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2010年2月 3日 (水)

なつかしい味 ポワカッセのスープ

Pois_casse 日本ではあまり見かけないモノですが、これは「ポワカッセ」といって、皮むきグリーンピースを乾燥したもの。カッセ=割れているの意で、半分になっています。

フランス人はグリーンピースが大好物なようで、良く付け合せにしてあり、旬の春だけでなく、今は1年中生のものを買えるんですが、昔の人はこんな乾燥ものにして楽しんでいたみたい。

Pois_casse_1 こんな感じでスープにして食べるのが普通です。

 玉葱、ポロ葱、人参を小さめに切って、もどした豆と一緒にブイヨンで煮込んだものをミキサーにかけてポタージュに。生クリームも少し加えてあります。

豆を水に漬けて準備するのは面倒くさい!と思われそうですが、ポワカッセは小さいので(皮もないし)、1時間も水に漬けておけば大丈夫。煮込み時間も1時間くらいかな。前の晩に水に漬けておけば30分で柔らかくなります。

 生のグリーンピースとはまた一味違う(ちょっと日向っぽい香り)で、なんだか懐かしい味。そう、日本でも昔の味?の「うぐいす豆の甘煮と同じ香りなの。

 うぐいす豆がお弁当によく入っていたという夫も、うぐいすパンが大好きだった私も、この香りは子供の頃を思い出させてくれます。

 豆類は繊維やミネラルたっぷりで日常の食事になるべく取り入れたい食材ですが、どうしても下準備が面倒に感じられるようです。まとめて下茹でしたものを冷凍保存しておくと、缶詰より断然オイシイのですけどね…。

 その点、戻し時間の短いレンズマメやこのポワカッセはありがたい存在。日本でも手に入るとウレシイですね。

 なつかしい味と書きましたが、このスープには別の思い出もあるのです。

 昔々、30年以上前に有名なT料理教室でフランス料理を数回習ったことがあります。その第一回目が「乾燥グリーンピースのポタージュ」だった!

 超初心者対象だったので、調理台の上には戻して茹でて裏ごしした豆、そして上等のブイヨンが準備され、生徒はそれを混ぜて温めるだけ。

 それぞれの調理台を助手の先生がまわって塩胡椒と生クリームで味付けをしてくれました。

 乾燥グリーンピースがどんなものかも分からず、調理といっても準備済みのものを混ぜただけで、「これで料理を習ったことになるのかなぁ?????」の疑問はありつつ、美味しかった記憶が…。

 パリに暮らして、自分で最初から最後まで作るようになり、ある意味感動、です。

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