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2009年7月

2009年7月31日 (金)

ピペラード 野菜が主役のバスク料理

Photo ピペラードは南西フランスバスク地方の代表的な郷土料理のひとつ、いってみればピーマンのトマト煮込みです。作り方は地方や人によって色々ありますが、普通はピーマンの煮込みの仕上げに溶き玉子でとじてある。煮込みの中に細切りの生ハムが入ったり、上に乗せてあったりも…。

で、わたしは夕食の主菜にするために、こんな風に盛り付けてみました。

ニンニク少々、玉葱、トマト(生トマトとトマトペースト両方を使う)で煮込んだ赤ピーマンとパイ皮に詰めたトロトロのスクランブルエッグをもりあわせたところに、生ハムのソテーを。今日使ったのはスペインのベヨタハム、ロース肉に、パプリカがまぶしてあるもの。(いつもはキロ95ユーロなのが、特売で75ユーロになってたの)

 バスク地方に旅行した時もピペラードはメイン料理としてメニューに載っていましたが。こんな風にすると「野菜ごはん」でもご馳走でしょ。

 とっても簡単な料理ですが、だからこそ大事なのはおいしいピーマンを選ぶこと。例によって、格安ビオ(有機)野菜の店で小さめで柔らかそうな赤ピーマンを見つけた時に作る、というわけです。

 野菜だけでなく、料理は材料(別に高価なものというわけでなく)が勝負です。

 この不景気の中、家計を考えれば一週間単位とかで、計画的に献立を決めるほうが経済的なのですが、おいしく食べることを優先すると、やっぱりマルシェであれこれと魚や肉、野菜の顔を見比べ、おいしそうなもの、そして納得できる値段のものを選んでその日の献立を決めたい。

 毎日の晩ごはんは「何を作ろうかな~」と考えるのが主婦の楽しみでもあり、頭を悩ませるところでもありますね。さ、今日も頑張っておいしい、と夫に言わせたい!

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2009年7月30日 (木)

ムール貝のファルシ Cozze ripiene

Photo きょうは「ご自慢イタリアン」のムール貝の詰め物を作りました。

ワイン蒸しにしたムール貝の身を刻んだものを、ひき肉、ソーセージ、玉葱、パセリ、パルメザンチーズ、パン粉、玉子と混ぜ合わせたものを貝に詰めなおし、タコ糸で縛ってトマトソースで煮込みます。

イタリア時代に友人のお母さん直伝、で教わったものですが、彼女の出身地を忘れちゃったので、正確にどこの料理か分かりません。

ムール貝の養殖はイタリア半島を長靴に例えると踵に当たるプーリア州が有名ですが、プーリアの友人を訪ねたときに食べたのは違う料理だったのは確かなのですが…。

本当は標準サイズのムール貝で作るのですが、ひとり分で12個くらいものムール貝をひとつひとつタコ糸で縛るのは面倒くさい。きょうは魚屋で大きなムール貝を見つけたので、それを使いました。

Photo_2 ムール貝の蒸し汁も加えたトマトソースでパスタを和えて盛り合わせたらこんな風。イタリアではプリモピアット、セコンドと食べていくので、まずは煮込んだソースのパスタ、そしてムール貝だけをセコンドとして別盛りにするわけですけれどね。

ムール貝の旨味が柔らかいひき肉に染み込んで食べやすく、また貝を開けた時の意外性もあり、作るのも食べるのも大好きな料理のひとつです。

前菜はおなじみ、生ハムとメロン。最近フレンチに傾きがちなわたしの料理ですが、やっぱりイタリアンを作るのはなつかしい、楽しい!

また、イタリアのマンマに会いたくなる献立になりました。

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2009年7月29日 (水)

これ、チキンカレーです!?  我が家の弱点

Photo 帰宅した夫が玄関の香りで「きょうはカレー?」

そうです。きょうは暑かったのでチキンカレーを作りました。といっても、皆さんには「鶏肉のクリーム煮」にしか見えませんよね。

 実はウチの夫は辛いものが食べられない(無理して食べるとお腹をこわす)のです。私自身は辛いエスニック料理など、味は好きなのですけれど、辛味そのものは得意ではありません。以前タイ料理店で青パパイアのサラダを食べて本気で泣いちゃったことがあるほどで、激辛は苦手。

 で、我が家でカレーライスと言えば写真のようなチキンのクリーム煮にちょっぴりのカレー粉(二人分で小さじ1杯弱)を加えたものか、ラタトィユにおなじく少量のカレー粉を加えた「野菜カレー」なの。

 何でも食べる、我が家の「食」の弱点は辛味というわけで、ウチのマーボー豆腐も物足りない味、エビチリも海老のケチャップ炒めに近い。あんまり美味しくないです、告白です。

 ま、フランス人も辛味には弱いほうだと思いますし、以前料理を学んだ北イタリアの人たちは絶対に辛いものは苦手。北イタリアのレストランで「スパゲッティ アラビアータ(唐辛子入りのトマトソース)」なんて頼んでも普通の日本人なら笑っちゃうくらいの微辛ですもの。(ただし、南イタリア、特にカラブリア地方やシチリア島では本気に辛いものがあるので注意)

 パリに住んでいる限り、レストランで「辛すぎる~」って泣くことはまずないでしょうけれどね。

 ちょっぴり恥ずかしい、我が家のカレーをご紹介しました。

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2009年7月28日 (火)

和食も食べてますよ~

あいかわらず、デジタルな謎が解けず、コメントにお返事することが出来ません。

けんぽさんから「和食は食べないの?」というご質問を頂きましたが、もちろん、夫婦とも純日本人中年ですので、1週間に1回は和風の献立もあります。

けれども、日本食材専門店には殆ど出かけないので、パリの素材を使ったもの、逆に言えば、あまり皆さんの普段の食卓のヒントにならないかしら、と思って写真も撮らず、アップもしてこなかった、というわけなのです。

 例えば、スズキのグリルの記事に「半身は昆布じめにして翌日」って書きましたよね。そんな時は、日本酒の冷たいのを食前に少し飲み(日本酒はおいしいのを帰国の際に持って帰ったもの。もったいないので冷蔵庫に大切にしまってあるのをちょっぴりだけ…あとは白ワイン)、スズキの昆布じめには梅ダレとラディッシュの細切り、胡瓜を添えて。

 あとはナス(変わった野菜を置いているマルシェで日本の賀茂ナスみたいな皮も柔らかいのをみつけました)と仙台麩(油で揚げたリング状の麩…これも日本から)を炊いたもの。

 いんげんの胡麻和え。

 最後に、お友達から頂いた五島うどん(太いそうめん)を冷やして、青じそと生姜を薬味に、なんて感じ。(五島うどんって美味しい~。もう、なくなっちゃってザンネン)

 ほ~ら、日本人でしょ(笑)

 それと、夫はかなりフレンチな献立でも、煮込みっぽい料理には白いゴハンを付け合せにするのを好みますので、ご飯を炊くときは多めにし、小さなパックで冷凍しておきます。それを、彼はお付き合いで中途半端に夕食を食べて帰宅した時などはお茶漬けにしたり…。梅干、細切りの乾いたタイプの塩昆布なども常備していますし、脱水シートを利用して作った自家製の塩鮭なんかも作ることも。

