過ごし、当時祖父はけっこうお金があったらしい=上等な中華料理を経験したみたいです。

 で、中華好きの母はわたしが子供の頃から、横浜の中華街で本格的な材料を買い込んではなかなかオイシイ中華料理をつくってくれたり、おいしいチャイニーズなお菓子をかってくれたりしていたもの。

 ですので、わたしもチャイニーズにはうるさいのよ~。どうしてもイタリアン、フレンチが得意な「料理研究家」ってイメージなんですけどね。

 パリの一般的な中華レストランは味付けがどうしても強烈な甘さ、そしてベトナム料理と中華料理を(北京、上海、四川なんて地域分け以前に)完全に混同しているし…。

 そんなわけで、チャイニーズが食べたい時にはチャイナタウンに出かけています。街の中で聞こえるのは中国語ばかり、メニューにフランス語が書かれていると、「わかる言葉で書いてある~」と感動するくらいディープだったりする分オイシイです。

001 で、今の季節のチャイナタウンの楽しみのひとつが月餅です。わたしが子供の頃の一時期、まるで最中や饅頭みたいに月餅が贈答用のお菓子になった(新宿のN

村屋が仕掛け人???)ことがあるものの、日本ではずっと忘れ去られた存在ですが、先に書いたように子供の頃から中華菓子の味に慣れているわたしには懐かしい味。

上の写真は一番日本っぽい味でシンプルな小豆餡(ごま油の香りがする)のもの、大好きなのはナッツ(かぼちゃの種、アーモンド、松の実、ゴマなどなど)とドライフルーツ入り、そして高級品は白っぽい蓮の実の餡に塩漬けの卵黄が入ったもの。

 その中でも餡にドリアンの果肉が入った上に、卵黄も2個なんてのは1個800円もします。(味はね、ドリアンが強烈、卵黄もコッテリ過ぎて日本人にはキビシ~)

 4個入りの缶がまたキッチュぽくて大好き。

 今月の22日が中国暦の8月15日=明月の日のお祝いで、月餅はその日の祝い菓子だから、1年に一回この季節だけしか口に出来ない季節の味なのです。

 もし夫が仕事の都合で中国赴任、なんてことになったら、どんな美味しいモノを食べてるのかな?なんて考えちゃう日でもあります。

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2010年9月 5日 (日)

アリーグルのマルシェは一年中元気いっぱい

014 我が家から歩いて10分ちょっとの場所にはパリでも品質ピカイチのマルシェがあるんですが、ちょっとした高級住宅地なので、夏の間は元気なし。いつもはずらっと並んでいる魚屋、八百屋、肉屋など休みが多くてガラガラ、そして臨時に出ているのは観光客目当ての安い洋服やアクセサリーなどを売る店ばかりで「買出し」の役に立ちません。

近所の住人達はみんな長~いヴァカンスに出かけちゃうからなんでしょうね。

 その点、下町のマルシェは住民達の夏休みが短いせいか(?)夏でも元気いっぱいです。上はきのうの午前中の風景。平日(ここの市場は月曜日をのぞいて毎日営業)はアラブ系の人が多いんですが、週末はいかにもフランス人のファミリーで混んでいます。

011 この市場の特徴は体育館のような大きな建物になっている「ボーヴォー市場」とその周辺の青空屋台が並存、そして青空屋台は食料品店の並ぶ商店街へと続いていること。というわけで店の数が多い=競争も激しいのが値段が安い。

 ビオ(有機)野菜は値段が高いとテレビで話題になっていましたが、テレビではビオ野菜は平均して1キロ6ユーロと言っていたのが、ココなら2.8ユーロ~高い果物でも4ユーロがせいぜいって具合ですもの。

 2番目の写真はボーヴォー市場の中にある、お気に入りの肉屋。値段が安い市場にあって唯一(???)の高級店。多少値がはるものの品質は保証付き。

 ちょっとコワソーなオニイサン(といっても50代)が3人で仕切っています。

 昨日は霜降りっぽい豚肉の骨付きロース肉を分厚く切ってもらいました。で、ジャガイモ、まるごとニンニクと一緒にローズマリー風味のオーブン焼きに。(オリーブオイル、塩胡椒、ちょこっと白ワインで味付けしたらオーブンにまかせっぱなし)

 厚さ3センチもあるロース肉はしっとり、ジャガイモはちょっと焦げ目が付いて…ウマイ!

