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2010年6月14日 (月)

思いっきりフツーだった、本物のカレー

004 先日、老舗ビストロの1929年以来というカレーライスのレシピを見つけたお話を書きました。

で、どうしても本物が食べたくなって、その店でランチ。

その時に頂いた書き込みで「インドの人がサービスしてくれる」というのも???だったのです。

いつものとおり、混雑を避けて早めに入店したんですが、それなりに先客がいました。観光名所でもある店ですが、その時の客層の年齢の高いこと!養老ホームの食堂かと思っちゃった(笑い)。

 とにかく広い店内で、巨大体育館とでも説明したらよいかしら、それなりに昔風インテリアも施されているのだけど、スペースがあまりにも巨大なために、目に入りません。サービス係りの人たちは毎日どのくらいの距離を歩くことになるのでしょうね。

002_2 で、コメントの通り、カレーライスはこんなオニイサンがワゴンを押して登場しました。ビックリ!聞いたところ3年前からはじめたサービスなのですって。

だから、何?って感じで供されたカレーライスが上の写真。見た目まんまの超シンプルな味です。ただし、ジャガイモに見えるのはりんごのソテー、赤いのは紅ショウガではなく、トマトの刻んだもの。

 こりゃ本当に、昔の、それも日本っぽいカレーでございました。それも、箱入りのルーではなく、小麦粉をバターで炒めたところに、缶入りのカレー粉を加えた、わたしが幼い頃に祖母が作った(当然、その頃は箱入りのルーは存在していなかった)カレーライスの味。

001_2 美味しかったのは、左のビンに入っているマンゴチャツネ、甘さ、酸味、辛味のバランスが絶妙。

カレー自体はシンプルな超薄味で、チャツネと、隣にある野菜のオイル漬け(塩味しっかり)で、味をつけて食べるのが正解みたいです。

唯一フランスっぽいのはカレーライスなのにパンが添えてあることかしら。昔ながらのフランス人にとって、ごはんはあくまで付け合せ野菜のひとつ、ジャガイモと同じ位置にありますからね。

 このカレーとビールをグラス一杯、のランチのお値段が27ユーロ=3000円というのはいかにも高い。まあ、羊の肉の煮え加減が良く(やわらかすぎず、風味はあるけれど臭みゼロ)、おおきな塊がゴロゴロはいっているのだけどもね。そして、観光名所なレストランなのだけどね

 先週オトクなレストランめぐりをしたせいか、かなり値段にシビアになっている私には、ずいぶんと高級なわりに、思いっきりフツーな味のカレーライスに思えました。

 ただ、30年も昔、日本食に飢えた若い青年だった夫が「懐かしい~」と食べた味はこんな風だったかな、と思うと、彼の昔の追体験するみたいで嬉しかったです。

 レシピにはココナツが入っていたにもかかわらず、店のカレーはココナツ風味ゼロ、正直私が作ったものの方が今の夫の口には合うのでは、と勝手に思い込んでいる私でもあります。

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