 お米も日本から持ってくれば、ずっとおいしいけれど何しろ重い!お土産におねだりするのも心苦しいので、イタリア産のコシヒカリっぽい品種を使っています。  (料理によってバスマティ(タイ米)やワイルドライスも使いますけどね。)

 日本の素材でこちらで見つからずに苦労するのは、だしをとるための削り節でしょうか。小さなパックに入ったふりかけるためのオカカはあっても、だし用のものは輸入されていません。これまた、日本から持ってきたのを冷凍して大切に使うしかない。

野菜だと、ごぼう、レンコン、茗荷、フキナド色々みつからないものがありますねぇ。

 ま、ないものねだりをしてもしょうがない、と割り切って、たまの和食を楽しむ我が家であります。

そうだ、マグロはパリの方が美味しくて安いかもしれません!地中海の生マグロが手に入りますが、トロも赤身も同じ値段。大トロなんか見つけた時は「こんなの日本じゃ手がてないわね」なんて言いながらね。友人夫婦を招いて、マグロ三昧の手巻き寿司なんかも楽しかった。ね、うらやましいでしょ?

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2009年7月27日 (月)

牛テールでテリーヌ 

Photo 「おウチで作る前菜、応援団」会長を自称している私のきょうのおすすめは牛の尻尾で作るテリーヌ。

今までご紹介してきたテリーヌはひき肉をベースにしたものを型に入れてオーブンで蒸し焼きにしたものですが、これはゼラチンで固めてあります。

牛タンを赤ワインと水半々くらいと香味野菜(人参の端っこ、玉葱、ねぎの青いところ、セロリの葉っぱ、ローリエ、黒胡椒など)とを加えて、柔らかくなるまで煮ます。浮いてきたアクと脂は丁寧にすくうか、「奥の手」のアク取りシート(脂も取れる)を使います。

 フォークか箸で骨から肉がはずせるようになるまで、2時間以上は弱火にかけっぱなしで他のことをしていましょう。火の元の安全を確保したら、鍋のそばに居る必要はありません。見ていたからって早く煮えるわけじゃないからね~(笑)。圧力鍋を使えば時間は約1/6で済みます。

 煮汁はさらに漉して、脂を取り、ポルト酒(みりんでも)、塩コショウでかなり濃い目に味を付け、ゼラチン少々も加えます。

もともと牛テールはゼラチンが多い部分だけど、もしゼラチンを使わずに自然に固めるには牛のスジ肉かすね肉、または豚足を一緒に煮るのですが、普段ゴハンですから手軽にゼラチンを使っています。

 ほぐした肉をテリーヌ型に詰めてゼリー液で固めるのですが、肉とゼラチンを交互に入れると平均して固まります。今回は間に自家製の胡瓜のピクルス(市販品より薄味)を挟みましたが、さいの目に切った人参(塩茹で)とかいんげんも色どりがキレイでしょう。

 しっかり固まったらスライスして食卓へ。

 脂を取り除いてあるので、しつこくない、プリプリの肉がおいしいです。ワインは白でも赤でもロゼでもOK。

 こういう料理は前もって準備できるので、食事の直前にバタバタしなくて良いのがが嬉しい。特に、夏場は熱々ものは1品くらいにして下ごしらえを済ませておくと、シャワーを浴びてさっぱりとした気分でゴハンにできるでしょ。

 常に「作るのも、食べるのも、そして後片付けも」ぜ~んぶ一人でこなさなければならない、主婦にとって、ありがたいのです。

 自家製テリーヌなんて気取ってるみたいですが、本当は手抜きのワザなんです。

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2009年7月26日 (日)

ウナギの稚魚(もどき)でパスタ

Photo これは缶詰の箱を写真に撮ったものです。

スペインの伝統的タパスの一種、ウナギの稚魚のオリーブオイル炒め、の「もどき」なの。

スペインに旅行して買った時に面白いなあと思い、その後もスペインのお土産に「おねだり」したり、偶然に頂いたりしていました。昨日、近所のスーパーをぶらついていたら、見つけちゃった。2ユーロくらいのお手ごろ缶詰。

 土用は19日でしたが、土用の丑の日だけでなく、ウナギ好きな日本人の私たちはウナギの稚魚がものすごく高価(一時は金より単価が高いと言われていました)のは誰でもしっていること、それが小さの缶とはいえ、そんな値段で買えるわけもなく、「もどき」なのです。

 カニ風味かまぼこと同様に魚のすり身をベースにして、それらしく作ってあるのですが、かなりリアル。ほそいからだは背中側はすこし灰色っぽく、お腹側は白っぽい、そして頭の近くには胸ビレっぽい黒いポチもついているし…。にんにくと唐辛子の効いたオリーブオイル漬けになっているので、そのまま熱々にすれば、簡単タパスが出来上がり。

Photo_2 そのままだと、ちょいとボリューム不足なので、前菜でワインを飲んでから「ウナギの稚魚入り」パスタを作ってみました。

いわゆる「スパゲッティバジリコ」に乗せただけですが、魚っぽい風味とガーリック、唐辛子が効いて意外なオイシサでしたよ。

ウナギの稚魚(もどき)は初めて発見しましたが、日本でもおなじみのカニ風味蒲鉾はパリならどこのスーパーでも買える「フツーの食材」になっています。

 市販のシーフードサラダなどにも入っているし、巻き寿司の具としても定番。

 もともと蒲鉾の伝統のないヨーロッパの人には魚のすり身で作った「もどき」な海産物はどんな印象なのか知りたいものです。

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2009年7月25日 (土)

スズキのグリル

Photo きょうは普通な感じ、でも我が家としてはごちそうです。パリでは魚が高値なので、スズキの丸ごと買うのはとってもゼイタク。

ピチピチのスズキは小さめではあるけれど、それでも夫婦で丸ごとは多すぎる。というわけで、写真では一尾丸ごとみたいだけど、実は反対側の身はありません。

そちらは、皮もとりのぞいて、さっと日本酒で洗った昆布で挟んで冷蔵庫へ。

今晩か明日、梅だれで食べようと思っています。今日はマルシェの八百屋で青じそもみつけたので、それも刻んで添えましょう。

日本食専門店では青じそ、いわゆる大葉を売っているそうですが、輸入モノ=そんなに長時間青々としていることに疑問アリ、なので買う気がしません。きょう見つけたのは、いかにも畑の端っこで元気育った感じ、ちょいと葉が固そうですけれどね。

 さて、昼ごはんは半分しか身が付いていない(笑…裏返すと骨が見えちゃう)、スズキに塩胡椒、ハーブ、そして脂の少ない小さめサイズなので、ベーコンをところどころに巻いてオーブン焼きにしました。