 マルシェから駅に歩く途中には評判のパン屋もあるので、焼きたてバゲットも買い込みました。

 季節まっさかりのトマトは温室育ちのものとは全然ちがう、ヘタの周辺なんか緑っぽくてヒビ割れたりしてるけど、その青臭いというかトマトの味なんですよ。で、トマトサラダもたっぷり。

 週末のおいしいランチになりました。

 マルシェは我が家からだと片道30分以上かかるので、帰宅したら11時過ぎ、大急ぎで準備したので(夫はおなかペコペコと叫んでる=買いたて胡瓜を切って、おいしい手作り味噌を添えたのをとりあえず渡したけど)、料理の写真を撮り忘れました。残念。

 きょうもwifiのつながりが悪いです。インターネットに接続するまで30分以上。

 早く直って欲しいです。

 

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2010年9月 4日 (土)

牡蠣のシーズン始めました

008 キッチンでむきかけの牡蠣たち。そう、9月に入って我が家の「牡蠣のシーズン」が開始です。

 ここにむいてあるのは7個ですが、もちろん、こんな量じゃ牡蠣好きのわたしには問題外!とはいえ、まだ季節がはじまったところなので、控えめに(???)19個だけ買ったの。=1ダース半におまけがひとつ。

牡蠣はたいていは1ダース単位で値段がつけられる(たまにキロで売る店も…)のですが、しばしば、というか殆どいつもオマケがあるので、最近のわたしは1ダースというと13個、な~んて考えちゃう(笑)

 夫が6個(自称、お腹をこわしやすい体質、なので生ものは控えめ…普通の日本人の基準からすれば、良く食べるほうです)、わたしが残りを頂きました。

 毎年夫は牡蠣を何個食べるか記録しているんですが、多い年は500個以上買い、そのうちの半分はわたしが食べているみたいです。子供の頃から大の「牡蠣好き」だから。

きょうの牡蠣はいわゆる有名ブランドモノでジラルドーさんという生産者が育てています。

 レストランでも「ジラルドーの牡蠣」というと値段も普通のものとはグンと差がある高級品(おそらく6個で2000円くらいはするはず)ですが、自分で魚屋で買ったのを殻を開けるだけの手間をかけると19個で1700円くらい。1個100円もしないで贅沢な味わいが楽しめる~。

009 あんまりキレイな写真じゃないですが、コレは牡蠣をむく時に使うゴム製の大。

くぼみに牡蠣を置き、左側の部分をかぶせるようにして押さえると手を怪我する心配がなく、安全。

 いくら「牡蠣食べたい~」で食い意地の張ったわたしでも、本職の牡蠣むき屋さん(フランス語ではエカイエという職業)みたいには上手じゃないし、彼らの手はやっぱり傷だらけ。あんな手でオシャレして外出ってわけにいきませんもの。

 さて、ことしは何個の牡蠣をむくことになるのかな?とりあえず、スタートの牡蠣はとっても美味でした。

 と、ここまで書いて思い出したんですが、ノルマンディの知人の別荘ですでに12個以上の牡蠣を食べてました。実はきょうは2回目????ごめんなさい。

 もうひとつ、プロヴァイダーからは返事がこないまま放置されています。で、知り合いの無線(ものすごく繋がりにくい、そして速度も遅い)を使ったりしているので、更新が思うように出来ません。メールのお返事などを書くのも大変。

 すみません、もう少しご不自由をかけますが、書けるときに更新するので、あきらめずに覗きに来てくださいませ。

 

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