 下にしいてあるのはカペリーニ(極細パスタ)のガレット。茹でたパスタをフライパンでカリカリに焼いてあります。ジャガイモのガレットは定番ですが、カリカリ好きの私はなんでもガレット風に作って、付け合せにします。緑色のトマトは見た目は酸っぱそうですが、焼くと甘味も旨味もしっかりで、普通のトマトソース?みたいな味に出来上がるのがフシギ、不思議、ふ・し・ぎ。

 写真にはありませんが、きょうはワインもゼイタクだったのですよ~。

 ブルゴーニュの有名銘柄ルロワ社のムルソー(ヴィンテージは2000年)。普段は有機栽培の普通の(町のワイン屋やスーパーで買う)を飲んでいるので、久々の高級ワインの香りに感動しました。

 やっぱり、ごちそうの時はワインもがんばって高級品を買いたいものです。ま、いつでも、は無理ですけどね。

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2009年7月24日 (金)

ウズラ 日本とフランス

Photo  晩ごはんのおかずはウズラのローストです。

 肉屋さんで頭は切り落としてもらいます。こちらでは地鶏でもなんでも頭がついたまま売られていますが、料理に関してはかなり「勇敢」な私でも、目をつぶっている鳥の「死体」はちょっと苦手なのです。肉食の伝統のあるヨーロッパ人との違いを実感する瞬間、かな・

で、縦に二つ割りにしたウズラをちょっとエスニックな下味(生姜、ニンニク、レモングラス、アロマソース、蜂蜜、醤油など)をつけてからローストにしました。

付け合せはういきょう(イタリア語だとフィノッキオ、フランス語だとフヌイユ)と赤ピーマンの細切りをさっと炒めてナンプラーで味付け。

 ウズラはひとり1羽で丁度良いサイズで、鶏肉より繊細な風味、そして養殖なので値段もやすい、べんりな普段おかずの素材です。

 日本だと専門店にでも行くならともかく、日常ではウズラなんて手に入りませんが、こちらだと肉屋ならどこでも売っています。

 反対にウズラの玉子は日本では超フツーな食材なのに、こちらではそれほどでもないみたい。鶏肉の専門店なら売っているのですけれど…。

 いずれにしても養殖なわけで、オスのウズラは玉子を産まないので日本では不要=一体どこへ行ってしまったの?

 また、こちらだって大量にウズラを食べるのだから、メスのウズラはけっこう玉子を産むはず。全部が全部オトナになるまで育てるわけでもないでしょうにねぇ。

 玉子とニワトリという話は別にして、ふたつの国で(ところで、イタリア時代はウズラは肉も玉子もレストラン以外で食べたことナシ)ずいぶんと違うのには驚かされます。

 ウチの夫は日本に居た頃に焼き鳥屋に行くとかならず「ウズラの玉子」を注文していました。普段はそれほど玉子好きというわけでもないのに、あのかわいい一口サイズが食べやすいのか、普通の玉子より少し濃厚な味が好みなのか、大のオヤジがウズラの玉子をパクパク食べるのは面白かった。

 私のウズラの玉子の思いでは母が作った弁当に入ったミニサイズの「スコッチエッグ」。おそらくハンバーグの残りのひき肉を利用した残り物おかずだったのでしょうが、これまた二つに割った切り口がきれいで大好きだったものです。

 パリで暮らしているとウズラの玉子がなつかしい、おそらく日本に帰った時は逆に「ウズラのロースト」が食べたいと思うのでしょうね。

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2009年7月23日 (木)

ローズベーカりーでブランチ

Photo 夫は今朝は朝食会議、パワーブレクファストなんて少しアメリカっぽいですよね。

というわけで、私もアメリカンなカフェでブランチをすることにしました。

出かけたのは人気の「ローズベーカリー」。ここ数年来パリで流行っているアメリカンケーキの火付け役です

Photo_3  日本の雑誌でもしょっちゅう紹介されている店ですので、名前はご存知かもしれません。

私はここで働いているロモコさんと調理器具店でおしゃべりして以来メールをやりとり。もともと是非食べてみたかったのだけど、なにしろ我が家から遠い遠い。

ケーキ一つのために遠方まで…と、チャンスがないままでしたが、やっと行き着けました。

上の写真は15センチ弱の四角い野菜(トマト、いんげんその他)のキッシュ。皮のサクサク感が抜群。フランス式の生地より軽く、中身も(多分クリームが少ない)軽やか。フランス風のキッシュに慣れた舌には少し塩味が物足りない?まあ、ヘルシーであることは間違いなし、薄味好きの日本人にもぴったり。

 そして、ずっと食べたかったのが下の写真(ゴメン!また半分食べてから写真を撮ることを思い出したの)のキャロットケーキです。

アメリカンケーキの代表の1種ですね。私の持っている「アメリカンフード」の本を見て想像しているより、こちらもフワフワっと軽い食感。上に塗ってある白いのはヨーグルト味のクリームで、その酸味がスパイスが効いた生地と相性良し。

アメリカンコーヒーを飲みながら食べるにはぴったりな味ですが、この店は基本的に健康食品を主に取り扱っているので、本当のおすすめは有機栽培のお茶なのでしょう。

軽いヘルシーといいながらも午前中にあんまり食べる習慣がないので、大食いの私でもキッシュもケーキも半分ずつでお腹が一杯。両方とも完食したら、やっぱりカロリーオーバーでアメリカンな体重(!)になりそう。

 ブラウニー、オートミールクッキーなど作るのは簡単、素朴なおいしさのアメリカンケーキ作りにはまりそうです。

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2009年7月22日 (水)

中華街の豚肉でヨーロッパのおかず

Photo このところのパリは暑い日と涼しい日が数日ごとに入れ替わります。夫は気温が安定しないと体調がいまひとつ、と言いますが、私は変化がある方が夏バテしないのでラク。

ここ数日は夏らしい暑さで、きのうのランチは中華街のベトナム麺「フォー」で、さっぱりと。

中華街に行ったらアジア食品の巨大スーパー「タンフレール」に寄ってちょっと買い物もしなくては。

このスーパーは中華料理だけでなく、アジアの食品なら何でも格安で揃っています。昔は日本の食品(醤油、麺類、豆腐などなど)もここでしか買えないので日本人客も多かったと聞きますが、最近はパリの中心や日本人が多く住む地区に日本食品の専門店が何軒もあるので、日本人はあまり見かけません。

しかし、日本食専門店は値段が高い!それに、私はエスニック大好きなので「タンフレール」には結構足を運びます。

 中国系の人たちは肉と言えば豚肉、というわけで豚肉は値段が安い上に品質も良いと思います。

 そんなわけで、昨日も豚のヒレ肉を買いました。1キロで9ユーロくらいですから安いでしょ?やわらかくてヘルシーなヒレ肉のおかずです。

 ヒレ肉の太い部分を開いて平らにしたところに、刻んだハーブ、生ハム、モザレラチーズを乗せて巻きます。表面にさっと焼き目を付けたらオーブンへ。

 付け合せはサツマイモ(これもフランス式の八百屋では買えない)をバターと砂糖をキャラメリゼしたもので調味。

 アジア食材がヨーロッパ風のおかずになったでしょ?

 ヒレ肉は脂がない=ちょっとさっぱりなので、生ハムとかチーズでコクをプラスしたわけです。

 パリのチーズ屋だとイタリア直送(隣の国ですから…)の上等な水牛のモザレラチーズも買えますが、こんな普段おかずにはスーパーで売っている大量生産品で十分、というかむしろ上等のものはタラ~ッと溶けすぎてしまうので扱いにくいもの。

 巻き巻き料理は普段の素材にひと工夫で色々な味の変化が楽しめるのが良いところですよね。

 例えばドライトマト、バジリコ、アンチョビーなんて組み合わせもイタリアンぽくておいしいし、ブルーチーズと胡桃もおすすめですよ。

 定番つくりおきの赤ピーマンやナスのキャビアとか買い置きのオリーブも利用できます。

 残り物でどんどん「新おかず」誕生というわけなのです。

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2009年7月21日 (火)

誕生日のプレゼントはランチ

Photo トシの割りに小さなロウソク1本だけ、というのがレストランの気遣いでしょうか(苦笑)

50歳をとうに過ぎたとはいえ、誕生日を祝ってもらうのは嬉しいものです。

で、今年の夫からのプレゼントは三ツ星レストランのランチでした。(本当は、レストランでランチ+ステキなプレゼントが欲しいとこだけど…。そこまでのゼイタクは出来ません)

 今年のミシュランから三ツ星を獲得した「ホテルブリストル」のレストラン、中庭に面したテラスの席はマグノリアの大きな木陰で涼しい~。

高級レストランは注文した品の他にアミューズ、それ以外にもあれこれとサービスの品が出るので、前菜、メイン、デザート全部を頼むと食べきれない。というわけで、夫は前菜とメイン、私はメインとデザートの二皿を注文しました。

 予想は当たり、まずは小さな料理が3種類盛られた一皿(フォアグラのムース、マグロのフワフワ衣、牡蠣のゼリー寄せ)、モザレラチーズのムース(トマト、バジリコのゼリー)、そしてデザートの前にヨーグルトシャーベットのチェリーソース、デザートの後にはマカロンと苺のゼリー、ヌガーとチョコレート。

 ね、頼んでないのに、こ~んなに出てくるんですよ。パンの種類もたくさんあるので、極端に言ったら「無料サービス」の品とパンだけで普通ならランチ!(笑)

 結局それぞれの料理が高価なのは、そのへんの値段が含まれているのでしょうかしらね、というのが庶民的感想でございました。

 あと、意外なのは、というか好印象だったのは、サービスの人たち。

日本の高級レストランだと、サービスの人の方がエラソー、でお客が低姿勢ということも多いけれど、今日の店のサービスは行き届いていながらも、さりげない。極端に言うと、誰もいないのに全ての望みがかなう、って感じかな。

 例えばね、料理に銀色のドームをかぶせて運んできますよね。日本のレストランだと「パンパカパーン!」みたいに仰々しく取るのに対して、テーブルに料理が運ばれたら「そよ風とともに」ドームがなくなっている。

 こんな、さりげないサービスを日本のレストランでも求めたいところです。

 なんて、ものすごく久しぶりに三ツ星レストランで食事をした感想ですけどね。

 どんなにトシをとるとしても、こんなお祝いがしてもらえるなら、1年に3回くらい誕生日が欲しいです。

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2009年7月20日 (月)

夏だけど、あったかスープ

Photo 結局ことしもパリの夏は猛暑にはならないみたいです。以前、ちょいと暑い日が続いた時には大騒ぎしてゴメンなさい。

実は昨日も昼ご飯に「ヴィシソワーズ」(冷たいポテトスープ)を作ろうと思ったのだけど、最高気温が20度くらいだと、ひんやりより温かスープの方がよいかな、と急遽変更してしまいました。

ポテトのスープは熱くても冷やしてもおいしい、沢山作っておけば冷凍保存もできる、便利なおかずです。ポロ葱と薄切りにしたジャガイモをバターでゆっくり炒めたらヒタヒタのブイヨン(私はジャガイモスープにはチキンブイヨン=鶏の手羽先でとる)をくわえて柔らかくなるまで煮たらミキサーで滑らかに。好みの量の牛乳と生クリームをくわえれば出来上がり。

普段はあたたかいスープにナツメグを一振りするのですが、今日はイタリア土産に頂いたトリュフオイルとシブレット。

クルトンは大きめに作って、フォアグラ(缶詰)と交互に串に刺して皿に乗せました。

ミニサイズのサンドイッチ感覚でスープの合いの手に食べてよし、スープに浮かべて、フォアグラを溶かし込んでもコッテリとおいしいです。

日本から持ってきた竹串がけっこう盛り付けに色々使えて便利。きょうはフォアグラの残り物があったのですが、なければハムでもチーズでも同様に使えるし…。

 パリの中華街で売っている竹串はなぜか25センチくらいもある長いもの。う~ん、それではクルトンの方がスープより多くなっちゃいます。串カツだって1本で2人分??(笑)だいいち、フライパンに入りません。

 日本は梅雨明け後の猛暑でしょうか。そんな時は冷たくしたポテトスープでどうぞ。夏バテにも効くと思いますよ~。そんな時にね、ちょいと予算があればカニ缶を入れるとおいしいです。

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2009年7月18日 (土)

バスク地方の伝統料理 作るのはカンタン

Photo 昨年の夏のヴァカンスでバスク地方をめぐり、すっかり地方の料理のとりこになってしまいました。

バスク地方の料理は数年来、パリのレストランでも流行ですが、地元で食べた素朴な味が忘れられません。

その代表のひとつが「アショワ」、ピーマンと肉の炒め物と言ってしまえばそれだけなのだけど、夏のおいしいピーマンの味が再認識できる一品です。

本当は殆ど辛く無い青唐辛子(京都の万願寺とうがらしにそっくり)を使うのですが、パリでは見つからない(パリで似たものを探したのですが、どれも激辛!)のです。三ツ星レストラン御用達の有名な八百屋、ティエボーさんの店で若くてやわらかそうな青ピーマンを見つけたので、それを使いました。赤いのは赤いパプリカピーマンを例によってオーブンで焼いて皮をむいたもの。

肉は仔牛肉を1センチ角に切って、玉葱と炒めます。私はその時にちょっぴりのトマトペーストで旨味付け。

ピーマンを加えたら、弱火で30分くらいかけて炒め煮すると、材料のうまみが引き出されるの。炒め物というとパパッと強火で、と思いがちですが、ゆっくりと火を通すことが「オイシイ」の秘訣よ。仕上げにパプリカ(スパイスの赤い粉の方)と赤唐辛子粉も加えます。

私が見つけたバスク料理の本では「付け合せはガチョウの脂で炒めたジャガイモが決まり」と書いてありますが、実際に現地のレストランで見た限り、ゴハンを添えるみたいでしたので、我が家もそうしました。

 フランスの田舎料理は日本人にもどこか、なつかしい味。二人でピーマンを5個とパプリカ1個分くらいをぺロリ。仔牛肉は脂が少ないし、オリーブオイルで調理。ヘルシーな野菜料理でもありますし、フライパン一つで作れちゃう。

 お宅の「新メニュー」にしてくださいね。

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2009年7月17日 (金)

コメント リンクについて

コメントを頂くと嬉しいのですが、なぜか私自身が自分のコメントに書き込めないので、お返事が難しいです。ご質問によってはブログの形で「公開お返事」になります。

そして、非デジタル人間の悲しさで、相互リンクの方法が分かりません。リンクを貼っていただくのも光栄なんですが、私のサイトにリンク貼りが????なのです。

そのへんのところ、ご理解を頂き、また、もしご教授願えれば幸いです

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お気に入りレストラン トロケ

Photo Photo_2 左が前菜、右がメイン

ここのところ、私の気に入っているレストラン「トロケ」で選んだ料理です。

この後で、自家製フワフワ生地、たっぷりクリームのマカロンが苺とラズベリーの上に乗ったデザートも食べたのですが、あんまり美味しそうで、写真を撮るのも忘れて完食しちゃったので…。

前菜は「ピッツェッタ」(ちいさなピザの意味)となっていましたが、日本なら堂々一人前のピザサイズ。こんがりモチモチのピザ生地にトマト、ルーコラなどのサラダ山盛り、夏トリュフのスライスとフォアグラ(半生ソテー)も乗っています。日本の上等ピザレストランならウン千円しそう。

あんまり具が沢山なので、フォークナイフで切って食べるのが難しいのが欠点かな。フォアグラを市販品のパテのスライスにして、トリュフは香りだけ「トリュフオイル」で代用すれば真似できそうですが、アイディアがいいですね。

メインは「夏のポトフ」 ポトフと言えば冬の料理の定番ですが夏のとは???

 やわらかく煮た牛のほほ肉とテール肉のかたまりがドカンと盛られた皿にはスープは控えめ、熱々ではない温度。酸味が利いていて、ケイパーも入っている。そして、野菜は歯ざわりを残した火の通り方でさっぱり。(ここにもトリュフのスライスが入っていたけど、あんまり意味がないような…)。コレに似た料理で、私はゼラチンで固めていたのだけど、もっとシンプル。ただし、ボリュームは我が家の4人前はある!

 ボリュームたっぷり、素材しっかりな料理2品プラスデザートで32ユーロ(換算によって日本円では4000円くらい)とは、安いと思いませんか?もちろん、店内は豪華っというわけではなく、サービスの人も感じは良いけれど、ワインを注いでくれない、テーブルクロスも無くて、田舎(バスク)風の生地のナプキンだけという気軽な店ですけどね。

意外なのは、この店、日本の雑誌で「パリのレストラン」特集なら、かならず紹介されている割に、何度出かけても日本人客がほとんどいない! そんなに不便な場所でもなく、地下鉄の駅から5~6分という近さなのにねぇ。なぜかしら???

シェフはパリに3店のレストラン(トロケが一番ボリューム料理、魚料理っぽい店が1店、廉価版が1店)を持っている上に、毎週土曜日には各地の名物料理を紹介するテレビ番組の主人公でもある人気者。それでも、バイクに乗って店を飛び回って頑張ってる。え~っと、風貌はねピレネー山脈のかわいい若者熊って感じです(ゴメンなさい)。ちょっとコワソーなので、日本人客がひいてしまうのかな、話すとものすごく愛嬌があるのですヨ。

 レストラン側も日本人客は歓迎らしく、なんと「日本語メニュー」まで、作って待っています。まあ、この店はけっこう日替わり状態で料理が変わるので、メニューと言っても普通の紙にうっすらと鉛筆書き…。とはいえ、黒板に読みにくい手書き文字で書かれたフランス語メニューのことを考えれば親切至極。

 今回は夫の食事会に臨時で入れてもらったのですが、その会のメンバー3人ともパリ駐在2回目、十年超(夫ともう一人は20年近い)ですし、私も「食べるフランス語」は問題ないので、せっかくの日本語メニューは必要なかったのですけどね。

 安い、オイシイ、日本人歓迎のこんな店、まだまだ他にもありますので、また紹介しますので、お楽しみに。

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2009年7月16日 (木)

革命記念日の花火

Photo ちょいとボケてる&前の男の子の坊主頭がくっきりで、肝心のエッフェル塔がわかりにくいんですが、革命記念日の夜はエッフェル塔の下で花火が打ち上げられます。

暗くなるのが10時過ぎですから、花火の開始時刻も日本よりはずっと遅めで10時45分から。たった30分間ですが、次々と景気良く大きな花火が上がって、それは見事なものです。特に今年はエッフェル塔120年記念なので、塔の両脇から水平に色とりどりの火花が散るなど、新しい趣向がいっぱい。

パリ市長が「ことしはいつもと違うからお楽しみに」と言ってたのが分かりました。

パリ市内だけでなく、郊外、地方でも花火は打ち上げられますが(夕立のために中止になったところも数ヶ所あったみたい)、エッフェル塔と花火のコラボはここだけ、自宅から歩いて2~3分で眺められるのが我が家の自慢、エッヘンです。

Photo_2いつもは近所の住民が使うだけの道が花火見物の人で、こんなに満員!

ワインのボトルやビールを飲みながらはアリ、ですが、短時間なので、それほどゆっくりする感じではありません。私はウチから近いので、かんたんな椅子とビールを入れた保冷袋を持って出かけました。冷たいビールを飲みながら、ちょいと座っての花火見物、サイコ~です。

当日はエッフェル塔の反対側の公園で、花火大会の前に無料コンサートが開かれ、そちらものぞきに行こうと思ったのですが、交通規制がすごくてセーヌ川の向こう側に渡ることが出来ずに断念。

大好きなベテランロック歌手「ジョニーアリディの生歌が聴きたい」のはあきらめました。ま、その後知人の話ではあんまり盛り上がらなかったとか。

いずれにせよ、革命記念日の夜の主役は花火以外にないのでしょうね。

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2009年7月14日 (火)

今日は革命記念日なので…

7 きょうは7月14日、フランス革命記念日です。フランス人にとっては大切なメモリアル、もちろん国民の祝日となっていてお休み。

朝8時40分からテレビではずっとデフィレ(シャンゼリゼの通りを各地の陸海空軍、外人部隊、外国から招かれた軍隊が行進。戦車から騎馬隊まで、いろいろ)の実況番組が何時間も続きます。

イベント好き(オリンピックとか、ワールドカップ、ウインブルドンなどなど、普段何のスポーツモしないのにねぇ)な夫はもちろん、朝からテレビにかじりつき…。

しかも、我が家のベランダからは空軍のデモンストレーションも眺められるので、今もカメラを三脚に立てて「瞬間」を待っているところ。

アップした写真は今年のものではなく、わたしが撮ったのでヘタクソ=今年は夫が名作をと思っているのでしょうね。

デフィレは午前中一杯続くので、夫に付き合ってテレビを観ている私は食事の準備に手をかけられません。で、昼はシャンペンをあけて、缶詰のフォアグラでカナッペを作り、あとはサラダでおしまい。

 デフィレが終わったら夫は会社に出かけるので、時間もあんまりないのです。十数年つけ続けている「食日記」を見ても、パリに来て以来、7月14日のゴハンはいつも大したことがない(笑)。

フォション(パリの有名食料品店)の夏のバーゲンではかならずフォアグラの缶詰を買うことにしているのは、今日のためなのです。

 さて、そろそろ航空ショーが始まりそうと、夫がリビングから呼んでいます。行かなくちゃ、夫の楽しみに参加するのも妻の仕事です。

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2009年7月12日 (日)

日曜日の昼ご飯はお好み焼き ベトナム風

Photo 関西地方に住んでいる方なら、休日の昼ご飯にお好み焼きを作る、なんてことがあるのでしょうね。

 実はどろりとしたソース(お好みソースとかトンカツソースなど)が好みでない私は、大阪式のお好み焼きは苦手、お店で食べる時はソース抜きで醤油で食べたりします。

そんな私の好物は甘酸っぱいニョクマムのソースで食べるベトナム風お好み焼きのバインセオです。

 生地は専用の粉を買っていますが、これは米の粉がベースになっているみたい、玉子が入っているみたいに見えますが、少量のターメリックで色をつけています。

 ベトナム旅行した時にサイゴンでは店の名前も「バインセオ」という専門店で食べたことも有り、パリのベトナム料理店でもあちこち試した結果、簡単に出来る自己流ができてきました。

 お店では生のもやしを入れますが、私は豚肉ともやし、小エビをさっと炒めて置きます。生地はココナツミルクたっぷりで溶くとさっくりした仕上がりになりますので、フライパンに薄く広げて底に焦げ目が着いたところで炒めた具をのせて二つ折り。

 サラダや香菜をそえて、甘辛酸っぱいタレをかける。

 お好み焼きでゴハンというのも大阪の定番ですが、我が家でもゴハンも添えます。今日はゴハンのために茹でた鳥レバーのナンプラ風味(茹でた鶏レバーにナンプラ、砂糖、レモングラス、カフェライムの葉で味付けする)を添えました。

 ホットプレートを使って食卓で焼きながらだともっとおいしいのだけど、ま、夏場のことでクーラーのない部屋がさらに暑くなるかも、とキッチンで作っちゃいました。実は今日はあまり暑くないので、やっぱり焼きながらの方が美味しかったかも、ザンネン。

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2009年7月11日 (土)

付け合せ自慢 人参のガレット風

Photo きょうのメインはウサギのロースト。マリネしてから焼いたのだけど、マリネ液は蜂蜜、ワイン、そしてホットワイン用のミックススパイス(シナモン、カルダモン、アニス、八角などが混ざっている)を加えました。

 鶏肉みたいにサッパリ、でもチキンよりコクがあって我が家ではウサギは定番の肉です。

でも、お話したいのはウサギではなく付け合せのこと。

写真がヘタクソなのであまり良く見えませんけどねぇ(苦笑)

小さめのズッキーニ、辛くない青唐辛子(日本のしし唐にそっくり)、小玉葱はベーコンとともに肉と一緒にオーブンで焼きました。一緒に焼くとは言え、焼き上がりの時間は微妙に違うので、焼きあがった順に取り出しておくのを忘れずに。ベーコンはウサギの肉に脂を補うためでもありますが、カリカリはおいしいので、焦げる前に取り出して付け合せるのヨ。

で、奥にチラリと見えているのが我が家の最近のブーム、人参のガレット風。

四角いチーズおろしの粗めの部分を使って人参を適当な細切りにしたものに、粉と少量のベーキングパウダーを加えて焼くだけ。粉の量は人参の量と水気に相談して、やっとまとまるくらい。

 コレをバター(またはオリーブオイル、ごま油を使うと韓国料理のチヂミっぽく出来上がる)でこんがりと焼きます。

 あまり強火にしないでゆっくりと加熱すると人参の甘味が引き出されて、ちょっとおやつ感覚?なガレットができちゃう。

 簡単だけどオイシイ、そして今までの人参料理とはガラッと違う、のがウチでの人気の原因かな?

 人参のガレットをたっぷりにソーセージなんかを付け合せて軽食にもなるし。玉子を加えてオムレツ感覚にしても…。

オムレツに摩り下ろした人参を加えて作ったりしていたことから、こんな料理を思いついたのですが、是非みなさんも試してみて!

 レストランみたいに洒落た料理にならないノア流ではありますが、肉料理でも魚料理でもたっぷりの野菜の付けあわせが自慢。これが、おいしくヘルシーな家庭料理の真髄だと信じています。

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2009年7月10日 (金)

シャンペンはお好き? もちろん!

Fauchon_2 見て!私の嬉しそうな顔。

きょうは高級食料品店「フォション」のワイン売り場(ワインバーにもなっています)で、シャンペンの試飲会にお招きを頂いたのです。

試飲するのはポメリー社のシャンペン。

偶然ですが、以前シャンペンの産地、ランスの町を訪ねたときにカーブを見学したのがこの会社でした。

ポメリー社を一躍有名にしたのはポメリー夫人(未亡人でしたが)のルイーズさん。というわけで、この会社では高級シャンペンのラインに彼女の名前をつけて「キュベ ルイーズ」と呼んでいます。

試飲会ではこのキュベルイーズの1999年の白、そしてやはりキュベルイーズの2000年のロゼ、そしてもう一種のロゼシャンペンが供されました。いずれも、シャンペン好きならずとも垂涎のボトルです。

 ポメリー社の方の説明を聞きながらの試飲ですが、普通の試飲会とちがうのは、ほとんど「飲み放題」状態だったこと。

 着席でゆっくりと飲める上に、参加者の人数も少ない(20人くらい)ので、グラスが空になると、すぐにおかわりが注がれました。

 例によって飲みすぎ???ではありますが、こうやって飲むと同じボトルでも開けたてと少し時間が経ってからの味の変化や、同じ種類のシャンペンでもボトルによって微妙に味が違う、など普段は気づかないようなことも理解できましたよ。

 特に最初に飲んだ白など、第一印象は泡にも味にも勢いがあって「男性的?」と感じたのが、あとになると華やかな香りとまろみのある味わいがでてきて、まるで優雅なマダムの雰囲気。

 ロゼシャンペンは普段はゼイタク過ぎて、あまり飲んだことがなく憧ればかりが先行していましたが、生まれて初めて落ち着いて飲めた(苦笑)。

 シャンペンなら何でも飛びつくように大喜び!な私でしたが、やはり上等なものは全然ちがうのね~(恥)

 ま、いずれにしても我が家ではとても買うことの出来るような代物ではありませんけど…。なにしろ白のシャンペンでも1本135ユーロ(15000円くらい)なのですもの。

 試飲会は8時に始まり、終わったのは10時半頃。小さなおつまみが出たもののお腹がペコペコ、しかも普通のレストランはもうラストオーダーの時間。というわけで、家に帰ってパスタを作り、庶民の気分に戻って床に就きました。

 数時間のゼイタクは朝起きてみたら「あれは夢?」みたいな経験でした。

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2009年7月 9日 (木)

イカのリゾット 黒白どっちがお好み?

Photo ちょいと涼しくなったので、きょうは熱々リゾットです。

小さなイカ(以前東京では赤イカと言って売っていましたが、地方でだるまイカというのを見たことも有り、イカの呼び名は難しいです、小さなヤリイカをもうすこしコロリと太らせた感じ)が新鮮で安かったので、買い込み、ついでにイタリア食材店へ。

パリにはイタリアンレストラン(あんまり美味しくない店がほとんど)が沢山あるのに、ちゃんとしたイタリアンの食材を売っている店は数件しかないのが不思議。

 私が出かける店はホンモノばかりが置いてあり、買い物する時はイタリア語で注文します(もちろん、フランス語は通じます…。わたしが懐かしいのでイタリア語で話すだけ)。イカ墨の小袋と前菜用にモルタデッラ(巨大ボローニャソーセージ)を買いました。

  私流のイカ墨リゾットは玉葱、パセリを炒めるときにトマトペーストを加えます。こくすると生臭みが取れて旨味も出る。あとは魚を買ったときにアラで出しを取って冷凍しておいたものを使うこと。イカのうまみが濃くなります。

そして、イカ墨は控えめにね~。お歯黒を笑って楽しめるのは若いときの特権、50歳過ぎたら恥ずかしいだけだもの。

前菜はルーコラをモルタデッラで巻いて簡単に。イカ墨リゾットを組み合わせたライトな昼ごはんです。

夫はイカ墨リゾットが大好きですが、私としては本当は白いリゾットが好み。

Photo_2 女性同士のランチには彩りも黒いよりはこんなほうがカワイイでしょ。

イカだけでなく、カニ(缶詰です)、ズッキーニも加えました。

イカ墨リゾットはオリーブオイルだけで作りましたが、この場合は仕上げにバターか生クリームを加えるとまろやかな味わいになります。

 ただし、魚介類のリゾット(パスタ)にはチーズを使わないのが本格イタリアン道ですよ。パリのレストランではそんなこと気にせずにチーズ入りの海老リゾットとかが多いけれど、そのあたりはイタリア流にこだわりたい私なのです。

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2009年7月 8日 (水)

外でも ベトナム料理

Photo おかげさまで、パリのものすごい暑さは少しおさまりました。

夏のバーゲンも後半戦って感じでしょうか。第二弾、第三弾の値下げを謳っています。ちなみに私はバーゲンに興味ナシ、夫に「せっかくだからデパートでも行って来たら?」などと言われるほど。ま、パリに来た当初はそれなりにショッピングを楽しんでいたのですけどね。

そして、フランス人はヴァカンスへ!毎日のテレビのニュースでも観光地へ向かう交通渋滞情報が伝えられています。さすが年間5週間の休みが義務(日本では権利、ってかんじですが…)になっている国で、夏休み渋滞も長いのです。

そんな中でも働き虫の夫がいる我が家ではヴァカンスの計画など無い!せめてパリの街でちょっとだけリゾート気分を味わおうとしているところです。

その手始め、にテラスのあるベトナム料理店でランチをしました。普段の夫は外のテラス席が嫌いで「わざわざ排気ガスを吸いながら、ホコリっぽい場所でメシを食う気になるなんて」と繰り返すのですが、どこへも連れて行ってもらえないオクサンがかわいそうになったのか、今日は彼が外の席を選びました。

 我が家のお気に入りのベトナム料理の店は味は良いけれど昼間でも薄暗い店内でテラスはなし。これまた、現地ベトナムっぽくはあるのですけどねえ。

 さて、今日の店は味もなかなか、値段はぐっと安めの人気店です。

テーブルにあるのはネム(ライスペーパーの揚げ春巻き)その奥は炭火焼の肉団子、せいろの中はバンコン(巨大蒸しギョウザっぽい)。春巻きも肉団子も大量のレタスと香菜、ミント、肉団子は生春巻きの皮が添えてあり(添えもの、というより野菜が主役みたい)、大根と人参の甘酢なども一緒に「巻き巻き」して食べます。

 ビストロでフレンチの昼ごはんを食べると「高カロリー、超ボリューム」で夕食までお腹が空かなかったりしますが、ベトナム料理はヘルシーですね。ゆっくりとロゼワインを飲みながら楽しんでも食べすぎの心配はありません。

Photo_2 もう一軒、わたしが中華街に買出しの時(アジア食材、日本のビールなどが品揃え豊富で激安)に立ち寄るのがフォー(ベトナムの汁ビーフン)の専門店です。この店の特製フォーは生と煮込んだ2種の牛肉、魚団子、牛モツ各種の具がたっぷり。これまたたっぷりの生野菜(モヤシ、ハーブ、玉葱など)が添えてありレモンをたっぷり絞って食べるとおいしい、ヘルシーな昼ごはんになります。

と、ベトナム料理が大好き!な私ですが、それでも食べたくなるのは夏だけで、冬になると忘れたように遠ざかってしまうですよ。おそらく、ハーブなどが身体を冷やしてくれる効果があるのでしょうね。やっぱり暑い国の料理は夏食べるのがおいしいのです。

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2009年7月 7日 (火)

もっと簡単 イチジクで前菜

Photo 季節の果物を食事のメニューに取り入れましょう、の続きです。

フルーツで前菜というと「生ハムメロン」が一番有名ですが、メロンを使った前菜は以前、「チョリソと胡桃入り、メロンのスープ」をご紹介しましたね。

生ハムにはイチジクを合わせるのも、特にハムが塩辛かったりした時には美味しいものです。そして、もっとおいしいのは熟成がしっかりしていて、しかもあまり固くないサラミとイチジク。イチジクのとろりとした甘味がサラミのこってり味に合うの。

 昨日は月曜日=マルシェの無い日、そして多くの 食料品店はお休みだし、メインの肉は買ってあるし、ということで買い物しない日に決めました。

 で、前菜は何にしよう?ということで、結論は「イチジクとカリカリベーコン」になりました。ベーコンの薄切りをフライパン(油などは使わずに)で、弱火でじっくりと焼きます。余計な脂をとるためにペーパータオルの上で冷まします。

 ちょうどよく熟した(この場合、熟しすぎは絶対NG、むしろ固めの方が…)イチジクの皮をむいたものと皿に盛り、上等のバルサミコをかけまわします。

 生ハムやサラミとは違って、やわらかいフルーツとカリカリベーコンの食感の違いが面白く、味わいは意外とさっぱり。ベーコンは買い置きできるし、生ハムやサラミより安いし、これは新発見!の前菜になりました。

Photo_2

メインは赤身肉のエシャレットステーキ。エシャレットのみじん切りをバターでゆっくりと炒めたものをステーキに乗せただけ。しっかりと火の入ったエシャレットは炒め玉葱よりさらに甘味と旨味がしっかりで、肉との相性は抜群。フランスのカフェごはんの超定番ですが、材料を選んでウチで作ると、ずっとおいしく出来るんです。

カフェなら山盛りのフライドポテトを添えるところですが(そして、フランス人はフライドポテトにマヨネーズっぽいソースをたっぷり付けて食べる!すごい高カロリー)、実は昨日の昼ごはんに夏野菜の精進揚げを作ったので、揚げ物が続くのは困る。輪切りにしたジャガイモにオリーブオイルを少量かけてオーブン焼きにしたものを別に添えました。

 定番の山盛りサラダ、チーズ、赤ワインは久しぶりに買ったキャンティレゼルヴァで、週の初めの晩ごはんでした。

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2009年7月 4日 (土)

季節のフルーツを料理に使って  鴨のロースト

Photo 鴨の料理の超古典版に「オレンジソース」がありますが、今日は今が旬のサクランボを合わせてみました。

 最近日本のさくらんぼみたいな黄色っぽい「ナポレオン」種も見かけるようになりましたが、こちらのサクランボの基本はダークレッドのもの。果肉がしっかりしています。

ところで、鴨の胸肉のローストは以前に書いたように、我が家は「塩パイ包み」方式でレアっぽく焼きます。小麦粉に2/3量くらいの塩を加え、玉子と水でこねたもので肉を包んでローストするのですが、こうすると全体がバラ色にやわらかく火が通るのです。

 さて、ソースはチェリーをポルト酒で煮たものに、冷蔵庫のオレンジピールを細切りにして加えました。このまま、アイスクリームにかければデザート、ヨーグルトといっしょにヘルシーおやつになるので、たっぷりと作り置きです。最後に濃い赤い色のシロップが残ったら牛乳に混ぜて飲むのもオイシイー。

 スライスした鴨肉は塩パイの効果でしっかりと塩味がついているので、甘いソースとの組み合わせが丁度よい感じ。黒胡椒も挽きたてをかけて…。

(ちなみに後ろの付け合せは薄切りのズッキーニのチーズ焼き)

 実は子供の頃は料理に果物が入るのが苦手だったのです。酢豚にパイナップルとかポークソテーにブドウのソースとか、せっかく母が腕をふるってくれたのですから「嫌い!」とは言えないものの、おかずなのに甘酸っぱいというのがね~。

 ところが、大人になったら味覚が変化したのか、肉や魚にフルーツは相性だな、と思うように…。

 時々(特に男性に多い気がします)「料理に果物が入っているのはイヤ」という方がいらっしゃいますが、甘いものが嫌い=大人、なのでなく味覚がまだ子供なのかもね。と、自分の経験で勝手に言っているわけですが。

 肉だけでなくシーフードとフルーツの取り合わせも新鮮な味覚です。今は杏や桃もシーズンですから、海老やイカをさっと揚げたものと炒め合せて(ちょっぴりナンプラー味で)もおいしいですよ。

 お食後やおやつだけでなく、もっとフルーツを料理に使いましょうよ。暑い夏は料理を作るのも大変だし、献立もマンネリになり勝ち。新しいメニューに挑戦して頑張りましょう!(クーラーがあれば関係ない、ってわけでもないでしょ?)

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2009年7月 3日 (金)

冷え冷えラタトィユ 我が家の超定番です

Photo 毎日同じことの繰り返しでスミマセン、が暑いです、クーラーが欲しいです。

 夫のオフィスにも冷房がない、で一日仕事をして帰るとグッタリ(暑さだけでなく、トシのせいもあるでしょうけれど…)

帰宅すると、まず冷たいジントニック(たっぷりとライムを絞って加える)で、元気をつけて夕食ですが、さらにヒンヤリな前菜で食欲を刺激しましょう。

 そんな時の我が家の定番は冷たいラタトィユ、前日か朝のうちに作って冷蔵庫で冷やしておくわけで、作り手の私も食事の支度に大汗をかくこともない、ラクラク前菜。

材料の野菜はもちろん有機栽培のおいしいものを選びます、なんていっても野菜の味だけが「勝負」のひと皿ですものね。いつもの安くておいしい八百屋のあるマルシェは遠くて、この暑さでは出かけるのも少々おっくうですが、大事な夫の健康を思えば(実は自分がおいしく食べたいからかも??)頑張って買い物にも出かけちゃう。

 ラタトィユは要は夏野菜のごった煮ですから、作り方は簡単ですが、野菜(ナス、ズッキーニ、トマト、パプリカピーマン)を別々に炒める(ピーマンはおなじみオーブンで焼いてから皮をむく)のがノア流。ちょっとの手間でずっとおいしく出来るの。

 盛りつける皿も冷蔵庫で冷やしておき、ラタトィユと一緒にゆで卵(玉子とラタトィユって相性が良いです。アツアツを食べる時は目玉焼きを乗せても、オムレツにかけてもおいしい)、そしてベランダのバジリコも乗せて。

 今年は天気が良いせいか、ベランダの鉢植えのバジリコがとっても元気、どんどん使わないと増えすぎちゃいそうですからね。

 昨日は和食ゴハンでさっぱりだったので、今日のメインは牛肉の薄切りステーキでチーズ衣焼きにしました。サラダもたっぷりと添えて、ボリューム、健康(カロリーは高めだけど)夏ゴハンになりました。

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2009年7月 1日 (水)

夏だから ベトナムごはん

Photo 日本では沖縄は梅雨明けしたものの、他の地方では大雨の災害があったり、東京も雨が降っているのでしょうか。

パリはず~っと良い天気だけど、そのかわり連日30度越しの真夏日状態。(昨日も書きましたが、そんな暑さの中で我が家はクーラーもナシ!)

で、暑いときは暑い地方の料理が一番、とベトナム風のごはんにしました。

親指よりはちょっと小さい位のミニサイズの春巻きは香菜、ミントと一緒にレタスで包んで。生春巻きは私流でビーフンを入れずに茹でもやしたっぷり(中身がたっぷりすぎて1本は皮が破けました…クスン)

 そして、帆立の貝殻に入っているのはカニの甲羅焼き、やどかりバージョンです。本当はカニの甲羅に入れて焼くわけですが、今日はカニ缶をつかったので、ホタテに「おウチを借りた」というわけ。

 行きつけのベトナム料理店で、かならず注文するメニューを(作り方を教わったわけではないけれど)真似してみました。

 カニの身にパン粉と玉子、カニ缶の汁、そしてエシャロットのみじん切り、生姜汁、香菜と青ネギの刻んだものを加えてこねてから、オーブンで焼いたもの。

 レストランと近い味に仕上がって満足!

 生春巻きは味噌ダレ、が決まりですが、昨日は中にナンプラーでしっかりと味をつけた人参と蒸し鶏をいれたので、そのままでおいしい。

 揚げ春巻きのタレはナンプラ、レモン汁、砂糖、におろしニンニク。本当は赤唐辛子を入れたいのだけど「辛いのは苦手」な夫のために赤ピーマンを細く切って加えました。(私は辛いタレで…。そのほうが美味しいものね~)

 不思議なもので、冬の寒い日にはベトナム料理を食べる気になりません。ミントや香菜、アジア式バジリコなどは身体を冷やす効果があるのかしら。

 まだ、7月に入ったところ、このまま暑いひが続くとベトナム料理の回数が増えそうです。

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